2011年2月28日月曜日

BIG4 に参加して

土曜日は飯田橋で催されたイボクラビバデント主催の「BIG4」に行ってきました。

私は常々思っていることに、本当に学ぼうと思ったら書籍で全て学べる、ましてやネットを利用すればさらに学べる、ということがあります。
演者が話すことは、ほとんどの場合事前にどこかで執筆されています。

ダイエットなどに対する考え方も似たものがあります。
ダイエットをしたくてあれこれとダイエット方法を調べるのであれば、まず動けと(w

技術やセンスはどんな講習会、講演会に参加しても得られるものではないとも思っています。
客観評価が上がるように、自己研鑽しかありません。自己評価は何の意味も持ちません。


それでも何かと講習会に足を運ぶのは、運んだ先でしか得られないものが間違いなくあるから、だと思っています。

それは人との繋がりであったり、出会いであったり、お付き合いであったり、前を目指す人たちの空気感だったり、そういう人たちの姿勢だったり、まだ執筆はしていないけれど「これから」のために今考えていることをペロっと言ってしまうのを聞いたり、などです。
また、それらはその現場でなければ共有できないモノがあり、時間が経っても「あの日はどうも」と言い合える共通財産が生まれるものです。


さて、前置きが長くなりましたが、土曜日のBIG4は色々と楽しかったです。

まず、部屋に入ると メーカーさんが後方の壁に並んで、自社の商品をならべています。
4、5社だったでしょうか??

まずイボクラのところにいた宮乃内さんに、どもどもこんにちはの挨拶をしながら、その向こうに鎮座しているノーベルの甲府の液体金属こと山本さんと、その横に大野ちゃんがいることに驚きつつ、久しぶり~こんにちはの挨拶。

ほどよく世間話をしながらも、ノーベル仕込みの独特な話術に幻惑されながら、気が付くと「来月の頭に食事をご馳走する」約束をさせられている自分に気が付き、やはり営業の先頭をいく人というのは凄いなぁと感心しながら席につきました。


講演内容は圧巻でした。
佐藤幸司氏の講演内容はそれなりにBPSの息がかかっていましたが、その流れの中で「これからは×××なんだ」という発言をちょろっと言ったのです。全体の脈絡からはズレていましたし、ご本人も「今言うことではないんですけどね、いずれ」などと濁したくらいです。
まだ詳細は書けないのですが、実は私が先日来「咬み合せ」の勉強会に行っているところで学んでいる根幹の部分が、実はその×××なのです。
まさかこんなところで、その単語が出てくるとは夢にも思っていなかった私は鳥肌が立ちました。

その後の川島哲氏の講演の後に20分の休憩があったので、すぐに佐藤幸司氏のところへいき、そのことについてディスカッションさせていただきました。使う材料も教えていただき、おやっと思ったり、なるほどと思ったり。
アプローチなどに違いはありましたが、目的は同じものであると分かり、今後が楽しみになりました。ちなみに、次回の咬み合せ勉強会は明日です。。。

さて、川島哲氏。
もう最高でした。 知識技術も半端ではないものを感じ、さらにそれらをエロの雰囲気を漂わせながらユラユラ話を進める術(?)も見事でした。
「患者が「早く入れて~♪」と叫びたくなるようなデンチャーでなければならないんです」と、情感込めながら言ったときは、私は笑う所だろうと思いニヤけたまま周囲をみると、誰も笑ってません。。。

ひょっとして、笑っていたのは川島一派とアカサカ歯材社の相原さん、そして私くらいだったのかもしれません。。。

当たり障りのない表現でも言っていました。
デザインとは人に好まれるのであり、機能するものである。
それらは失われた部分を模倣する口腔模倣学に基づくものである。

この温度差を見事に利用した話しぶりには、頭が下がりました。


山本真氏は過日のベルサール飯田橋で話を聞いたのと、先日のブログでも少し触れたQDTの論文を熟読していたので、基本的に過去の記憶をなぞるような話として聞いていました。

それでも最後に言っていた「強度の点から考えた場合、オールセラミックによる大臼歯補綴はe.max(CADかPress)しか考えられない」という言葉が印象に残りました。

「ビジネス」でモノを言わない方だと思っていますので、私にとっては特に重みのある言葉です。

2011年2月26日土曜日

模型処理



私はブロックアウトやリリーフを石膏でやります。



Jプロッソの重村さんにもそうやって教わりましたし、最近では石膏ということでスキャナーにもちょうど良いです。

以前はニュープラストーンなどを使っていたのですが、最近サヤカで黄色の硬石膏を使わなくなってしまい、最近はグレーの硬石膏しかありません。

このブロックアウトする石膏は瞬間接着剤で練って盛っていくのですが、石膏が変わると操作性が著しく変わります。
以前の黄色い硬石膏の操作性は、その操作時間、盛りつけるときのサラサラ感、固まってからの表面性状など、極めて良好だったのですが、グレーの硬石膏になってからは全てにおいてダメになってしまいました。

