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2011年2月23日水曜日

e.max EP5000


I P F ( インテリジェンス プレス ファンクション)

それぞれのインゴットごとに、設定された最適なプログラムによってプレス形成されるもの。



表面性状と物性が良いと言われますが、
反応層の除去もIPFでプレスしたものの方が楽です。


先日もe.maxユーザーで、少し前にEP3000を買ってしまったと嘆いている技工士さんがいました。
それなりに仕事をこなしているにもかかわらず「IPFなんて知らなかった」、と言っていました。。。

LT,HTのIPFモードが出来た場合でも、EP3000は拡張性がないために今後もIPFモードはできないことが確定しています。

現在IPFモードはMOインゴット以外には対応していませんが、LT、HTインゴットのIPFモードの開発が待たれます。


普通のプレスは画面に進行状況のグラフや温度が表示されますが、IPFモードでプレスすると画面が白くなり、そういった表示がされなくなります。

普通のプレスを「セラミックを加熱し、大福もち程度にしたものをプレス」するのに対し、
IPFモードでのプレスは「マックシェイクをプレス」するようなものだと例えられます。
セラミックに長い時間熱を圧力を加えることなく、短時間で終了させる、ということです。
(画面が白くなり状況が表示されなくなるのは、温度などがシークレットだからのようです)

そのため、物性が良く、表面性状がキレイで、反応層も少ない、となるそうです。


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