2011年2月2日水曜日

双眼ルーペ EyeMag ZEISS

双眼ルーペです。

数か月前ですが、歯科医院へいったときドクターからいただきました。
「小林さん、それならあげる」と言われ・・・

この類の商品はずいぶん以前からありました。
昔は、といっても現行品でもあるでしょうが、黒いプラスチック製で頭にかぶるタイプのものです。


これらは今流行りのマイクロとは全くの別モノですが、実はマイクロ治療の入り口でもあったりするようです。

まずはこういうルーペを使い始め、だんだんと倍率が高いルーペを使うようになり、一たび高い倍率のルーペを使って治療してしまうと決して低い倍率に後戻りできなくなり、最後にはマイクロを買うという流れらしいです。


昨日岩瀬歯科商会サヤカ担当の鈴木君が、サヤカの双眼ルーペの姉妹品を貸してくれました。



これはメガネタイプではなく、メガネをしていても使える頭で固定するタイプです。


そこで、使い比べてみました。





使ってみての感想ですが、まずは上の写真のメガネタイプのもの。
・重さを感じる。メガネを保持する鼻の部分に圧力を感じ、心地良いものではない。
・思ったより被写界深度が深く、見やすい。

下の写真のもの。
・頭がほんのわずか動くとルーペが動いてしまい、動かないよう意識しないと使いづらい。


使った本人いわく「メガネタイプの方が使いやすい」とのことです。
これは普段からメガネをしている、していない、などの条件もあるので、かなり個人的な感想ですが、数人に試してもらったところ似たような感想を述べていました。

私がこれまでに試した双眼ルーペの中で一番良かったのは、ここにはありませんしグーグルで調べましたが画像も見つかりませんでしたが、メガネタイプのもので、メガネのレンズそのものに非球面レンズのような拡大レンズがダイレクトに接着されているものです。

実はZEISSを私にくれた先生が持っているもので、20年位前にアメリカで特注で作ったそうです。
試しに使わせていただきましたが、その被写界深度の深さ、明るさは尋常ではなく、最近のどんな商品も足元にも及ばないという代物でした。

私もいつかこういったルーペが必要になった時には、何とかそのルーペを手に入れたいと思っています。

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