朝日レントゲン東京営業所2Fにて、JPI咬合4日目が行われた。
【講義内容】
スタートは杉元先生の講義で始まり、ヘリカルCTと歯科用コンビームCTの画像がどのように作られるかの原理などが解説された。講義の後半には適正なアンテリアガイダンスの角度の説明もされた。
また、咬合や顎関節のことを正しく解析するためには帰納法の考え方により、複数の診断方法と併用して最終的な評価を考えることと、より多くの臨床結果を積み上げていく必要があるということを説明された。
講義のあとは受講生全員がCTを撮影してもらい、咬合器を用いた実習を行った。
CT画像と咬合器上の模型を基準平面に対して同じ状態にする方法は「なるほど」というものだった。
従来型の技工では画像は参考程度だったが、JPIでは咬合器上の模型と下顎頭が患者の歯列、顎関節とほぼ同じ状態となるということである。
今後、咬合治療が「手さぐり」ではなくなることを強く感じる一日だった。
佐野和也
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