2011年6月12日日曜日

日本顎咬合学会

土曜日は朝から大宮の歯科医院へ行き、北青山、銀座と経由して、その後東京国際フォーラムへたどり着きました。


北青山は青山田中歯科医院へ田中先生のところへ行き、職人気質の先生の姿勢に終始圧倒された気分でした。

学会はとりあえず筒井先生の講演を聞きたかったので、その目的を達し、そのあとは重村さんのテーブルクリニックを恩田と見てきました。

明日以降に、もう少し細かくアップします。


2011年6月10日金曜日

e.max 400mpa の功罪

400mpaの強度を誇るe.maxプレスシステムですが、口腔内での安定を保つために必要な強度なのでしょうが、それらを扱う技工士としては、その強度に困ることもあります。

これまで100mpa前後のセラミックを扱ってきた技工士としては、400mpaの曲げ強度の材料を、形態修正を施して表面性状を付与することは、とても難しいと感じています。

一部で取り扱っているジルコニア冠(ジルコニア単体のクラウン)は論外として。。。
ジルコニア・セラミックの場合、1000mpa前後のジルコニアはディディールを必要とする場所には存在させないのが普通で、細かい表現を施す部分はこれまで技工士が扱い慣れた100mpa前後のセラミックになることから、特に技術的にも難しいことはないのですが、e.maxの場合はステイン法があり400mpaの2ケイ酸リチウムセラミック部分にディティールを付与しなければならないことがあります。

先日このブログで紹介したLTもそうです。

400mpaはザックリ削るのも結構大変なので、さらに細かい表現を施そうなどというのはちょっと厳しいものがあります。よほどワックスで表現を終了させておかないといけません。



そういう硬いemaxをどうしてもプレス後に形態修正をしなければならないということも、臨床なので当然あるわけで、そうなると切削材が問題になります。

サヤカではブレーデントのジルコニア用バーが良いというのは分かりますが、同じ能力で廉価なセラプロと jota のジルコニア形態修正用ポイントを使用しています。






もともとジルコニアを削る用に作られた商品なので、ジルコニア・セラミックやe.maxを扱われる医院では、チェアーサイドにあっても便利な商品だと思います。



2011年6月9日木曜日

最終回 2アウト 満塁

我が家の長男「亘」は中学3年生です。

小学校1年から野球をやり、小学生のときはピッチャーで4番を打っていました。
特に野球が上手いというわけではなく、背が高く少々持久力だけはある、というのが理由です。

6年生になり小学校生活最後の大会で、最終回2アウト満塁、一打逆転の場面で打順がまわってきました。

結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。。。


中学に入ってピッチャーからショートに転向し、あまり打てないにもかかわらず、4番を打つべき超級の同級生が「4番は責任が重いから嫌だ」という理由で1番に回り、またも亘は4番になりました。

中学からの大会は負けたら終わりです。
新人戦の1試合目、岩槻の野球場。
最終回2アウト満塁、一打逆転の場面でバッター亘。

結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。


つい先日6月4日の土曜日、息子の中学校生活最後の大会がありました。
北浦和の市立高校の隣の球場です。
第一回戦、相手は浦和実業中学校で、4番ショートの息子は凡フライばかりで全く打てなかったにもかかわらず、18対0の5回コールドで勝ちました。実質2対0くらいの試合でしたが、相手のミスの連続で点数が加算されたものです。

第二回戦は翌々日の6日月曜日に行われました。もちろん私は仕事です。
家内からメールで戦況を教えてもらっていました。

「2点入れられたよ」

「亘は凡フライ」

「2点追加された」

「ヒット数は同じくらい」

「亘は凡フライ」

「こっちはヒットが続かない」

「4対0のまま」

「4対0 最終回 2アウト 満塁 バッター亘」




なぬ? また・・・

一打同点の可能性を持った最後の打席。
なんでいつも節目節目の大きな大会の、最終回2アウト満塁で息子に打順が巡ってくるのか。


前日の日曜日も私とバッティングセンターに出かけ、たまに打つレフトオーバーを意識して軽快にバッティングを練習していました。
ふと息子の手を見ると、まともにバットなんて握れないだろう、というほど血で汚れていました。
バッティングセンターの「ホームラン・ボード」には亘の9号が輝いています。
別にビシビシ打てるというわけではないのですが、それだけ数打ってるということです。
ちなみに私は3号。。。