ちなみに白い超硬石膏でもやってみましたが、操作時間が異様に短くてダメでした。

どうも石膏の種類「超硬石膏なのか硬石膏なのか」と、色「着色剤?」が関係しているのではないか??などと一人鼻息を荒くしていたところ、それを聞いていた岩瀬歯科商会のサックスが上手な鈴木君が。。。




持ってきてくれました!

実に7色の硬石膏です。さらにこれらはLEが真似したという低膨張のメガストーンという硬石膏も含まれています。
試し甲斐がありまくりです。 ありがとうございます。



しばらく時間はかかりそうですが、せっかく持ってきていただいたので、しっかりと試していきます。



2011年2月24日木曜日

【適合】 印象採得~石膏注入

以前技工を任されていた歯科医院とのことですが、サヤカで作った技工物がいつも「コンタクトが緩い」といって、再製作や修正になっていました。

コンタクトを盛りなおしたり、後ロー着の場合は作りなおしたりしましたが、あまりに頻繁なのと、
言われた通り修正した技工物をみると、最初の模型にはどう考えても入らない程の修正量なので、ある日衛生士さんに印象材は何を使ってて、どんなふうに模型を作っているかを聞いてみました。

すると・・・

「アルギン酸で採ってますが、午前中の印象は、なるべくお昼に注ぎます」

「午後の印象は診療が終わってから注ぎます」 と、言われました。
後ずさりした私に「なるべく早く注ごうと思っていますが、どうしても忙しくて」と、衛生士さん...

少しして医院でも問題になったようで、石膏を注ぐタイミングを皆で改善したらしく、以来、それまでのようなコンタクト修正などは無くなりました。




もっと凄い話も聞きました。
私の先輩技工士さんですが、ありえない再製作を依頼されたので衛生士さんに印象から模型注入までの流れを確認したところ「あぁ! それでしたら、最初に注いだ模型に気泡が入っていたので、注ぎ直してから出しました」と言われたそうです。。。



アルギン酸の印象材で、気泡が入ったからといって注ぎ直したそうです。
なんでも「気泡が入っていたら、ちゃんとした技工物が作れない」と、先生に教わったからというのです。それは確かにそうですが、じゃあ同じ印象材に2回注いで良いとは言っていないのでは? などとは言えず、「気泡が入っていても良いから、同じ印象材で2回注ぐのはやめてください」とだけ言ったそうです。


適合というのはチームワークで考えなければ意味のないことですね。



音が出ます!  ボリューム気を付けてください。


先日の新年会の様子です。
ファイルを小さくしたため画質が荒いです。

「二人の銀座」
「黒い瞳ツイスト」
「悲しき街角」
それぞれ短く繋いでいます。

2011年2月23日水曜日

プロセラ(ジルコニア)の適合

このブログで以前に、プロセラの単冠の適合が緩いと言っていました。 こちら

また、少し前のブログで言っていた単冠とブリッジではその製造方法が異なるため、
出来上がりに差があるということを言いました。 こちら

今回はその単冠とブリッジが混在するケースのフレームが出来上がってきたので紹介します。

やはり若干の色の違いがあります。
製作上、問題があるような差ではありません。


 表面性状、質感も違います。
これらは無調整の状態です。単冠がちゃんと入らず、傾いた状態です。
マージンを調べてみましたが、マージンを長く設定してしまったことによる当たりではありません。
ブリッジのほうも、どうやら若干内面に当たりがあるようです。




そこで両方とも内面調整をしてみました。


すると今回は、単冠でも内面の緩さはほとんど感じることがなく、むしろかなりタイトに感じました。
調整していきマージンが合ってきても、全くといっていいほど回転しません。
支台歯のテーパーやシャンファーの形状にもよるのでしょうか。
かなり良い感じの適合状態です。前回のコメントは訂正しないといけないかもしれません。






単冠、ブリッジとも臨床上問題ないであろう適合状態まで調整します。
これからマージンアジャストと調整に入りますが、かなり良いフレームが出来そうです。






こちらはブリッジのフレームですが、舌側のマージンが厚いままフィニッシュされています。
これはこれで全く問題なく調整するものですが、単冠の場合はその独特な製造工程から、こういう過剰防衛的なフィニッシュが出来ず、支台歯のテーパーやシャンファー(特に舌側)の形状により、「緩い」や、特に「マージンが薄すぎ」などが出来てしまうことがあるのではないか、と思いました。

e.max EP5000


I P F ( インテリジェンス プレス ファンクション)

