ハウジングダミーを付け前処理をした状態で印象を採り、耐火模型材で副模型を製作します。
CMのマニュアルでは前装タイプは紹介していませんが、先生からの指示でアタッチメント部は前装タイプで製作しています。
昔とは違い副模型も作りやすくなりましたし、ポイントさえ抑えれば、ある程度の適合も少ない時間で特別な能力も使わず製作できるようになりつつあります。 こちら
間もなくCAD/CAMでも金属床、あるいは金属床とレジン床の中間のモノが出来るというか、既に試験段階にも入っていますが、今後は全てがCAD/CAMに移行するわけではないので、こういった基本的な技工操作は学び続けながら継承していかなければならないと、今はまだ思っています。
フィメール取り付けのレジンセメント流出孔が付いています
取り付け完了
金属床の適合、全体の出来具合を確認
サヤカでは金属床製作の際は、必ず「基礎床による排列試適」をしてから金属床の製作に入ります。金属床のフィニッシングラインが移行的に作れます。
もちろん、この工程は技工士学校で習った基本的な工程ですが、臨床では多のく場合が金属床を先に製作し、咬合採得、排列試適と進みます。
先生は金属床フレームを先に作るものと思っているのか、一般的な金属床の場合は最初の指示書に「次回フレームトライ&咬合採得」と書いてあります。
その3へつづく
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