こちら ページ下段のほうの「ジルプレス」に範囲が書いてあります。
それに対して、各社ジルコニアの熱膨張係数は こちら
実はノーベルのプロセラシステムで作られるジルコニアの熱膨張係数はCTE10.4です。
昨年末にHPを作っていて、そこらへんのことを知っていたので、まずイボクラに「ノーベルで作られるジルコニアの熱膨張係数は、ジルプレスをプレスできるジルコニアの指定の範囲ではないけれど、どうなんですか??」と確認を取ってみたら、確認して折り返しますの後、「大丈夫です」との回答を得ました。
一応ノーベルも近い将来e.maxの削り出しなどの予定もあるので、ノーベルにも確認をしておこうということで聞いてみると「おそらく大丈夫だと思います」でした。。。
なら取説に10.4も大丈夫だと明記してほしいです。
さて、メーカー指定の時間を費やし、埋没材の硬化、ワックスの焼却などを経て、EP5000でプレスを開始します。
ワックスの重さ0.7gまではインゴット1個ですが、今回のワックスの重さは0.8gだったため2個でプレスしました。わずか0.1gですが、こういうところでケチると痛い目見るのは自分なので、厳密に守るようにします。
EP5000の安定したプレス能力に助けられ、埋没材の練和時間やリングファーネスによる焼却時間、スプルーイングなどでエラーが無ければ、術者の心配をよそに美しいほど見事にプレスされます。
スプルーカットは通法通りダイヤモンドジスクで行いますが、2ケイ酸リチウムセラミックのような粘りはなく、110Mpaの感触が味わえます。
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