それぞれのインゴットごとに、設定された最適なプログラムによってプレス形成されるもの。



表面性状と物性が良いと言われますが、
反応層の除去もIPFでプレスしたものの方が楽です。


先日もe.maxユーザーで、少し前にEP3000を買ってしまったと嘆いている技工士さんがいました。
それなりに仕事をこなしているにもかかわらず「IPFなんて知らなかった」、と言っていました。。。

LT,HTのIPFモードが出来た場合でも、EP3000は拡張性がないために今後もIPFモードはできないことが確定しています。

現在IPFモードはMOインゴット以外には対応していませんが、LT、HTインゴットのIPFモードの開発が待たれます。


普通のプレスは画面に進行状況のグラフや温度が表示されますが、IPFモードでプレスすると画面が白くなり、そういった表示がされなくなります。

普通のプレスを「セラミックを加熱し、大福もち程度にしたものをプレス」するのに対し、
IPFモードでのプレスは「マックシェイクをプレス」するようなものだと例えられます。
セラミックに長い時間熱を圧力を加えることなく、短時間で終了させる、ということです。
(画面が白くなり状況が表示されなくなるのは、温度などがシークレットだからのようです)

そのため、物性が良く、表面性状がキレイで、反応層も少ない、となるそうです。


2011年2月22日火曜日

ノーベルさん と アクアナノデンタル

今日は午後からノーベルさんがみえました。
今日の講義は「ノーベル・ガイド」です。



ノーベル・ガイドは購入してからこれまでに独学で色々といじってはいましたが、一通りの流れだけしかみていませんでした。今日は左手の腕時計がキラキラ光るノーベルのスーパー営業マンに、ノーベル・ガイドのオプションの機能を細々と教えていただき、それらを使うことによって、さまざまな事が出来るということを学びました。

ドクターの経験にもよるのでしょうが、道具を上手に使うことによって、安全・安心なインプラントが出来る、または安全・安心であるということを患者さまに伝えられる、ということはとても大事なことなのではないかと思いました。


ただ、やはりジェニオンもそうですが、これらは「やっていないと忘れる」ものですし、やっていかなければ何の肥やしにもならないものだと思います。
何とか時間を作って、積極的にいじらないとなりません。




ノーベルさんとの入れ替わりに、岩瀬歯科商会の鈴木君がみえました。
鈴木君は先日の新年会でサックスを吹奏し、美味しいところを独り占めした好青年です。

その鈴木君が岩瀬で扱わない(?)アクア・ナノ・デンタルが気になるようなので、サヤカのもので試してもらいました。
「20mlと書いてあるけど、10mlくらいで大丈夫だよ。1分間ね。」

とやってみてもらったら

「ん~ これは。。。良いですねぇ」と商売抜きの素直な感想を述べていました。



材料屋さんとしては、話題にのぼる洗口剤はいくつかあるようで、ph調整したパーフェクトぺリオ系のモノもあるらしいのですが、ブログには書けない難しい問題も色々とあるようです。

過日のブログで書きましたがアクア・ナノ・デンタルは3000円前後ということで、私個人としては「高いかな」と思っていたのですが、歯科専用の有名な(?)洗口剤からすると、500mlで3000円という値段はそれほど高い値段ではないといううことを知りました。

人にも超音波スケーラーにも優しく、含嗽だけでポケットが改善し、口臭が無に感じるようになるという、この商品の実力から考えれば、むしろとても安いのかもしれません。



2011年2月21日月曜日

プロセラ 単冠 & ブリッジ



単冠のケースですが、随分とサポート形態に慣れてきました。
思った通りの形態があがってくるようになりました。
ノブとして加工するための膨らみも頭に描いた通りです。
唇側のマージンと、フィニッシングラインを修正して築盛に入ります。






先日ブログで書いていた、単冠とブリッジが混在するケースです。
フレームの出来上がりも、色々な意味で楽しみです。

ブリッジのデザインもいくらか慣れてきましたが、作業時間はとても長いです。
パソコンを長時間集中して見つめているため、とても目が疲れます。

車の運転も、自転車の運転も、あるいみ技工の部分的な作業も
小脳による作業になると、いくらか楽になるのだろうと思います。
最初のうちは考え、意識して作業するので大脳を使いますが、
慣れてくるとパターン化された部分は小脳で処理されると聞きます。