「もう大丈夫、明日は凡フライは打たないよ」



結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。。。


小学校1年から9年間、TVでプロ野球なんてまともに観たこと一度もないのに、自分では野球をやり通しましたが、さすがに最後の打席以降はかなり落ち込んでいました。

私は夜が遅く朝も子供より少し遅いため、平日はなかなか会えませんが、昨日の夜くらいから復活しているらしく、次の目標に向かって歩み始めたようです。
なんでも高校にいったら野球部に入って、ピッチャーを目指すとぬかしています。

人のことを見ていると「どの年齢でも、どんな状態でも」全て「経過」だということが分かります。
自分のことになると「今が結果」だと思ってしまいがちです。



子供に教え、教えられ そんな感じです。



以前にもアップした動画ですが、このバッターが
たまにレフト超えを打つ4番亘です。

2011年6月8日水曜日

e.max  盲点

e.max  

スプルーイングの場所に気を付けないと、スプルーの形状(丸型)の影のようなものが出来てしまい、特に白系のインゴットでステイン仕上げする前歯の場合は目立ちます。
プレスの圧が最後までかかる場所だからなのか・・・詳細は分かりませんが、スプルー線の径そのままの大きさの影のようなものです。



よーく見ないと見えません。
 実物はもう少しハッキリ見えますが、撮影技術がないためか写真では写りきりません。

暗い影のような小さな丸に白い縁があります。
ステインで隠せることは隠せますが、やはり元々こういうものは無い方が良いです。


HT、Value、Opal と前歯をステインで仕上げるラインナップが揃ってきたからこそ、こういう細かいことを分かっていないと思わぬトラブルに繋がります。

スプルーの位置など、気を付けないとダメですね。

青山田中歯科医院  その2

蕨戸田歯科医師会主催の咬み合せセミナーで講演された、田中武先生の顎関節症のHPを前回紹介しましたが、実は青山田中歯科医院では義歯のHPが別にあるということで教えていただきました。こちら

こちらのHPは自作とのことです。

治療例では30年使用した義歯の紹介から始まり、バーアタッチメント、コーヌスと続き、最後は上下無歯顎患者のインプラントの症例の紹介で結んでいます。

何かに偏る伝え方ではなく、文章を読み進めると柔軟さと懐の深さを感じます。

2011年6月7日火曜日

e.max LT その2




試し焼きを参考に、隣接、唇舌ともに前回より多め削ります。




ウォッシュ後、歯冠色、透明、内部ステインと重ね、エナメル色を盛って焼成します。




焼成ですが、何らかの理由でセラミックをピンに立てられず、ファイリングピローに乗せて焼くことがあるかもしれませんが、これはやめた方が良いと思います。


ピンに立てて焼いたものと、ファイリングピローに寝かせて焼いたものとは、透明感に大きな差となって現れます。ファイリングピローに乗せたものは通常スケジュールで焼成するとカロリー不足になりがちです。少なくともピンに立てたものとは大きな差となります。
なので面倒でもイチイチObject Fixを利用してピンに立てることを、おすすめします。




