クリアーレジンと言えば透明レジンです。
加熱重合レジン、流し込み用の常温重合レジンとありますが、今回は即時重合レジンの話です。
これまでは特に選ぶわけでもなく、山八の「Re-fine Bright」を使用していましたが、あるドクターから「このレジン、ちょっと柔くない?」と言われたため、それならばTEKなどの技工物において物性で良い感触を得ているGCの「UNIFASTⅢ」が良いのではないか?と考え、更にUNIFASTⅢからはCLEARも出いているということで、それを使ってみようということにしました。
メーカー発表の物性は以下の通りです。
ちなみに、GCのUNIFASTⅢは取説に硬さの表記がなかったため電話で確認したところ、丁寧に教えてくれました。
良いスプリントが出来るだろうと期待しながら作業をすすめていきましたが、途中から「ん?少し黄色くないか??」と思い始めましたが、模型も黄色だからそのせいか?などと思ったり、それでも模型の調整なども既に行っているため、後戻りも出来ず完成までもっていくと・・・
なんと、出来上がったスプリントは、やはり何気に黄色みがかっているではありませんか。
加熱重合レジン、流し込み用の常温重合レジンとありますが、今回は即時重合レジンの話です。
これまでは特に選ぶわけでもなく、山八の「Re-fine Bright」を使用していましたが、あるドクターから「このレジン、ちょっと柔くない?」と言われたため、それならばTEKなどの技工物において物性で良い感触を得ているGCの「UNIFASTⅢ」が良いのではないか?と考え、更にUNIFASTⅢからはCLEARも出いているということで、それを使ってみようということにしました。
こちら、山八のRe-fine Bright
御存じ、UNIFASTⅢ
ちなみに、GCのUNIFASTⅢは取説に硬さの表記がなかったため電話で確認したところ、丁寧に教えてくれました。
UNIFASTⅢ | Re-fine Bright | |
硬さ | 13.46HV | 10HV0.2以上 |
曲げ強度 | 76.3Mpa | 60Mpa以上 |
良いスプリントが出来るだろうと期待しながら作業をすすめていきましたが、途中から「ん?少し黄色くないか??」と思い始めましたが、模型も黄色だからそのせいか?などと思ったり、それでも模型の調整なども既に行っているため、後戻りも出来ず完成までもっていくと・・・
なんと、出来上がったスプリントは、やはり何気に黄色みがかっているではありませんか。
白い紙の上に置いて撮影していますが、微妙な色を写真で伝えるのは難しいようです。
例えば、石膏の黄色を拾ってしまった、操作時間が長くモノマーが劣化してしまった、などのテクニカルエラーなのか?と考えてみたり、コンタクトプライマーなどの溶剤で一拭きすれば色が落ちるんじゃないかと試してみたりしましたが、結局のところ変わりませんでした。
薄っすらと黄色いままです。
また、クリアーというベースのせいなのか、汚れた黄ばみに見えます。
そこで。
この差を再確認するために、正中を境にして右側にRe-fine Bright、左側にUNIFASTⅢを筆盛りしてみました。
写真左がわの右側が山八、写真右がわの左側がGC
(ちなみに、小筆は松風ですw)
時間、盛る量など、築盛の条件が合うよう、ある程度のエリアごと左右交互に盛りました
CLEAR Resin (常温重合) その2へ
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