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2012年10月15日月曜日

JPI咬合セミナー  週末の報告(1)

前回(その1) その2 その3に引き続き
13日、14日と秋葉原と田町でJPI咬合セミナーに参加してきました。
(土曜日に現地からモバイルからアップしてみましたが、写真の大きさの設定が不適切だったようです)

正確には13日は私が参加し、14日は佐野が参加です。

陽も浅くなり、夕暮れの空も秋らしくなりました

13日は「患者さんが歯科医院に来る理由は?」から始まり、前回の復習で「咬合の再構成のための4要素」の話などを経て、フルバランスとは何のための咬合様式か、グループファンクションとはどのようなものを認める咬合様式か、適正な下顎位を整えた後での犬歯誘導とは具体的に何がどう優れているのか?と展開していきました。

何気なく書きましたが適正な下顎位を整えた後でなければ、やみ雲に犬歯誘導を付与しても優れたものにならない、というものを含んでいます。また、臼歯の咬頭傾斜角の無い補綴物の愚かさも、映像を通して感じるものがありました。
そして、実測による顆路傾斜に対するアンテリアガイダンスのあり方を、臨床実績に基づいてある程度明確に示していました。下顎頭の誘導方法から補綴物の製作方法、使用機材とその使い方などなど、何一つ「曖昧な表現」がなく「考え方だけ教えるので、後は君たちが試行錯誤しなさい」といったものが何もありません。

さらに、「内容も日々変化する可能性がある」という今の考え方に固執せず、良いモノは取り入れるという杉元先生の姿勢も素晴らしいと感じました。



後半では、重村先生が2通りのプロビの作り方を実演され、見ている先生方からは「見事」という声もあがっていました。また、これまでにプロビを納品したなかで、模型が破折していたことは一度もないとも言っていました。。。



 

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