形態修正をして、表面をシリコン(私はPBポイント)で2層の差が無くなるようにキレイにします。




マニュアルにあるようにセラミックの使い残しを使って、シリコンの粒子を擦り取るよう揉みまくります。ステインの乗りも良くなります。



さっとステインして




完成です。

透明感は満足できる仕上がりになりました。
私の写真技術では、この環境で透明感を写しだすのは難しいです。



見えるでしょうか。。。透明感



ベースに2ケイ酸リチウムセラミックLTと、e.maxセラムの2層構造ですが、見た目からは全く分かりません。


e.max LT

。。。 e.max 。。。

HT   (高透明度)     ステイン法     

Value (中透明度)    ステイン法

OPAL (高透明度)    ステイン法(主にべニア)

LT   (低い透明度)   半築盛法(切端1/3を築盛)

MO  (中透明度)     築盛法

HO  (不透明)       築盛法


こうラインナップされていますが、ステイン法で用いられるのは、今はHTが多いと聞きます。
LTは不透明過ぎて築盛しないとダメだし、HTでは下顎前歯などで暗く見えすぎるという意見も多く、中間透明のものとしてValueが出てきたということですが、選択肢が多いということは良いことも多い反面、術者を悩ます種にもなります。

(例えば埋没をなるべくまとめようと考えるときも、プレスするインゴットの種類が多いと、まとまる確率が下がってしまいます)

今回のケースは下顎6前歯、元はテトラサイクリン歯、
メタルコアは無いものの、歯頸部付近は支台の着色も濃く透明度の高いインゴットは使用できず、かといってHOから色を出すクリアランスも歯頸部付近は無いというものです。

Valueで大丈夫か、LTで切端盛ったほうが良いものか・・・

悩みに悩んだ末、歯頸部付近の着色を覆う意味と、下顎前歯のため暗くなることを嫌ってLTインゴットを使うことを決めました。

LTインゴットは半築盛で切端寄り1/3を築盛するため、表層の質感も1/3で変わります。
物性も歯頸部2/3は400Mpaで切端1/3は100Mpa前後となります。

上に列記したインゴットでは、上から3つ【HT  Value  Opal 】はインゴット自体に艶がありステインで仕上げて~とインゴットが言っている雰囲気があります。
下3つ【LT  MO  HO】はインゴット表面は艶艶しておらず、築盛して仕上げて~という雰囲気があります。





左がLTで右が艶々のステイン用です。





歯冠回復をして、LTをキャスト。スプルーを削りコンタクトを調整したところ。





とりあえず試し焼きということで
マニュアルにあるように1/3を削ってウォッシュ焼成後、歯冠色と透明陶材、わずかに内部ステインを施して、エナメル色陶材を築盛してみました。

すると、あまり透明感が感じられず、自然観が表現できていないレベルでした。
実は以前もLTを使ったケースで透明感の演出が難しいというイメージがあったので、今回も試し焼きをしてみたものです。以前はとくに犬歯と小臼歯だったので、なおさらなのかもしれません。
(ここは撮影し忘れました)

上顎前歯の場合は逆に透明感が出やすいというイメージがあります。



emax LT  その2 へ

2011年6月6日月曜日

マウントクリッパー  M・T

精密な咬合器装着は使い方に気を付けなければいけませんが、TEKや保険の技工物を簡単に咬合器装着したいときなどに、とても重宝します。




サヤカではBOSCH社のホットボンダーをメインで使用していますが、簡単な咬合器装着はこれが便利です。前準備、後処理などが必要なく、思った直後に装着可能ですw







発売元 「エース歯材社」

咬合器マウントクリップ  「M・T マウントクリッパー」 

青山田中歯科医院

今年の3月に、蕨戸田歯科医師会主催の青山田中歯科医院・田中武先生による「日常臨床における咬合の考え方・与えかた」というセミナーに参加し、このブログで紹介させていただきました。
 こちら

人間が持っている恒常性(ホメオスタシス)を利用した咬合誘導を基本とされているようで、前回のセミナーで紹介されていた臨床ケースからも、その成果は目を見張るものがありました。

私見ではありますが、文明の発達によるものか、色々な意味で人間の抵抗力は低下しているのではないかと感じますし、結果としてアレルギー、ストレスなど自律神経失調症のような「よくわからない」病が増えているのではないかとも思っています。