ブリッジの設計はまだまだ脳みそフル活動らしいので、
これは逆にへこたれていないで、進んで取り組んでいかないと、いつまでも疲れてしまいます。


2011年2月19日土曜日

新年会 新春・親睦会


今日は昼から恵比寿で新年会を催してきました。

齋木好太郎先生をはじめ、アカサカ歯材社、株式会社ヨシダタロウ、株式会社岩瀬歯科商会、白水貿易株式会社、日本歯科工業社、埼玉歯科技工士専門学校の皆様と共に、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

いつもは仕事というステージの第一線で戦う男たちが、「たまには息抜きでも」ということで、年に一度二度、時間がとれるとき、たまに集まって騒いでおります。






ボリューム注意!
(ヘッドホンで聞くとキレイに聞こえます 音がです・・・)


2011年2月18日金曜日

AQUA NANO DENTAL

今日は19時30分から、浦和の歯科医師会主催のセミナーに参加してきました。

会場に着くとKOデンタルの面々がズラリと揃っていて、アクアナノデンタルのパンフレットと資料を配っていました。

先日のアクアナノデンタルについての内容がいい加減だったので、今日いただいた資料に基づいてちゃんとしたことを記しておきます。

アクアナノデントは次亜塩素酸系などではなく、オゾン化水なので人体にも機器にも優しいということです。

主な特徴としては・・・
殺菌性が高い(タンパク質と反応し殺菌能が低下)
ガス核が長期に保存される(紫外線から保護すれば6か月)
安全性が高い(オゾンナノバブル水は飲料水として厚生労働省の認可を受けている)

また、歯周治療において、ナノバブル水での含嗽で歯周ポケットが改善されるということで、
どうもいまのところ「良いことづくめ」のようです。

特に欠点はなく、保管において紫外線だけ注意すればいいと言っていました。

詳細は 
東京医科歯科大学 歯学部附属病院 歯周病外来 荒川真一先生の
「オゾンナノバブル水 歯周治療への応用」 



セミナーでは
「ビスホスホネート系薬剤(BP剤)使用患者に対する歯科医院での対応」
(BP剤は骨粗鬆症や骨転移した癌患者さんに投与されている薬剤です)

「歯科医院におけるより安心・安全に処置を行うためのCT診断の有効性」
(MDCT(医科用・軟組織)とCBCT(歯科用・硬組織)の違いから始まり、レントゲンでは見えないモノが見え診断にどれだけ有効かなどを実例を並べながら説明していました)


同ブログ内 関連ページ 

2011年2月17日木曜日

プロセラ 単冠

ノーベルのプロセラシステムのジルコニアフレームですが、単冠だけは作り方が異なります。
私の作り方ではなく、幕張工場での作り方です。

ブロックから削り出すのは連結冠以上のフレームで、単冠はブロックからの削り出しではありません。

同一ケースで同じシェードで単冠とブリッジなどが混在する場合には、仕上がってきたフレームの色も、単冠とブリッジでは異なります。同じシェードで発注しているのに変ですよね(笑



冠のクオリティはというと、これもまた単冠とブリッジなどでは異なります。

先日依頼した単冠ジルコニアフレームですが、届いた冠はブカブカでマージンは薄く尖っていて、その後の製作を想像しても商品として耐えられないのでは?と思ったので、再製作を依頼しました。




ちょっと設計も工夫してみたのですが、根本的なところは変わりようもないためか、今一つ妥協しながらプラス方向に修正もしなければならないようです。

これでは単冠で顧客を減らしてしまいます。ワタシガ

先日のブログでも書きましたが、春あたりに単冠の製造方法も他のモノと同じになるようなので、早くそうなるよう祈りながら待ちたいと思います。

2011年2月16日水曜日

好きさ好きさ好きさ

今夜はカーナービーツのナンバーから、好きさ好きさ好きさ。
歌は米田友三(偽名)でお贈りします。



音が出ます! ボリューム注意してください。





アクアナノデンタル

現在はまだKOデンタルからしか買えないらしい、アクアナノデンタルです。
スーパーペリオド水(ステリHClO(高濃度次亜塩素 )なのか、その進化版なのか、
次亜塩素酸系の洗口剤なのでしょうか。

次亜塩素酸といえば、15、6年くらい前でしょうか、接着のことで新宿の恵愛歯科 (柏田先生)へ勉強しにいっていたころ、これからは次亜塩素酸でスメア層を取り除いて云々、そうやって接着強度を上げるんだという話を伺っていたのを思い出します。同時にファイバーポストがまだ世間には出ていなかったのですが、試験的に使っているのを見せていただいていました。

