2011年9月26日月曜日

週末のセミナーなどなど [ 画像さらに追加 ]

★一年を通した咬み合せセミナーが昨日で終了しました

私は途中からの参加でしたが、色々な意味で貴重な経験を沢山させていただきました。

全国から集まる先生方は、やはりかなりの知識が土台になっており、実際に話をさせていただくと、その見識の広さは驚かされるばかりです。
また、複数の学派に所属しながらもさらに学んで行こうとする先生方も多く、その姿勢も頭が下がる思いです。

手法や瞬間的に見える幻想に一喜一憂せず最終的な結果の良し悪しに拘る、ということは、本当の意味での患者のための咬合学習なのではないかと思いました。






★JIADS クラウンブリッジ技工コース (野崎裕介)


Dr.中村 補綴治療と歯科技工について

・良い補綴 = 機能、審美、清掃性が大事
JIADSでは機能、審美は当たり前で、清掃性、永続性が特に重要と考える
清掃性を良くするには、支台歯の歯周組織が清掃しやすい状態であることが大切
①骨吸収がない
②歯周ポケットがない
③付着歯肉が適量ある

・印象採得
下部鼓形空隙の封鎖=アンダーカットを埋めて撤去時の変形を防ぐ
トレーは頑丈なモノを使う ( 網トレーは使わない方が良い )




DT.西川  歯科技工総論

・口腔内にセットされた補綴物の清掃性に細心の注意を払う
歯肉縁下のマージン(サルカス内、頬側と隣接の数値)
マージンからの立ち上がりはDrクロールのエマージェンアングル

(印象のチェック項目)


●技工用エンジン講義 
・ハンドピースのバーを付け替えるたびに爪でバーに触れ、ブレてないか確認する
・高速回転では低圧で、低速回転では高圧で作業する
・ハンドピースに負荷がかからないようにする

(技工用エンジン実習)



●作業用模型の講義
・トリ―マーで削る前に支台歯にモデラックを塗布し保護する(モデラックの希釈)
・ピン立ての注意点
・界面の出しかた(バーの選択)


●鋳造講義
・オーバーヒート、ホットスポットは本当か?
・湯流れの再現など


全2回のコースで、昨日は1回目でした。
内容の詳細などは省略させていただいております。
あしからず、ご了承ください。





★BPS Esthetic Denture  (佐野和也)

イボクラのセミナールームを借りて行われた、かなり閉ざされた実践セミナーに参加してきました。
2回目以降の開催は無いという今回限りのセミナーで、参加人数は生田さんを含めて5名という、極めて狭い門の実践セミナーに参加できたことを誇りに思っています。
岩城さんにいただいたBPSのcertificate名に恥じないよう、今回学んだことを臨床に生かし、多くの患者さまや先生に喜んでいただけるものを作っていけたらと思っています。


こちらもオープンではないので、内容の詳細は書けません。
あしからず、ご了承ください。







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