今とこれからの歯科治療においては、咬み合せ治療が出来る出来ないというのは、医院の決定的な差別化に繋がるものと考えていますし、だからこそサヤカでも咬み合せセミナー等には積極的に参加させていただいています。

前回のブログでは「6月の総会」と紹介しましたが、その総会が今月の26日に実習を伴った講習会形式で行われる予定になっているのではないかと思います。(3月の時点での予定)

前回のセミナーで同伴させていただいた浦和の先生は26日の総会には出席できないということなので、私の出席する術がなくなってしまいましたが、なんとか参加させていただき、勉強させていただけたらと思っています。


田中先生ですが、医院のHPを今年の4月にリニューアルされたそうです。 こちら
爽やかなTOPページからの展開も整然としていてきれいですが、なにより文章の書き方が抜群で読んでいてとても分かりやすい内容になっています。

2011年6月3日金曜日

クアサープラス quasar plus

スポット溶接機能付き赤外線ロー着装置、クアサープラスです。

今日サンキンさんがいらしたときに紹介していただきました。

赤外線電磁波による高熱エネルギーを利用して簡単な操作でスピーディなロー着ができ、構造均質性を実現させ、高い機械的強度が得られるそうです。

これまで難しいとされていたコバルトのロー着も簡単に行え、そのロー着強度もかなりのもののようです。

ヨーロッパでは主流のコバルトボンドも、日本ではコバルトを鋳造、あるいはスキャンしてプラントで削り出してもらうなどが出来ない環境のほうが一般的で、なかなか広まりをみせません。

金属床では一般的なコバルトも、立ち位置を変えると攻撃される的にもなりえます。
今月には新たにバイオコバルトも発表されたりするようですし、コバルトの進出はソコココで聞かれます。



とすると、このクアサープラスのようなロー着装置も、活躍の場が増えるのかもしれません。


ノーベルさん サンキンさん

今日は午後からノーベルさんがみえました。

ノーベルからは最近は忙しくてとんと自転車に乗れていないという佐々木さんと、免停で身動きの取れない山本さんと、昔はラガーで筋骨隆々だった室塚さんです。

気を許して話していると、彼らは業界屈指のプロセールスマンたちですので、あっという間に時間が過ぎてしまいますし、下手をすると何か契約しちゃっているかもしれません。。。

気が付くとサンキンさんと約束していた時間になってしまいました。

サンキンからは、見た目とは違ってお茶目な鈴木さんと、インプラントパーツのスペシャリスト安藤さんです。

サンキンさんは。。。
大学病院で7年前に入れたフリアリット2によるインプラント・オーバーデンチャーが口の中でちゃんと機能しておらず、あらためて補綴をやり直したい、という患者さんへの対応を教えにきてくれました。

その歯科医院はインプラントを取り扱っておらず、サンキンさんと私どもでサポートしながら治療を進めていきます。
最初は何のインプラントが入っているのかさえ分からず、大学病院へ確認するところからスタートでした。


先日もこのブログで書きましたが、こういったときに「歯科クラウド」「インプラント・クラウド」などがあると便利だろうなと思います。

ジルコニア か e.max か

「どちらを選択するかはラボで判断してください」

もちろん最初の指示はいただきますが、支台歯、クリアランス、連結、本数などの条件によって問題が生じ、先生に判断を仰ぐと、最終的にはこのようになることも稀にあります。


ジルコニアの最大の利点はフレーム材の強度であり、連結に制限がないことだと思います。
欠点は機械にダメだと言われると作りようがないため、支台歯の平行性と印象採得にシビアになっていただかなければならないことでしょうか。
特にに支台歯の数が増えるとなおさらです。

e.maxの利点はインレー、ラミネート、クラウンと色々なケースに幅広く対応できるということと、ロストワックスによる製作方法のため、形成や印象の少々のエラーを技工士の経験と技術でカバーできることだと思います。
欠点というか出来ないことは、大臼歯を含む(正確には第二小臼歯含む)Brが出来ないことと、連結冠が出来ないということでしょうか。


