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2011年3月25日金曜日

病院の停電

私の家内は人工透析の病院で勤務する看護師ですが、今回の停電は透析の病院でも例外なく行われています。
生命の危険に及ぶのでと東電に交渉したらしいのですが、個別に通電させることはできないと言われたそうです。
そのため作業が思ったようにはかどらず、最近は朝早くから夜遅くまで、更に休みも返上して働いています。

巷の噂では、電気を止められない事情がある企業などの近くの家は停電しないと言う人がいますが、それは違うようです。



歯科医院では計画停電になってしまうと診療が出来ないというので、停電する予定の時間はアポイントを入れません。
朝から昼までが停電なら午後から開院ですし、4時から停電なら3時までの診療で、その日は閉めてしまいます。

しかしここ数日は火力発電所が稼動し始めたせいか、停電見送りになることが多くなってきました。

ラボならまだ良いです。目の前に仕事があります。

でも歯科医院は通常、数日から一週間などのスパンでアポイントをとるので、停電の予定が2時間前、あるいは前日の夜に見送り決定になっても、どうすることもできません。。。

停電予定に合わせパートさんの出勤時間を変えてもらったり、電気を使う作業を優先して行なったりと、普段に比べ作業効率が落ちてしまい、毎日夜遅くまで仕事をしなければ追いつかない私たちも苦しいところですが、患者さんの足が鈍くなり、病院を開けることもできない先生方の苦悩は私たちの比ではないと思います。

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