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2011年12月20日火曜日

VITA Easy Shade Advance   その3

以前に 白水貿易から販売されている VITA Easy Shade Advance を紹介しました。

こちら と こちら

それから3か月以上と結構な日が経ちましたが、今日の午前中にサヤカに納品されました。

もちろん品薄だったので今になった、とかではありませんが、何でもすぐに買うというわけにはいきませんので、色々と熟考して今に至りました。



さて、このイージーシェード・アドバンスですが、今日の午後は咬み合せ勉強会で浦和の歯科医院へ行っていたのですが、夜の19時半からシェードテイクの予約も入っていたので、それではということで、早速試しに使ってきました。


テトラサイクリン歯の女性の患者さんでしたが、白い歯に憧れながらも、白くなりすぎることに怖がる様子も見受けられました。
既に臼歯はハイブリッドで補綴されていて、小臼歯の左右の色差を気にしていて、白い方を基準に作りなおして欲しいとも言っていたそうです。

早速左右の小臼歯をEasy Shadeで測色し、出た色をシェードガイドを示しながら患者さんと一緒に確認し合い、現状のコンセンサスを得ました。

こっちはB1って出てますねぇ。
反対側はA1って出てますので、コレですね。 などなど


また、では前歯の最終補綴をどのようにしましょうか?という時にも、現状のコンセンサスを得ているので、「もしもの話」がとてもやり易かったです。

患者さんと色の話をするときに、機械で測色された指標が近似色として明確に示されるのは、とてもありがたいものだと、今日はあらためて感じることが出来ました。

結局、一番白い小臼歯をやり直して、全体的に極端に白くし過ぎない、ということで目標を共有することができました。



接触式の測色で、特に術者の能力の差や体調による差は関係ありませんし、何より患者さんと一緒に考えられるツールとしても利用価値があるものだと思います。

形はオオアリクイっぽいですが色使いのセンスも良く、コンパクトで手軽です。

ラボでも診療室でも重宝するツールとして、これからも使っていきたいです。


在庫が欠品中だったにもかかわらず、今日の午前中に持ってきてほしいという私のワガママに、
全力で答えてくれた  白水貿易の金子君です。

ちょっと笑顔が引きつり気味ですが、絵にかいたような優しい好青年で、
私はいつも助けられています。

白水貿易商品ご入り用の際は、何なりと「金子」までどうぞ。

担当エリアに関わりなく、飛んで行ってくれると思います。 たぶん。




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