連結やブリッジを含む大型の補綴は選択の余地はなくジルコニアになりますが、それ以外の場合はジルコニアで作る予定だったものがe.maxに変更になることが結構あります。

すすんでe.maxをすすめている訳ではありませんが、前述したように「少々のエラーを技工士の経験と技術でカバーできる」ということが、ジルコニア予定がe.maxに変更になる大きな理由です。


2011年6月2日木曜日

残念!

長女が近所の歯科医院へ治療に通っていました。歩いて2、3分のところの歯医者さんです。

それまでは私の知り合いの先生のところで治療してもらっていましたが、数年前から部活の時間の都合で近所の新しい歯科医院に変えたものでした。遅くまでやっているので・・・

今年から時間がとれるようになったため、最近になって新たに元の歯科医院に通うようになったのですが、近所の歯科医院で治療された第二大臼歯が治療途中のまま被せられていることが分かりました。もちろんすぐに再治療をしていただけたそうです。
レントゲンも見せてもらいました。

近所の歯科医院は数年前に新しくできた歯科医院で、看板の色使いや造りが上手で病院の見た目からは、爽やかさ、真面目さが伝わってくるものがあります。待合室には多くの修了証なども飾ってあり、優良歯科医院の演出、雰囲気は満点です。


上手い下手という差なら仕方ありませんが、こういう詐欺のような治療の実態が分かってしまうと残念です。

ゴースト 【映画】

映画は観る方だと思います。

週末もそれなりに忙しかったのですが、多少寝る間も削りつつ映画を観ました。
その中の一つに「ゴースト もう一度抱きしめたい」がありました。

私が20代のときオリジナル版1990年の「ゴースト ニューヨークの幻」を観て、これほど感動するのかというほど感動したのを覚えています。感動のあまりビデオを借りてみたところ、二度目以降はそれほどでもないというのも覚えていますw

そんな思い出のなか、DVDを借りて「ゴースト もう一度だきしめたい」を観たのですが、松嶋菜々子の演技、平井堅の唄、樹木希林の演技など画面に吸い込まれる思いで観ることが出来ました。
大よそのストーリーは分かっているにもかかわらず、とても良い気持ちにさせてもらえました。

私は洋画を日本語吹き替えで観るようにしています。
夜中に見るときは音を大きくできないので、残念ながら「字幕」で観ます。

映画はきっと全部を観てもらいたいと思って作るのだろうと思いますし、私が映画監督だったら、やはり細部にも拘るところは拘ると思うのです。
とすると、読み取るために字幕を懸命に読んでいても、伝わるものも伝わらず、見なければならないモノも見えないのでは?ということで、洋画は吹き替えが基本です。

それでもDVDなどを借りたときは両方で観たりするのですが、過去に見た中で絶妙な吹き替えがされていた映画といえば「マディソン郡の橋」です。
旦那さんの車の助手席で、ドアを開けて行ってしまおうかと考えながらも思いとどまるフランチェスカに旦那さんが「どうした?」と問われたときに答えたあの言葉。。。

もしそのシーンを観る機会があったら、字幕と吹き替えの両方をご覧ください。
全く違うものです。


なんていう映画の楽しみ方もしています。

2011年6月1日水曜日

ジェニオン 10本
















く、苦しいところ



何度も書きますが。。。
例えば高さ設定に問題がありスキャンが中止したときや、スキャンが終了し次の模型の設定を促すときには「お知らせ音」が欲しいです。
また、アンダーカットなどがあり発注出来ないような場合はスキャン中に判断してもらえると助かります。これは模型の下準備に問題があるのは分かりますが、ギリギリ大丈夫かな?と思いスキャンしたとき、フレーム設計の画面までになって泣きをみるので、出来れば傷の浅いうちに教えてもらえると助かります。

