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2013年10月6日日曜日

田中 武先生 咬合セミナー  【その1】

先日このブログでも紹介させていただきましたが
土曜日、日曜日と、北品川のKAVO研修センターで、田中武先生のセミナーが催されました。



弊社からは佐野と野崎、そして私がお手伝いに伺ってきました。


KAVOといえば時の話題としてはARCTICAですが、見た目に精悍さがましたように感じながらも、意外にもコンパクトな仕上がりには驚きました。さすがのKAVOです。



そんなKAVOからは昨年に引き続き、歌田さんと後明さんがいらしていました。 昨年の様子

初日は田中先生の講義から始まり、午前中のうちに3Dスプリント製作実習、午後は日大松戸の金田教授によるMRI画像診断の講義とMRI画像診断テストへと続きました。

 

実習道具は全て田中先生が用意されたものです。
レジン、バー、咬合紙、グローブ、マスクから鉛筆にいたるまで全てです。





MRI診断テストでは、参加された先生方の殆どが初のMRI診断だったにもかかわらず、すべての先生がほぼ満点の診断をされていたのには驚きました。
金田先生の講義の威力以外の何物でもありません。





顎関節症の考え方と治療法という題目がありながらも私が咬合セミナーと記したのは、顎関節症の一つとして取り上げられる関節円板の転位、あるいは偏位があるなかで、どのようにアプローチしているのか、していたのか、どんな方法がどれだけの期間で有効かなどを、実技を通してその現実を伝えていたように感じたからです。

以前からそうですが、田中先生は分からないことは「これは分からない」とハッキリと言いますので、嘘がありません。逆に言うなら、実は本当のことは分からないながらも「これはこうすると、ほとんどが治る」とは、田中先生は絶対に言いません。





 

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