『小林様
今日はうれしいことがありました。
誰かに伝えたくてメールしました。
昨年秋に北海道大学の工学部の学生が、顎関節症からくる
体調不良を訴えて治療に来ていました。
この方の治療は3Dスプリントを入れ3回で完了し、
見かけ上の身長も高くなり、体調不良も解決できました。
学生さんは長野県東御市出身でした。
彼のお母さんも同じような症状があるということで東御市から
受診され、症状が解決されました。
その後、昨年末にお母さんの友人の御嬢さんが
うつ症状がひどく、どうしても高校(高校3年生)に通えないで休学状態であり、
「ひょっとして“噛みあわせ”からきているのではないか」
ということで来院されました。
矯正の既往があり、全身正面写真では体の歪みが
ひどい状態でした。
MRIとCTを撮り、日大松戸の●●教授に読影を依頼しました。
●●教授のMRI所見では、関節円板前方転位という診断でした。
もう一度、診査しなおしたのですが、関節円板前方転位に
相当する所見が出てきませんでした。
そこで、3Dスプリントを入れることにしました。
今年初めの診察では、あまり芳しい結果は見当たりませんでした。
今日約束通りお見えになりました。
全身写真ではかなりの歪みの修正が見られました。
何より驚いたのは、一日20錠飲んでいたロキソニン(鎮痛消炎剤)が
0に、デパス(抗うつ薬)3錠が0に、現在服用している薬剤は
メラトニン1錠のみとなり、来月からは上京し予備校に入り
大学で英語を学びたいそうです。
今度、●●さんがお世話になるとき全身写真もお見せします。
顎関節症からくる精神障害を改善できた患者さんは、何人も経験していますが
これほどの改善を見たのは初めてです。
原因は歯科治療にあったにしても、歯科医冥利に尽きるケースを
体験することができました。
田中 武 』
今日の朝、青山田中歯科医院の田中武先生からメールをいただきました。
読み進めるとその内容にとても嬉しくなり、多くの方々に知ってもらえたらと思い、
田中先生に「ブログで紹介させてください」とお願いしたところ快諾していただけました。
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