その1 からの続き
TEKをコピーしたモックアップにテンポラリーアバットメント・チタンを埋め込みます。
この作業の難易度はTEKのコピーの精度によって変わるので、アルギン印象材と填入するレジンの量はケチってはいけません。。。
パッと見た目良い感じですが・・・
正中がズレていました
マーキングをしてモックアップトライ終了です
模型の修正ですが、適合確認用模型はマスター模型とのズレの大きさによって手法を変えますが、今回は前の2本の微妙な調整で済んだので、マスター模型に修正の手を加えます。
何でも複雑化すれば良いというものではなく、なるべく単純なほうが皆幸せです。。。
レジンと超硬石膏を使って再固定します
ガムを戻してから固定していくので、元の模型との移行部には全く問題が残りません
ちなみにPIBの場合は特に、スキャナーの都合で高さのある模型が読めないという理由から、模型はスプリットキャストで製作しています。
バイトが決まり、ファイナルの形態が確認できれば、あとは形作りをしていくだけになります。
おおよそのクリアランスを確認したあと、アクセスホールにガイドピンを挿入し、そのままの状態でボディ陶材のみを築盛していきます。
今回使用した陶材は セルコンセラムKissです
普段のジルコニアセラミックはe.maxセラムで対応していますが、セルコンセラムkissはガム色へ対応のしやすさが抜群なので、今回はこちらを使用しました。
ガイドピンを立てたままなので、大よそのバイトと
あるべき歯冠形態だけを意識してザッと盛ります
あるべき歯冠形態だけを意識してザッと盛ります
その3 へ
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