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2011年3月14日月曜日

大人の客観性

この震災を受けて仕事が休みになることを喜んでいたり、仕事が休みにならないことに腹を立てるというアホな人がいますが、ハッキリ言って変です。思考を疑います。
過剰な経済活動の自粛は、むしろ状況を悪化させるのではないでしょうか。

学生ならいざしらず、世で役割を持つ社会人として社会奉仕もしているでしょう、税金も払っているでしょう、でも同時に社会から多大な恩恵も受けているものです。
子供がいるひとなど分かりやすいですね、子供手当もらってます。
110番すれば警察が来てくれます。119番でもそうです。
皆が子供みたいになって「ワーイ休みだ」となったら、それこそ問答無用で停電ですからテレビ観られませんし、パソコンつきませんし、外に出ても店やってません。


救援活動に参加している自衛隊や警察などは税金でつくられています。
また命綱の情報源になっているメディアもお金の循環がなければ、その存在はなくなるでしょう。
極端に言えば、震災を受けなかった西日本でも経済活動の自粛が当たり前になって、税収が著しく減ってしまうというようなことがあれば、今後の国家運営が輪をかけて悪化するかもしれません。

現地まで行って直接手を貸せる人は別ですが、ほとんど物的被害を受けなかった私たちがやるべきことは、しっかり生活して(税金を払うことにつながる行為)、余力があれば寄付をする、ということではないでしょうか。

午前中にドクターたちにも電話を掛けました。
停電が怖いからオペは中止だね、半分の患者さんがキャンセルになったよ、などといいながらも、休んでいる先生はいません。
宅急便だって来ます。
道路も渋滞しているのは行楽渋滞ではありません。

トヨタなど一部の企業の一部の部門が稼働停止しているだけです。


皆頑張っています。

何かと自粛気分になり、家でゴロゴロしたりしていることが清いことではないと思います。

やれることは、出来るだけ全部やりましょうと、そう思います。

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