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2011年3月31日木曜日

一般人の被災 公務員の被災

できることなら、同じ被災をされた方々で、一般の仕事をされている人と公務員の人とで、義援金や税金を使って人間的な生活をやり直せるであろう「戻る位置」に差がないことを望みます。

公務員の人は職場が流されようが壊れようが、もっと現実的なことを言うなら国家運営を見誤り続けたこれまでの収支では間違いなく倒産してしまう環境であろうがなかろうが、そんなことは関係なく、立派な給与や年金(恩給)をもらい続けることが出来ます。それらは国民の税金と国民が背負う借金が使われます。

一般の人は職場が流されたり壊れたりしてしまえば、仕事は目先オシマイです。
基本的に自力で再建などしていかなければなりません。

世の先進諸国でも公務員の厚遇は問題になっています。
どこかの国の特権階級と同レベルで語る人もいます。


公務員たたきをしているのではありません。
現実的な問題として、被災で職場や会社を失った公務員の方々は国民の税金や借金で今月の給与も当たり前に支払われ、一般の人は善意の支援以外は何も無いでは・・・ 
その差は一体何なのだろうと思うのです。


どこでだれがどのくらいの被災を受け、どう困っているのかを把握するのはとても難しいようです。
避難するときに記帳してから避難している訳ではありませんから。

それでも、できることなら
被災をされた方々が平等に、元立っていた位置に、僅かでも戻れたらと思います。
お金では戻せないことが沢山あるでしょうから、せめてそのくらいはと思います。


私の姉は県立高校の教師で、義兄は県立高校の校長です。
身内に公務員がいますし、多くの苦労話も聞いています。
ですから、よくある公務員叩きという偏った意見として言うのではなく、客観的な意見として思っているのです。


私の父が仕事を始めたころ昭和30年少し前くらいでしょうか、そのころは公務員というのは一般企業に比べ酷く薄給で、なり手がいなかったと聞かされていました。高度経済成長の真っただ中だったため、優秀な人材はこぞって一般企業に入っていったからではないでしょうか。
でも、だからこそ国力がついたのだとおもいます。。
私はそれこそ戦後の奇跡的な復興を遂げた原理の一つだったと思っています。

昔子供に将来の夢を聞くと「プロ野球選手」や「飛行機の操縦士」などと言ったものですが、今は子供に将来の夢を聞くと「官僚」や「公務員」と答えると聞きます。

公務員になるほうが一般企業に勤めるより安心で安泰な国家の行く末は・・・と思うのです。



被災者の救済、これからの復興においては、できることなら、差があってほしくないと思っています。

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