ネットで少しの情報は出ていますが、詳細はハッキリしません。


実際使ってみた感想は。。。
塩水のような味で薄ピンクの液体が、洗口すると透明になります。
始めは塩味が気になりますが、1分間の洗口の間には忘れます。
洗口が終わった後は、これまでに感じたことのない「無」の息を感じました。
口の中の常在菌を全て死滅させたのか、と思えるほどです。


1分間クチュクチュ


 ぶひゅ

リステリン、GUM、モンダミンなど、色々な洗口剤がありましたが、口をすすいだ後に
それぞれの商品につけてある「味」「香」が残りますが、アクアナノデンタルはそういった類の
ものは全く感じ取れませんでした。
これまでの商品はキレイになったという実感より、強い刺激や香で洗った気分になっていた
とも言えるかもしれません。(コンクールドは別ですが)

スタッフにも試してもらいましたが、スタッフの多くは「歯医者の味がする」と、面白い意見を
言っていました。

これは歯科医師によっては、強い酸ということで敬遠する意見も聞かれます。

4月からはアチコチで買えるようになるそうです。
ネットでは歯科医院からの販売はしているようです。

値段は何段階かあるようですが(謎)、3000円くらいです。
興味ある方はお試しを。

同ブログ内関連ページ 1

同ブログ内関連ページ 2  

e.max CAD  その3

今日は午後からTEKのセットの立ち会いと、噛み合わせセミナーに参加してきました。
午後2時から始まり、病院が終わるまでかかってしまいました。。。
噛み合わせ治療に関しては、後日あらためてアップします。



今日は e.max CAD  その2 に続いて、その3です。

今回のケースはクラウンタイプですが、実は6番に入っているオールセラミックは
e.max CADのオリジナル・ブロックです。特徴づけ「無」のクラウンになります。

あらためてこうやって見ると、やはり多少の色合わせ、特徴づけがあったほうが良いと思います。
ドクターもそう感じて、クリスタライゼーション以降をサヤカに依頼するようになったようです。




( なぜか ドクターからメールで届いた画像は張り付けると縦になってしまいます… )





最近のステイン材は色が淡くて困ります。
e.max セラムのステインも そうですし、セルコンセラムキッスのステインも、そう感じます。
濃い場合には薄めたり、色を混ぜ合わせたりして調整できますが、元の色が淡いとガツンと濃い色が出せません。シリンダーの色を見ると濃そうに見えますが、実際にセラミックに少量塗布してもその色は全然出ません。



どうやら厚みがあっての色のようです。
メーカーの方に確認をとってみると、「色は重ね合わせて出す、と考えて作ってあります」という答えでした。
なんというか、反論する壁が見あたらない、あなたの技量が問題なのよ、とでもいうようなナイスな回答をされました(笑

2011年2月15日火曜日

雪景色

降雪地帯に暮らす方々には申し訳ありませんが、関東平野に住む私にとって一年に数度しかない雪景色は美しく見えますし、心が躍ります。

昨夜も帰り道を遠回りし、雪の感触を満喫してしまいました。

さて、一夜明けると会社の前の道路はグチョグチョでした。
車道は放置ですが、やはり会社の前の道はキレイにするのが地域社会で生活を営む者の責務なので、朝から全社員でセッセと雪かきです。

雪だるまは、昨夜のうちにスタッフが作ったものです。
会社の前の第二産業道路を走る運転手の目を、一瞬楽しませることでしょう。





帽子はラバーボウル【大】、目と口は台付用ゴム枠【片顎】、手はほうきです。

斜面のせいか、ちょっと傾げているところが可愛いです。

2011年2月14日月曜日

やろうと思へば

やろうと思えば大抵のことは出来るものだと思っています。
出来ないのは、本当のやる気がないというだけのことです。

自分もそうだと思いますし、他人(ひと)もそうだと思います。

大抵のことというのは、特殊な能力によるモノなどは別です。

その法則からすれば、「出来るひと」と「出来ない人」の差は、やるかやらないかだけです。

無言実行も有言実行も良いですね。
どちらにしても、やるということです。

やらないことですが、それはそれで仕方のないことだろうと、最近は思います。
能力の差というより、人間性というか性格、モノの考え方の違いもそこにはあります。

一番格好悪いのは「やる」 「やろうとした」 「本当はやりたい」と言いながら、出来ない人です。

やらないにもかかわらず、こういう人は「自分はやろうとしている人間」と勘違いしていることが多く、だからこそ、やらないこと、出来ないことへの言い訳も声が大きくなり感情的になります。

