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2012年10月24日水曜日

ラボ ソニックカッター

先日デュアルフォーマーのデモをやっていただきました。  こちら

デュアルフォーマーの能力は流石のものがありましたが、見事に適合した3mmのハードをカットするとなると相当な労力が必要になります。



(実際の弊社での臨床ケースでは1.5~2.0mmのハードを多用しているので、3mmとなると少々現実離れしている厚みではありますが。。。)

そこで、先日の大栄歯科産業さんの計らいで、世界のナカニシの「LABO SONIC CUTTER」を借りることが出来ました。【技工用超音波カッター】


こちら本体で、強弱が調整可能です


こちらがカッターの刃部分 3mmのハードを2枚カットしていきます

スプリント材の厚みを実測したところ
 
 
キッチリと3mmあり、ハサミでのカットは不可能ですし、カーバイト、ジスクなどによるカットも、3mmのハードとなると至難の業です。
ラボソニックカッターは、石膏、プラスチック、ワックス、印象材、ゴム等をスムーズにカットできるという商品ということなので、実際に試させていただき動画で撮影してみました。
 
3mmハードをカットしている動画です【音が出ます】
 
 

カットし終わったもの

3mmハードを2枚カットした後の刃先の状態



超音波カッターではありますが刃先にはいくらか熱が出るようで、カットしているスプリント材からは煙が出ます。が、スプリント材に触れてみると、ほとんど熱さは感じません。
刃先は熱いようですが、スプリント材には伝わらないようです。

しかし、2枚目の途中あたりからはハンドピースが熱くなってしまい、作業が続けられなくなるほどでした。個体差かはわかりません。

連続使用の際は注意が必要かもしれないと思いました。


それでも、これまでにも似たような超音波カッターは使ったことがありましたが、ナカニシ製品のような切れ味は一度も味わったことがありませんでした。

同じ名の商品でも、流石に世界のナカニシでした。

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