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2013年3月28日木曜日

サージガイドから個人トレー

サージガイドに準じた埋入が行われ、イミディエート・ローディングでTEKで一定期間を経過したあと最終補綴のためにファイナル印象をしますが、ファイナル印象に使うトレー製作用の模型を得るためにTEKを外してスナップ印象を採るというのも、かなりの手間でもあり患者さんへの負担も大きいものです。

そこで、サージガイドを利用してトレーを製作します。


サージガイドにヘビーボディのシリコンを圧入



ここから削りすぎることの無いよう注意しながら
余分なところを整えていきます
 
 
 
最終印象で出来た模型のインプラント・ポジションの微調整のために
メタルフレームにレジンで固定することをしていますが、
これも言ってしまえば、かなりの手間ですし患者さんの負担も増えます。
 
そこで、ファイナル印象のときに、メタルフレームを作っておき
ファイナル印象のためのインプレッションコーピングをフレームにレジンで
連結してしまえば良いのでは?ということで
現在作業進行中です。
 
 
 
 
来月のはじめに、ファイナル印象に立ち会ってきます。







2013年3月27日水曜日

夜の訪問者

ここ数か月でしょうか。

サヤカでは夜になるとオカリナの音色が響きます。

耳に障ると思う人もいるかもしれませんが、私には癒しに聞こえます。

今回初めてCDに合わせています。


音が出ます
 
出来ればヘッドフォンで聞いてみてください

2013年3月25日月曜日

週末のことなど

土曜日は9時半頃に家を出発し、大阪へ向かいました。

重村先生のラボへ15時に伺うと約束したので、その時間に間に合うようにしました。





夕方からは新大阪で臨床相談会に出席し、その後夕食を採ってからホテルに戻り、翌日のPWPの整理をして、中島京子の「小さいおうち」を睡眠導入剤代わりに読んで、それでも3時前には電気を消しましたが、近ごろわけあって結局5時半過ぎくらいに寝付いたと思います。 

寝際では携帯の目覚ましを7時にセットし、マナーモードになっていないことを確認。念のためということで7時、7時10分、20分30分と、4セットの時間差とスヌーズ機能をONにして目覚ましをセットし、目覚ましの「音」は一番やかましい「黒電話」とくれば完璧です。


朝。。。その黒電話の音で目が覚めました。

「ん~一回目のアラームか・・・ ということは7時だな」と思って念のため携帯を確認すると、なんとセミナーの先生からの着信ではありませんか!


「あぁ小林君? 何してんの?」

「は?」

「まだ来ないのかな?」

「へ?」

と、時計を見ると9時半を過ぎていました。。。   朝食抜き決定
4回のアラームをスルーしていたようです。

さて、そのセミナーですが。
最近はセミナーの内容も実技入りになったりと何かと熱が入り、17時までの予定が近ごろではいつも18時ころまでかかります。
そういうわけで新幹線に乗って家に戻れたのが22時半過ぎになり、気晴らしにフラッと車で出掛けようかと思っていましたが、体が動かず諦めました。


今日(月曜)は午後から歯科医院へ、シェードとモールドの立ち会いに伺ってきました。





左上の2番が内則転位していて、ハーフポンティックで前に出してみました。
ワックスは松風の歯冠色ワックスです。

明日は午後から恒例の咬み合わせ臨床実習。
途中、他院での顎誘導の患者さんがいらっしゃるということで、一時抜け出してそちらにも立会い。






 

2013年3月24日日曜日

重村宏先生のラボへ Jプロッソ

Jプロッソへは、もう3、4回伺っていますが、なぜかいつも道に迷ってしまいます。。。
 
東京駅でお土産を買っていきましたが、氏の話し上手聞き上手の会話にグイグイ引き込まれ、かなり突っ込んだ話をさせていただくうちに、すっかりお土産のことを忘れてしまい、悲しいことに今も私の手元にありますw
 
 
いまさら持っていけません!
大変失礼しましたっ!