以前ある歯科医院でスタッフ会議を開いたとき、歯科スタッフのプロとしての意識をもっと持ってもらうために互いに勉強していきましょう、と先生が言ったら。。。

ある一人のスタッフが
「私は勉強しようと思ったりするのですが、ここには私が学びたい専門書がないので出来ません」
と言ったそうです。

やはり、敵は己の中にいるようです(ワタシモ

Google

今日の午後、最近このブログで「先輩」という名で登場するF郡さんという先輩がみえました。

オールセラミック、特にe.maxに関して興味を持ち、サンプルなどをサヤカで製作したりしていた方です。

今日いらしたのは前回と同じように、細かい詰めの部分に関する質問です。
前回の、接着剤は何が良いのか悪いのか、ブリッジはどの部位にどのくらい出来るのかに続き、下顎前歯のファイバーコアは折れないのか、ブラックラインはどうなるのか、メタルコアの場合どうしたら良いのか、などなど。

ダイコアに関しても質問され、答えながらネットでググって見ていただいたら

F郡さん :「あれ~うちのパソコンじゃ、こんなに沢山画像出てこないよ」と 

私    :「そうですか?」  

F郡さん :「ヤフーでやってみてよ」 

私    :「良いですよ・・・ ほら」

F郡さん :「あらら ヤフーでも これだけ出るんだ・・・おかしいな」

私    :「そうですね。 普通だと思いますけど。」  

F郡さん :「さっきの方が画像出るね? 何だっけ ゴーグル?」

私    :「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・グーグルですけど

F郡さん :「やべ! やほーと同じじゃん!」






週末は本を探しに神保町に行ってきました。
大宮でもあるのでしょうが、たまたまなのか大きな書店3件に無く、仕方なく神田まで行きました。

今読み進めている本は
「峠」       司馬遼太郎
「国盗り物語」  司馬遼太郎
「平家物語」   作者 忘れました  解説付きのものです

峠は全3巻で最初に全て揃ったので問題なし。
国盗り物語は全4巻で、2が無くて無くて探しましたが、さすが神保町。すぐに見つかりました。

先日このブログで書いたFACEBOOKですが、神保町というか大きな書店を通じて凄いことになっているのがうかがい知れました。

大きな書店の「今売れている本」のような棚などがどこでもあると思うのですが、そういう所には例にもれなく「FACEBOOK」関連の本が沢山置いてあります。
これからはFACEBOOKだと、読まずとも語られているようでした。

仕方ないので、私も3冊ほど買ってきて、昨夜目を通しました。
ここらについては、後日報告します。



ついでに御徒町の駅がすぐ近くだったので、私のモズライト(ギター)のネックがフニャフニャなので
良い中古モズライトがないものかと物色し、さらに人に頼まれた楽譜を探しあるいてきました。
中古モズライトは一つだけありましたが、とても手の出るような値段ではなく、サッと諦めました。
楽譜も意外に無く、2時間くらい人ごみの中をかき分けて歩いてしまいました。

どうやら明治大学かどこかの受験日だったらしく、若者がワンサカ溢れていました。

ためしてガッテン  再放送

明日 2月15日 

16:05~16:50   再放送します。

歯科医院で流しっぱなしにしておきたいほどの内容だと思います。

録画準備してください!


【リンク先から抜粋】
「生きるためのスイッチ」ともいえる、すごいセンサーが、“歯の裏”にあることを発見。よく噛(か)んで“センサーをON”にすれば、脳の反応が速くなり、記憶力も向上。さらに噛むことで、バランス力がアップし、寝たきりや転倒の危険を減らす可能性があることまで、わかってきた。スイッチをたくさん押せて、脳を元気にする“お得な食べ方”や、入れ歯での秘けつもバッチリ紹介。“噛むだけで元気になれる”お得な情報が満載!

2011年2月11日金曜日

客観的であること

たとえば咬合について、一つの咬合療法を学び成功例をつかむと「他の咬合療法は偽物」と考えてしまうことがあります。

たとえばインプラントについて、ネジ止め式が良いと自分が信じると、セメント式は悪い手法だと考えてしまうことがあります。

たとえばセラミックは硬くて対合歯を痛めると信じると、ハイブリッドが最高の補綴物だと考えてしまうことがあります。

(宗教も似たようなことありますね)

そういったものの多くはビジネス性はなく、本当に心から信じていることが多く、
かえってそのほうが性質が悪いと。。。私は思っています。

これまで成長してきたのは自分が白紙だったから、受け入れる準備が出来ていたから、のはずが、一たび成功例(?)をつかむと「これ以外は考えられない」となってしまうのです。
とたんに偏ってしまい、受け入れ態勢が取れず、むしろ壁をつくってしまうということです。