そんな話を今日、免停で身動きの取れない山本さんに伝えたところ、要望としてあげておきますと言ってくれました。 

まぁ通らないでしょうがw

ブログを見て

以前にこのブログで、技工士学校の先輩(1期)で、開業されて頑張っている古郡さんという方がいると紹介しました。

もともと古郡さんはサヤカにPIBインプラントのケースを見学に何度か来ていましたが、その時に折に触れジルコニアやe.maxの話をさせていただき、以来ご自分の取引先の歯科医院から、e.maxの仕事をサヤカに持ってきていただいています。類まれな営業上手のようです。

そして今日の古郡さんの話によれば、先日スカイデンタル(古郡さんのラボ名)に昔勤めていた方が突然訪ねて来たそうです。何でも、このブログを見て古郡さんのところに行けばe.maxが見られると思った、とのことです。

たまたまサヤカから納品させていただいたe.maxがあり、また古郡さん自身の右上5番にもサヤカで製作したe.maxのクラウン(ステイン)がセットされていて、現物を見せることが出来たとおっしゃっていました。


このブログを見て、「e.maxにたどり着く」ということがあるんですね。

それはそれで凄いことだなと思いました。


2011年5月31日火曜日

咬合紙

咬合紙は意外に人それぞれだったりするところがありますが、私が普段使っているラインナップを紹介します。


小さなエリアから中くらいのエリアでの使用は、普段は「こうごうし1/4」と「こうごうし1/2」を使用します。咬合紙を使って手が汚れると模型も汚れるので、セロファンでハンドルを付けています。



1/4は最大3歯までですが、1/2になると一般的な片顎まで使えます。ちなみに0.03mmです。
精度に応じて右に3つ並べてあるHNELの0.012mmまで攻めていきます。
(ケースは松風のですが・・・)



また、全顎のもので例えばスプリントなどに便利なのがブルーレッドです。
0.065mmと厚みはありますが、裏表で赤青になっておりハンドルも付いていてザックリいくとき便利です。
こちらも攻めるに従いHANELの両面から片面の0.012mmに移行していきます。

ただ技工物のバイトの高い低いは咬合紙の問題ではなく、マウントや患者さんの咬み方、技工士の捉え方処理の仕方などに影響されることの方がはるかに大きいので、咬合紙はしっかり印記してくれれば厚みはそれほど問題ではないのでは?などとも思ったりします。









Nobel Biocare 社長

ノーベル・バイオケア・ジャパン株式会社の代表取締役社長が来社しました。



一緒にみえたのはエリア・マネージャーの瀬川さんと、このブログで常連のピカピカ竹澤さんです
1時間ほど話をさせていただきましたが、物腰の柔らかい、それでいて奥行きのある人柄からは、さすがノーベルの社長さんだなと感服させられました。


ジェニオンに関しては、サヤカで購入する前から色々な噂を聞いていましたが、今は購入して良かったと思っていますし、まだまだこれから進化していくモノですから、ある意味では我々購入者もその進化に貢献していくべきものだろうと考えます。
F1のミハエル・シューマッハがメカニックに無理難題を言い続けた結果、フェラーリは強くなったと聞きます。同じようにクライアントの我々は使いこなす努力をしながら、問題点や要望をメーカーに対してドンドン言うことにより、私たちを含め多くのものが進化していくのだろうと思います。

今度時間をつくって、以前に恩田がセミナーで伺った幕張のプラントに、私も伺ってみようと思います。「トータルソリューション」という言葉でまとめてしまうと簡単ですが、トータルソリューションを構成する一つ一つは、それぞれ大変な努力の末に存在しているものだと思います。
山本真氏設計の机なども見てみたいですし、全体からするとプラントといえども、それはほんの一部だとは思いますが、実際にお邪魔して会社をはじめ社長の熱意なども感じ取れたらと思います。