 
 

 


 

2013年3月23日土曜日

明日、明後日と大阪へ

明日は朝から出発して大阪入りします。

まずは15時を目指して重村宏先生のラボへ伺って、実際の臨床ケースを見ていただき適正骨関節隙の見識を深められたらと思っています。

夕方からは新大阪で催される臨床相談会に参加します。
こちらは18時から21時までの予定。

翌日の日曜日は9時から18時まで咬み合わせセミナーに参加してきます。





2013年3月22日金曜日

超音波洗浄機 修理

先日十年ぶりくらいに超音波洗浄機が壊れました。

修理に出そうと思って見積もりをお願いしたところ、全く同じものを新たに買うより修理の場合は1万ほど高いですよ?という見積書と、新品の価格表を持ってきてくれました。。。




 ま、それはいいのですが・・・

このブログの右に最近のアクセスの多い記事ベスト3が載ってますよね?
昨年の「さいたまシティマラソン完走」が一位ですw   こちら

実はそのさいたまシティマラソンは、今週末の24日に催されます。
会社の前にも立て看板で交通規制などの注意書きがされています。
私は23日から大阪入りして土曜日曜とセミナーに参加することになっているので、今年は残念ながら【?】マラソンに出場することはできませんでしたが、また今年も多くの人たちが参加して大盛況なのだろうと思います。



さいたまシティマラソン系でアクセスさしていただいた方々、頑張ってください。
ラストのアンダーパスを抜けてからの1kmが辛いですが、あのアンダーパスは最高に気分が良いです。

2013年3月20日水曜日

顎関節のCT撮影はGCの広田さんが上手いです

今日は夕方から浦和の歯科医院へ行き、戸田中央病院で立ち会ったCT画像データを預かってきました。

ファンビームの画像の迫力は凄いです。見ただけで圧倒されました。
機会があったらそこらへんのところも少し紹介したいと思います。

そのあと、近くの他院でのCT撮影にも技工士のハンズフリーでおなじみの弊社スタッフ佐野と伺い、撮影条件の設定などを担当させていただきました。
先日CT画像からの顎誘導をした患者さんが、どのように偏位したかという確認のCT撮影1名と、新規の患者さんのCT撮影が3名でした。

CT画像による骨関節隙の計測は、顎関節の形状や歯牙の状態などなどから、何がどうしてどうなった?という想像も出来たりしてなかなか面白いものです。

計測による数値だけで判断するとかえって見落とすことも多く、また、数値が壁になって適切な判断が出来ないこともあるということを分かってさえいれば、多くの治療の指標の一つにするべきだろうと感じます。






 
 
そうそう、GCの広田さんんですが、初めのころはプランメカの取説に顎関節の撮影マニュアルがないということもあり、また、そもそも求められないという内容でもあるためか、、顎関節を希望通りに撮影できずにいました。なんとか撮れた画像も微妙に欠けていたり、中心で撮れていなかったりと悪戦苦闘していました。
 
それが、昨日の広田さんは違っていました。
全てが完璧になっていたのです。
 
なんで? どうしたの?? と聞くと・・・
「独りシェーデルをCTに置いて、会社で特訓してきました」
 
いやぁ、かっこいいですね。
「出来ない」を偉そうに言う人の方が圧倒的に多い世の中で、こういう人に会うと最高に気持ちいいです。
 
セッティングをしている広田さん


 

2013年3月19日火曜日

週末のアレコレ

金曜日は患者さんと戸田の中央病院へ行き、顎関節のCT撮影に立ち会ってきました。

レントゲン技師さんにどの平面を基準に、どの範囲を、どういう形でデータにして欲しいということを明確に伝えるためです。

戸田中央病院のCT撮影に関する制御室のような部屋に入れていただき、実際の撮影状況なども見せていただきながら立ち会うことができました。

明日の夕方にはデータが私の手元に届くことになっています。 楽しみです。



土曜日は午前中から技工士学校の評議委員会に出席していましたが、午後からは噛み合せ臨床実習があったので浦和の歯科医院へ直行しました。

そのまま夕方の診療終了までいましたが、19:00からは浦和駅のパルコ10階で日大歯学部の桜風会のセミナーがあるということで、そちらに移動しました。 電車で一駅です。

当初15名来ればなどといっていましたが、当日は20名以上の先生方が集まり、立ち見寸前のところだったようです。

講演内容は、CT撮影が容易になった現在において、インプラント関連以外でもCTをどんな風に活用できるか?というようなものでした。私個人としてもタイムリーな話題でもあったため、とても面白かったです。



