2012年7月3日火曜日

週末のこと (写真追加)

昨日の日曜日ですが、東京の墨田区で催された
「コバルトクロム補綴の可能性Ver.2東京」に行ってきました。



大阪でも多くの受講者が集まったと聞いていましたが、東京での講演会も大勢の人が集まっていました。




メーカーのブースも大阪の倍ほど出ていたらしく、松風の高橋さん、GCの鹿島さん、デンツプライ三金からは駒谷さんと田中さんと、妙に顔見知りの方が多かったです。
午前中の高橋先生のCo-Crについての講義は、とても面白く興味深い内容でした。
これまで一括りに捉えがちだった卑貴金属でしたが、NiとCoでは随分と違うモノであること、またCo-Crという合金になったときも全く違うモノになるということを改めて知りました。他の金属との比較ではTiとのポジションの差なども興味深かったです。

先日甥っ子に会ったときに、電話による一般人に対するアンケート調査のバイトをしたときの話を教えてくれました。
50人以上に電話を掛け、有効回答数35程度だったそうですが、質問の内容は「野田総理を支持するか?」だったそうです。
多少世間話も織り交ぜながら質問をしていく中で彼が分かったことは「殆どの人は何も知らないまま、イメージだけで知ったつもりでいること」だそうです。
要はメディアの思うままにコントロールされている、ということしょうが、それでも今の時代だから何かしらから情報を得られるにもかかわらず、多くの人は知ったつもりで偉そうに話すけれど、実は何も知らないままでいる・・・らしいです。

小沢元代表の件も変ですね。検察、あれで良いんですかね? 本当の悪者は誰ですか??

原辰徳の件も変ですね。マイクを向けるインタビューアーは何も質問しません。4億の土地がどうのより、滅茶苦茶ヤバくないですか??



話がそれるので戻しますw

かくういう私もCo-Crに対して古いイメージのままでいた部分もあったと思います。

なるほどと唸ってしまったのは「Co-Crはアレルギーを起こしやすい」という話の出所を、キチンと示した上で検証し、そもそもこの時代にCo-Crが人体にどれだけ使われていたのか?という疑問から「これは根本的に変なデータである」ということを説明していったことです。さらに、Auでさえアレルギーの報告が驚くほど沢山あるのに、信頼できる近年の報告では、Co-Crによるアレルギーの報告は世界で1例か、あっても2例だろうということには驚かされました。


午後は重村氏独特の語りから、コバルトの扱いについて細かな情報満載の話を聞くことが出来ました。内面処理の仕方、その材料選択、研磨と使用材料、埋没材と埋没方法などなど。ここ数年の重村氏の講演会は「見ているだけでもハンズオンセミナー」という、受講する側からすると、翌日から役立つお徳な講演会ではないかと思っています。

お昼の休憩時間と午後の休憩時間がありましたが、その時間の協賛メーカーのブースは多くの受講生で賑わっていました。「Co-Cr関連という目的がハッキリしているためか、店側も客側も普段より活気に溢れた問答になっている」とは、メーカーの方々も口々に言っていました。




さて、そんな中
重村氏と言えばJPI、JPIと言えば咬合とも言えます。

サヤカでも咬合に関しては雑食で色々勉強させていただいていますが、JPIでの顎誘導も数年前に有楽町マリオンで聞いて以来、大変興味を持っていました。

そこで、改めてJ P I(Japan Prosthetic Institute)咬合診断・治療 総合コースの東京コースに参加させていただくことにしました。


 





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