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2012年3月19日月曜日

週末 アチコチ

毎度の週末ネタですが、日曜日の私は第三日曜の定会になりつつある「咬み合せ勉強会」へ行ってきました。
今回は静岡から新たに技工士さんも参加されました。
朝の10時から始まって夕方の5時まで、昼食の時の歓談以外はぶっ通しで行われるので、終わると異常なほどの肩こりになっています。。。




また、別部隊ということで、恩田、野口は埼玉県歯科医師会主催の
「糖尿病と歯周病に係る医科歯科連携推進講習会」に参加してきました。

これからはもっと連携をとっていきましょうという歯科医師側からの提案に対して、まぁそうですね、それでもこちらからそちらに連絡することは無いと思いますけどね、という医科側の大き目な態度は、ニュートラルに受講した人間でも感じ取れる妙な雰囲気だったようです。

病気の芽を摘むという思想がなければ、患ったひとに対処するだけが医療と思うのであれば、確かにそういう言葉しか出てこないのだろうと思います。



最近は口からの健康ということをよく耳にしますが、口腔組織を健康に保つことが、いかに健康の基本であるか、ということが具体的に感じられるようになったと思います。

口腔組織といってもそれは食だけにとどまらず、平衡感覚や運動能力への影響、脳活動への影響など、その範囲はとても広がっていますし、場合によってはネットの検索能力を利用して一般の方でも豊富な知識を持っているなんてこともあるかもしれません。

医科での相変わらずの対処療法とは異なり、歯科では「予防」という取り組みが始まって久しいですが、それでも患者さんへのアプローチの仕方は難しいだろうなと思います。

娘が一昨日の夜から奥歯の激痛に襲われていましたが、今日の午前中に歯医者さんへ行って処置してもらいました。
以前に紹介した私が高熱を出して内科に行ったというのと似ていますが、そういう場合は患者側に主訴があり、はなから「治療してもらいたい」という姿勢で来るから医術を提供する側もやりやすいでしょうが、第一主訴でない予防や咬み合せ治療などの場合の「今の貴方は問題だと思っていないかもしれないけれど・・・」というなかで「モアベター」を伝えて分かってもらうのは、やはり難しいだろうと思いますし、医師やスタッフの能力の差なども出るのだろうと思います。

逆の表現をするなら、そこのところを上手に伝えることが出来たなら、もっと多くの患者さんの口腔組織を守って、多くの患者さんの健康維持に貢献できるのではないか?、とも思います。

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