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2012年2月13日月曜日

田中先生からのメール


小林様



今日はうれしいことがありました。

誰かに伝えたくてメールしました。



昨年秋に北海道大学の工学部の学生が、顎関節症からくる

体調不良を訴えて治療に来ていました。

この方の治療は3Dスプリントを入れ3回で完了し、

見かけ上の身長も高くなり、体調不良も解決できました。

学生さんは長野県東御市出身でした。

彼のお母さんも同じような症状があるということで東御市から

受診され、症状が解決されました。

その後、昨年末にお母さんの友人の御嬢さんが

うつ症状がひどく、どうしても高校(高校3年生)に通えないで休学状態であり、

「ひょっとして噛みあわせからきているのではないか」

ということで来院されました。

矯正の既往があり、全身正面写真では体の歪みが

ひどい状態でした。

MRICTを撮り、日大松戸の●●教授に読影を依頼しました。

●●教授のMRI所見では、関節円板前方転位という診断でした。

もう一度、診査しなおしたのですが、関節円板前方転位に

相当する所見が出てきませんでした。

そこで、3Dスプリントを入れることにしました。

今年初めの診察では、あまり芳しい結果は見当たりませんでした。

今日約束通りお見えになりました。

全身写真ではかなりの歪みの修正が見られました。

何より驚いたのは、一日20錠飲んでいたロキソニン(鎮痛消炎剤)が

0に、デパス(抗うつ薬)3錠が0に、現在服用している薬剤は

メラトニン1錠のみとなり、来月からは上京し予備校に入り

大学で英語を学びたいそうです。

今度、●●さんがお世話になるとき全身写真もお見せします。

顎関節症からくる精神障害を改善できた患者さんは、何人も経験していますが

これほどの改善を見たのは初めてです。

原因は歯科治療にあったにしても、歯科医冥利に尽きるケースを

体験することができました。





田中 武 』





今日の朝、青山田中歯科医院の田中武先生からメールをいただきました。

読み進めるとその内容にとても嬉しくなり、多くの方々に知ってもらえたらと思い、
田中先生に「ブログで紹介させてください」とお願いしたところ快諾していただけました。

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