さらに偏った人ほど喧伝したりするので困ります(笑
今の時代はネットがあるので、ブログなどを通じて偏った意見を「この手法をやっている人に、悪い人はいません」などと、「あの手法をやっている人は、悪い人ですから気を付けてください」ということを裏返して喧伝して自分を誇示します。


私は本をよく読みます。
読んでいるときは誰よりも作者の信者になり、物語や主張に心から溺れます。
しかし読み終わったときには客観的な立場で考えます。

講習会へ行ってもそうです。
誰よりも演者の信者のように聞き、「その通りだ」と聞き溺れます。
しかし、講習会が終わったら「本当にそうだろうか」と、いったん異なるポジションから見直し、やはり大切だと思えばその部分を吸収します。

強い人間は良いのかもしれませんが、私のような弱い人間は
いつも「客観的であること」ということはとても重要だと考えています。

2011年2月10日木曜日

噛み合わせ

昨日のNHKの放送は、やはりNHKの放送だけあってその影響が期待できます。

放送開始後すぐに知らせた医院では、昨晩録画して見た上で、さっそく今日の診療に生かせたようです。今後もジワジワと影響していけば良いと思います。

さて、そんな中今日はこれから「生理咬合を一緒に学ぼう」ということで、ドクターと整体の先生がサヤカにいらっしゃいます。終了時刻は未定ですが、録画したりメモしたりガッツリ学ぼうと思います。







写真はEP-500でプレスしたe.maxインゴットと、EP-5000でプレスしたインゴットです。
左右で分かれています。 どちらか分かりますか?

サヤカにあるマイクロで撮ったものもあります。
もう少しピンを合わせて見ていかないといけませんので、今の段階で感想は述べません。



2011年2月9日水曜日

NHK ためしてガッテン

  • ためしてガッテン「脳と身体を刺激せよ!やる気の源は○の裏に」




  • 「生きるためのスイッチ」と言える、すごいセンサーが“歯”の裏にあることを発見!脳を刺激し意欲や記憶力を向上させ、老いも若きも元気にさせちゃうお得な食べ方を紹介。




  • 「生きるためのスイッチ」ともいえる、すごいセンサーが、“歯の裏”にあることを発見。よく噛(か)んで“センサーをON”にすれば、脳の反応が速くなり、記憶力も向上。さらに噛むことで、バランス力がアップし、寝たきりや転倒の危険を減らす可能性があることまで、わかってきた。スイッチをたくさん押せて、脳を元気にする“お得な食べ方”や、入れ歯での秘けつもバッチリ紹介。“噛むだけで元気になれる”お得な情報が満載!




  • 出演 【出演】研ナオコ,毒蝮三太夫,山瀬まみ,【解説】東北大学名誉教授…渡邉誠,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治






  • たった今終わった番組ですが、その内容は鋭いものでした。

    半分ボケてベッドから降りられない生活をしていた人が、入れ歯をいれて自分で噛むようになったら普通に生活できるように戻った、などの実例をいくつもあげながら、歯の大切さ、両側にわたる全ての歯(入れ歯でもOK)で噛むことの大切さを伝えていました。

    感動しました。
    歯科の学会では当たり前に言われていることですが、NHKがここまでリアルに、歯(入れ歯でもOK)が脳の活性化に重要かを言うとは驚きました。

    再放送あるんですよね? 

    もしあったら ぜひ見てください。

    ガムシェード

    今日は午後からガムシェードを合わせに歯科医院へ行ってきました。

    患者さまの希望を取り入れて排列を調整し、その後ガム色をみました。

    切端の位置を少し上げて、犬歯の張りと捻じれ具合の調整。

    下顎はコントロールデンチャーです。






    写真はカスタム・ガムシェード・ガイドです。

    また、口唇の張り具合を良い状態にするための調整を見学させてもらったのですが、
    「皺が出ないようにするために張りを減らす」ということを学びました。
    皺が出ないようにするためには張りを強くすれば良いと考えがちですが、
    下手に張りを強くすると、かえって正中部に皺が出てしまうという、
    文章では説明しづらいですが、かなり大切なことを学べました。

    やはりチェアーサイドで学ぶということは、とても大切なことだと実感しました。
    カンデュラでいくのか、セラマージュでいくのか、これから画像を見ながら決定します。

    次回完成なので、また立ち会わせていただきます。

    (佐野)

    FIXPEEDの曲げ強度

    昨日の続きですが「大幅に曲げ強度を向上させました」
    とFIXPEEDのパンフレットに書いてあったので、GCに電話して聞いてみました。

    GCパターンレジン【62Mpa】 に対して FIXPEED 【85.5Mpa】 でした。




    昨日今日とFacebookについて調べています。
    私は一昨日登録したばかりで詳しく知りませんが、Facebookは登録者が世界で5億人を超え、twitterのように会話調で展開し、さらに写真がシェアできるというものらしいです。

