この本はとても面白かったです。
なんというんでしょうか、だんだんと宮部みゆきに嵌っていっているとでもいうのでしょうか?
冊数が増えるごとに面白さを感じるようになっているのかもしれません。
両親を失い親戚の家族と共に生きる少年が、復讐心を持った老人が巻き起こす事故(事件)に少しずつ関わっていき、事件の全容が見えてきたころ図らずも父親の失踪の真実を知り、そして・・・
というような内容でしたが、全編にわたって人の悲しみ、葛藤、決断が描かれ、人々の生きざまが感じられる素晴らしい作品でした。
読み終わってすぐ、最近本の面白さに目覚めた中学3年の息子に渡しました。
「 これ良いよ 」
先日来購入した宮部みゆき作品は、残すところ「模倣犯」になりましたが、「模倣犯」が手元になかったために近くにあった本をパラパラめくってみると、それがまた面白そうな本だったので、今はそれを読み進めています。
かなりマニアな本のようなので、知っている人は殆どいないと思いますが。。。
永杉喜輔 著
「凡人の道」 煙仲間のこころ
アマゾンでも画像がありません こちら
教育哲学の本のようで、私の姉が高校教師をしているので、おそらく学生時代か教師になりたての頃に購入したものではないかと思います。
一節を紹介すると
「教育とは何か、このことを大人が自覚すれば、教育はそんなにむずかしくはないはずだ。が、今は、大人が子どもに自分のまねをさせまいとして苦労し、それを教育だと思い違いしているかのようである。それこそ「ご苦労さん」である。」
さて、この文章ですが、今は成田空港にいちばん近いビジネスホテルで書いています。
飛行機に乗るわけでもないのですが、どうしても来週末までに完成しなければならない書類があり、周囲の雑念に惑わされやすい私なので軟禁状態にする必要がありましたw
成田空港周辺のビジネスホテルは、安くて広くて駐車場があり、言うことありません。
一泊5,000円以下という破格も手伝い、一か月後に受験を控えた息子も道連れにしました。。。
それらとは別に、
今週末にはまた大阪へいくので、その時の新幹線用の本として、成田からの帰宅途中に2冊購入しました。右の「リピート」(乾くるみ)ですがパラパラっと見ただけですが、意外に面白そうで週末が楽しみです。こちらばかり手に取ってしまい、週末前に読み終えてしまうかもしれません。
おまけ
成田からの帰宅途中、なんと ランボルギーニ・ミウラと遭遇してしまいました!
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