金属床の電解研磨器も古いものを使用していましたが、今回サックスが上手い岩瀬の鈴木さんの計らいでi-cast【アイキャスト】の吉岡さんがBEGOのEltropol300を貸し出してくれました。
吉岡さんは井上アタッチメント時代からサヤカとしてお世話になっている方ですが、私の「吉岡さん象」は「帰ってきたウルトラマンのハヤタ隊員」です。
イケメン風で良い人風の、正義の味方を醸し出す雰囲気を持っています。(写真右端)
(実際どうなのかは知りませんが)
以前には「電解研磨無しで適合しないだろうか」という取り組みもし、それなりに充分な適合も出ていましたが、やはりどうしても手間が掛かります。
電解研磨だからこその「表面を溶解」させ「平滑化」させることにより、手による調整とは比べ物にならないほど簡単に、金属床を良い状態で適合させることができます。
口蓋の深い部分などの届きにくいポイントなどは、下の写真のように別の対極を設置でき、電気が流れやすいような工夫もできるようになっています。
実際の臨床模型でも試させていただきましたが、ワックスアップの段階で頭の中でで狙った抵抗感などが程好く実現できました。
要は加減の問題ですが、加減の具合が頭で描いたイメージと合うということだと思います。
逆に昔の電解研磨で困ることは、電解研磨してほしい部分が研磨されず、溶けてほしくない部分が溶けてしまう、などということもあります。
加減のしやすさ
ただ、BEGOですからね。 高いんです。
おいそれと買えるものじゃぁ~ありません。
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