2013年12月3日火曜日

週末のことなど

今朝会社の階段を上るとき、ふと腕時計の日付をみると「3」の文字。

・・・もう12月3日なんだ、今年も終わりなだ

などと、しみじみ感じてしまいました。

年明けにはいつも遠く感じる12月ですが、いつも12月に入ると「もう12月」になります。




さて、先週の土曜日、日曜日は重村宏先生によるJPIのコバルトセミナーが、
埼玉の技工士学校で催され、弊社からは恩田が参加しました。

 



サヤカではコバルトクロムへの取り組みは以前から行っていますが、今回は改めて基本にかえるということと、いわゆるロー着けと同じことがどの程度期待できるのかを確認するなどを考えての参加になりました。

講師は重村先生をはじめ、宇佐美さん、荒木さん、以前にこのブログでも登場のogi.Laboの荻原さん、木内さんなどです。

私もついこの前にJPIの咬合セミナーへの2年連続2回目の受講が終了したばかりだったことと、今回のセミナー会場が埼玉の技工士学校だということもあり、講義が始まる少し前に挨拶に伺ってきました。

金属離れの原因の一つである金属の高騰がありましたが、最近もあらためて「貴金属」だけではなくコバルトクロムも利用してみようと思うのだけれど、という相談を先生からいただきます。

理由を聞くと「消費税増税」だそうです。

これまで何とか末端価格の値段調整などで対応してきたけれど、これ以上はキレイごとを言っていられないんです、といった言葉も聞かれます。

セットで質問されることに「コバルトは生体親和性など大丈夫ですか?」がありますが、このことに関してはJPIの講義で、なぜそう言われるようになったかという歴史や、実際はチタンより生体親和性に優れた材料であるということなどを、細かなデータを基に教えていただいているので、「全く問題ありません」と説明するようにしています。

問題はメタルになってからの加工の難しさだろうと思いますが、海外での技工の取り組みなどを参考にすれば、打開策はまだまだでてくるだろうとも思っています。






 

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