浦和の歯科医院では診療が終わった夕方から、関東以北の先生方が集まっての「噛み合わせ臨床相談会」が行われていて、そちらも私は参加という約束だったため、パルコのセミナーは途中対座させていただき、浦和の歯科医院へ戻りました。。。


こちらは結局21:00ちょい前くらいまで盛り上がり、最後は京都からいらした越久村先生らと指扇で食事をし、帰路につきました。


翌日の日曜日は、朝9:00から池袋で噛み合わせセミナーへの参加です。

いつも通りの17:00までの予定でしたが、実習がまたまた盛り上がってしまい、結局18:00まで会場にいました。

づがれまじだ。


大宮の先生から
「この骨隆起、凄いんですよねぇ」と見せていただきました。






明日は夕方の18:30から浦和の歯科医院で顎関節撮影の立ち会い(フェイスボゥ採得)が3名と、先日アプライアンスをセットして具合が良いという患者さんの偏位後のCT撮影の計4名の立ち会いです。












2013年3月14日木曜日

ハンズフリー  技工士編

手が離せないときの電話は、手を離さなければ可能ということで。。。
 
 
 
 
 
 
こちら、詳細を追った動画です
 
お楽しみください(音が出ます)

イミディエート  準備  その2

先日の準備したイミディエートの立会いに行ってきました。 準備の様子は こちら

といっても、その立会いをしたのは先週の金曜日のことです。

準備完了
 


インプラント埋入後オステルで埋入状態を確認し、問題ない部位への固定をします
 
インプラント部にテンポラリーシリンダーを固定し、その上からTEKをあてはめます

おおよそのバイトを確認しながら、プロテンプで固定していきます
 
全体にレジンがまわっている必要はありませんが
シリンダーが確実に固定されている必要があります


 
 
 
 
プロテンプで仮固定されたシリンダーを確実に固定するところからラボワークは始まります。
 
スカート【床】の部分を可及的に削ったり、段差を移行的にし、ある程度形になってきたら、一度粘膜面をウォッシュすると同時にバイトの再確認をします。
 
第一小臼歯までの接触にとどめておき、あとは黙々と仕上げに向かって進みます。
 
 
 
 


2013年3月13日水曜日

ウェルデンツ  その2

少し落ち着いていた金属相場が、為替の煽りを受けて乱舞しているようです。
今後も世のなかの方向は変わらないでしょうから、歯科材料のあり方は今後もしばらくは模索し続けるのだろうと想像します。

そのリスクは誰が追うのか? 患者です。 などという歯の浮くようなセリフも、現実がかき消すのかもしれません。

誰かに確認したわけではありませんが、今の時期は材料商の売り上げが高いのではないかと思っています。出遅れたラボたちが、先行きの不安を払拭するかのように、新たな取り組みをするために新しい器材などを購入していたりするのではないかと思っています。

昨年の世界のスキャナー売上は日本が一位ということからも伺えます。


そんな中。
先日弊社の野崎が学んできたウェルデンツを試しに作ってみました。
基本的に咬合面材料としては向いていないということは承知しながらも、暫間的な顎誘導の体験用装置として、どの程度のことが期待できるのか?の実験です。








全顎の1ケースやった程度でのことですが。。。

臼歯部の厚みは1㎜~0㎜で、あえて穴の開いているところもあります。
前歯部は臼歯を挙上した分だけの隙間です。0.5㎜前後です。

結果ですが。

【適合】
条件も悪いことは承知ですが、適合は前歯部に1㎜程度浮きが出ました。
高膨張石膏でどこまで寄れるか?ってところでしょうか。

【維持力】
かなりな低位咬合のため、アンダーカットは充分稼げませんでしたが、ウェルデンツの良いところが発揮され、何を食べても外れませんし、外すときも容易に外せます。

【全体強度】
強いブラキシズム、クレンチング、TCHというの悪条件のなか、3日目に前歯部の細いところから折れました。当然と言えば当然、補強もなしに良くもったものです。

【咬合面強度】
前述の強いブラキシズムもそうですし、食べものを咀嚼していると、やはり咬合面はあっという間にヘタれます。だからといって使えなくなるというのではなく、ただただ、ヘタれてボソボソになり線維が出てくる感じです。


