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2011年5月6日金曜日

e.max ロング



e.maxのロングのインゴットでショットしたものです。

以前のシステム、といっても10年単位の昔ですが、そのころに比べて現在のシステムはとても安定しています。一部のラボなどでMODの適合が出ない等の話は聞きますが、全体としてはかなりの安心感があると思います。
昔はプログラム通り作業を進めても埋没材にヒビが入ったり完全に割れてしまったり、なめられたり、全く入らないなどとトラブルが結構ありましたが、現在では全くと言っていいほどありません。
以前はインゴットをダブルでショットするときは、かなりの覚悟が必要だったものですが、今は特に心配することもなく進められます。

e.maxシステムでは3歯以上のブリッジは出来ないといいながらも、その強度、完全遮光のインゴットの存在、接着性、などを有していて実際の臨床ではその応用範囲はとても広く、ラミネートべニア、インレー、アンレー、クラウン、審美セラミックと、オールセラミックは基本的に全てe.maxで対応し、ブリッジなどの強度的に選択の余地が無い場合のみにジルコニア・セラミックを使用するというので良いのではないかと思うところもあります。


【製作 DT野口】

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