山本氏設計の机というのは、これでしょうか?
実際に見て、触ってみたいものです。











2011年5月30日月曜日

N●K 受信料

サヤカのO氏のもとにN●Kから受信料の請求がありました。
これまでの「払ってください」のような軽い姿勢ではなく、強行突破の様相だったそうです。

群馬の実家から出てきて独り暮らしをしていた本人は、払う気があるとか無いなどというものではなく、もともと自動振替になっておらず、また普段から家には居ない状態が常だったので、「払う環境を逸していた」というものだったと言います。

もちろん、だからこそ今回の請求に対しては「それでしたら払いますので」と対応したというのですが、その金額はなんと11年分で18万円とのこと。。。

これはちょっと厳しいですね。
それでもカード決済ですぐに対応したというのだから、潔さは満点です。

N●Kも相次ぐ不祥事などで、色々大変なのかもしれません。
結局はお国のやることですから、死んでも国家として成り立たせるよう意地を張らなければ秩序がなくなってしまいます。

子供の給食費を払わないアホな親もいたりしますが、勝手な理屈を頭でこしらえて社会通念上の常識を逸脱することは良いことではありません。主張するなら市議、県議、国会議員と立候補でもして法を変えれば良いのです。体の良いとはいえ、法治国家ですから。

以前に技工所では従業員のために年金に入っていないオーナーが多いと書きましたが(コチラ)、それも同じようなことです。「どうせ年金なんてもらえない」「払った年金の6割以上は公務員の人件費」などなど色々ありますが、現実に年金が払えなくなるという体制は、戦争などでもない限り、やはり国家として取れないものだと思います。ですから今朝の新聞でも2015年までに消費税10%の記事が出ていました。ヨーロッパのように高い消費税率(コチラ)にすると、随分と環境も変わるかもしれません。そのときになって加入しようとしても遅いというものです。むしろこれらを言い訳にして悪用しているのは、技工所のオーナーだと思います。

どうせもらえないモノにお金を払うのは無駄でしょ?と従業員を説き伏せて、機材の新調と自分の口座が膨らむようにしています。

厚生年金も常に働く人が5人以上いる会社では義務です。
決められたことは守って払うものは払い、受け取れるものは受け取るというルールを都合の良し悪しでやっていたら、まるで徳川体制の末期のようです。

払うものを払って体制を維持することに貢献しているからこそ、大口も叩けるというものです。私たちも国家運営の参加者として、構成要素の一員として、年金がどうの税金がどうのと言える、普通の社会人でありたいものです。

サヤカでは厚生年金ですし、退職金共済も加入しています。
だからこそ、O氏も苦虫を噛み潰す思いをしながらも、潔く払うというものです。

週末 インプラント説明会など

昨日の日曜日は東京で噛み合せセミナーに参加してきました。
話す側での参加でしたが、受講されている先生方の取り組み姿勢には、とても熱いものを感じました。机の前で技工物を作っているだけではなかなか分かりませんが、上っ面の口腔内環境にとどまらず、多くのものを要求する患者さんと毎日のように真剣に向き合っている先生方は本当に大変で、真面目な先生ほど相当な心労を常に持っているということが、改めて分かった気がしました。


土曜日はインプラント説明会でしたが、事前の予約の倍以上の患者さんがみえました。
「他院でインプラント治療をしたけれど、インプラント体が露出してしまって・・・」
「突然3本抜歯されて入れ歯にしたけれど、それ以来まともな食事が出来なくなって・・・」


多くの方々が問題や悩みを解決、あるいは多少でも好転させることができずに、半ば諦めに似た状態で済ませていることが多いのだろうと思います。

私の知ること、私の出来ることで少しでもお役に立てればと思うと同時に、無知の知ではありませんが、学ぶほどに知らないことだらけだということも実感します。

熱い先生方に負けないよう、私も頑張ります。