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2013年4月20日土曜日

ノーベルバイオケア 幕張プラントの皆様

幕張プラントの皆様にはいつも無理を言ってしまい、大変申し訳なく思っています。

CAD/CAMというと、どうしても機械が作るというイメージが先行してしまいますが、実際に先生や患者さんの要望を幾重にも受けてCADに携わると、その先のCAMを担当される方々との連係を強く感じます。

現場サイドの我々なりに「こうあってほしい」と要望しても、幕張プラントに居並ぶ本物のプロたちに「それは出来ません」とハッキリ言ってもらったときの爽快感といったらありません。

常に我々の要望に全力で応えようとしてくれる裏返しの、紛れもなく我々のために言っている「それは出来ません」と分かるからです。何を守り何を犠牲にするかのギリギリのせめぎ合いでは、曖昧な対応こそが相手に不利益をもたらすものだろうと、分かっているプロの対応です。


今回も以前のケースと同じ問題にぶつかってしまい、いつも高級なネクタイをしているノーベルの山本さんに間に入ってもらいながら、幕張プラントの方々に無理を言ってしまいました。

 
最近ではジルコニア・フルカウントゥアーのオーダーも増え、
第一大臼歯の遠心部からは窓開けをしていません。
 
そのため、アーチの径も必然的に長くなります。
 
 
 
 
 
ALL-on-4といっても、4本インプラントの後方傾斜埋入においては、後方のインプラントが周囲炎を患うケースが多いのでは?という報告があるということからも最後方にもインプラントを埋入することもあり、そうなるとジルコニア60mmでの対応には無理がでてきます。
 
 
 


さぁここから、どう設計していこうか・・・
週明けに考えます 
 
 
幕張プラントの皆様、ネクタイ紳士の山本さん、いつもありがとうございます。 

ここから先は、私の工夫と少ない技量で、先生と患者さんの要望を満たすことに専念します。
 
 
 

 イミディエートローディングからジルコニア・セラミックと進行しているケースなので、 また連載していきます。

 

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