表題 :「e.maxを極める」
講師 :片岡繁夫先生 大河雅之先生
場所 :東京国際フォーラム
日時 :2013年1月27日
【講義内容】
(1)前歯歯牙形態の重要性
■切縁の鼓形空隙を揃える
■3、2、1の順んで最大豊隆部が上がってくる
(2)e.maxでべニアで作るときは、レアリングで作ることを基本とする
■べニアで隣接が大きく抜けている場合は、デンティンで盛るようにする(暗くならないよう)
■変色歯でもHTインゴットを使用し、ホワイトのステインで歯牙の色を遮蔽してから築盛する
(3)フルカバーのケースでのスペーサーは、天角とアンダーカット部のみで良し
(4)MI治療(Minimal Intervention)におけるe.maxの適応
■前歯部の歯牙破折などにはe,maxが有効
■歯牙はあまり削らずに、e.maxによるサンドイッチ補綴などをする
■e.maxを接着する際はトランスペアレントがある接着剤が良い
■ラミネート形成はレジン治具などを使うと形成しやすい
【明日から生かせること】
(1)天然歯牙を観察し、表面性状の拘りに留まらず、切縁、歯頸部寄りの鼓形空隙空隙の付与にも気を付けたい
(2)e.maxのべニアでは、積極的にレアリングで製作してみる
(3)これまではマージンの立ち上がりを少し厚めに仕上げることがあったが、かなり薄めの仕上げでも問題ないとのことなので、これまでよりも自然な形に攻めてみたい
DT:野口直忠
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