JPIのようなピンポイントへの顎誘導装置としては使えそうにありませんが、平面補正、左右差補正、臼歯挙上などを体験してもらうための暫間的な装置としては、良い感じで使えるのでは?と感じています。 患者によっては装着日数に気を付けないといけないかもしれませんが。

ここまでは実験で、被験者は私でした。









というわけで、早速臨床でもやってみました。
その場でビスケットなどを食べてももらった感触は全く問題のないものでした。
夜は外してもらうことになっています。

後日追記するかもしれません。

2013年3月12日火曜日

イミディエート  その6

先週の木曜日の「イミディエート 準備」とは別のケースで、先月に書いていた「イミディエート その5」からの続きです。

上下の位置関係、審美的要件などが、確実に目に見えてきたということで、今回はイミディエートからTEKとして使っている装着物を利用し、ファイナルの模型を咬合器装着してきました。

患者さんの口腔内の装着物を預かり、それを模型に着けてマウントするということで、医院での作業になりました。

模型をスピリットキャストで製作しておきます
 
スピリットキャストにする理由は、ジェニオンが模型の高さを許さないからです

バイトを採り、衛生士さんにTEKを外してもらっているところです

外したTEKを模型に装着し、バイトに従って咬合器に装着します

勝手知ったるラボでの作業と異なり、何かと微妙な不便を感じながらの作業です。。。 
火力、エアー圧、石膏の種類、その他の材料などなど

レジンモックアップ製作の基にするため、TEKをシリコンで採っておきます
 
 
 


コアをベースに、レジンモックアップ完成

次回のアポインントで、このモックアップで最終形態を決定し
位置確認のコアを採り、ジルコニアセラミックのファイナルへ向けて作業します


ジルコニア・デザインは、第二大臼歯はフルカウントゥアーのジルコニア、
それ以外はフェイシングにしようかと考えています
 
 


2013年3月7日木曜日

Heraeus cara

日中の日向はジワッと暖かくなってきました。

そんな今日この頃、ヘレウスの勝負システムを紹介していただきました。

ジルコニアとコバルトの、昨今ありがちな見本ですが
(写真がハイキーですみません)
 
 コバルトは積層タイプということで、他社との差別化を図っています
中空など設計の自由度が高いとのことです

 これ自体の実用性云々ではなく、あくまでも設計の自由度


 
製作費は一本あたり6,000円だそうです
 
国内での製造ではありません

詳しくは こちら
 
 
コバルトの利用方法というと私なりに試してみたいこともあるので、「こんな感じのモノって出来ますか?」と質問を投げかけて、今日のトコロは終わりになりました。
 
後日談があるかどうかは、分かりません。
 
 

徒然に

昨日は咬み合わせ臨床実習ということで、午後から浦和の歯科医院へいっていました。

今日は顎誘導のシェル材を、自分を被験者にして検証していました。
後日レポするかもしれません。

明日は技工士学校の卒業式・謝恩会で、午後から出かけます。

週末は患者さん向けのインプラント説明会に参加します。


そういえば!
今日の午後、青山の田中先生から電話があり、以前のようなセミナーを年内に行うという連絡をいただきました。

こちらは後日あらためて書きます。


週末は田中先生の御膝元の下北沢へ次女とデートに出掛けてきました。
以前に田中先生に連れて行っていただいたイタリア料理店

TVで何度か紹介されているというお店





 本は秀吉と南北朝の太平記を、睡眠導入剤として交互に読んでいます。
さすがに秀吉は読みやすく4巻目と、三馬身ほどリードしています。


 

2013年3月5日火曜日

イミディエ―ト  準備




 こちら、ラジオグラフィックガイドを製作した模型です


これはラジオグラフィックガイドを即時加重用のTEKに改造したものです

ラジグラは全ての厚みを3ミリ程度にして作られているため
薄くすることに時間を費やします
 
薄くした後にピンクを盛り付けます
 
こちら、サージカルテンプレートです
このガイド通り埋入されることを前提に
TEKを加工します

埋入予定の部分をガイドに従ってマーキングし
 
 
マークの中心に
レディキャスティングワックスを小さくして乗せます
 
 
そこに、先ほどのTEKを押し付けると・・・
 
 
 
埋入ポジションがTEKの内面に移されます
 
 
そして、マルチであればテンポラリーシリンダーを
マーク部に埋めることを想定して
TEKを調整して・・・
 
 
準備完了です