    歯科でも利用している人がいるという話を聞きました。



    ipad 
    次々と出てきますね。
    歯科での役立て方も次々出てくると良いと思います。

    2011年2月8日火曜日

    GC FIXPEED  パターンレジン

    サヤカで技工を始めた当初、技工マニュアルをセッセと作っていました。
    ワックスアップ、埋没、ロー着、研磨、分割復位式模型、副歯型式模型の6種類です。

    マニュアルのファイルを見たら製作年月日が2000年5月になっていました。
    およそ11年前に作ったものでした。

    GCから口腔内固定用常温重合レジン「FIXPEED」が出たので、それならということで
    比較してみようとファイルをひっくり返していたら、昔のファイルが出てきました。


    その当時のままコピーすると

    1.      GC社製パターンレジン
    硬化時間 『4分』

    硬化収縮
    30分後
    24時間後
    0.65
    0.67




    2.      日進社製パターンレジン
    硬化時間 『2.5分』

    硬化収縮
    30分後
    24時間後
    0.55
    0.81


     (今はこんな箱ではないですね。きっと。)


    となっています。
    ついでに、こんなことも書いてあります。  ↓

    使用するパターンの種類によって、埋没材の膨張収縮が抑制されることがある。



    クリストバライト埋没材
    リン酸塩系埋没材
    WAX
    膨張傾向  0.08
    膨張傾向  0.05 
    レジン
    収縮傾向 -0.15 
    収縮傾向 -0.10
    プラキャストバー
    収縮傾向 -0.28
    収縮傾向 -0.18


    (昔のファイルをコピーペーストしたものは、色付けした部分です)



    つい最近GCのパターンレジンを購入し、取説を見てみましたが
    この製品に関しては何も進化していないようです。全く同じ数値でした。
    日進のパターンレジンは30分後の0.55%は魅力でしたが、今は使っていません。
    当時から操作性・信頼性は断然GCだったのを覚えています。

    ちなみに、Pi-Ku-Plast HP36(ピクプラスト)の硬化収縮は 0.36%とうたっています。
    「このレジンは収縮ゼロです」などと言っているページも目にしますが、
    とりあえずメーカーいわく、0.36%の収縮でヒートショック対応というのが売りのようです。
    経時的な変化量は今は分かりませんが、某メーカーの人いわく経時的な変化量が大きいと
    言っていました【謎
    焼却残さですが、サヤカのスタッフは「少し残ります」と言っています。






    そしてGCのFIXPEEDですが、売りは
      ・低収縮と良好な寸法精度   0.62%(3日経過しても同じ)
      ・変形や温度変化に強い物性   
      ・シャープな硬化特性
      ・識別しやすい緑色

    あたりでしょうか。




    しかし、それらの特性を出すためにフィラーを使っているようで、
    焼却すると残さが残るため鋳造用パターンとしては使用できません、と記してあります。
    同様に、大幅に曲げ強度を向上させたと記してありますが、
    これまでのGCパターンレジンが62Mpaに対してフィクスピードがいくつなのか分かりません。

    明日にでもGCに電話して聞いてみます。

    こういう材料比較は面白いですね。
    材料を作る目的や思惑などが感じられます。

    2011年2月7日月曜日

    PIB バーアタッチメント / ジェニオン

    今日は午後から山本さんがみえ、ジェニオンにおけるPIBのスキャン方法と
    バーアタッチメントの設計方法を講義してくれました。



    私の個人的な意見ですが、PIBというとプロセラに限られてしまいますが・・・
    インプラント・ブリッジの取り組み方によっては、人の口腔内の状態が大きく変わるではないか?
    と思っています。
    鶏と卵の話になりますが、同時に歯科界も変わるのではないか?とも思っています。


    少ないインプラント本数のおかげで患者さんの金銭的負担、オペによる肉体的負担も少なく済み、ドクター側のリスクも減って、技工士にとっては適合の苦労から解放され、しかもその治療効果は大きい、となれば、歯科界側の取り組み方さえ工夫すれば大きな大きなビジネスチャンスというか、
    大改革というか、革命というか、何かそんなものが訪れることもありえると、思っています。



    息抜き

    土曜日は歯科医院へ所用と、自分の小さなカリエス2つと
    開かない根尖の根尖病巣を見てもらいに行きました。歯科治療は数年ぶりです。
    カリエスはまだ小さなものだったので、サッとCRで充填してもらって終わりでしたが、
    クレンチングやブラキシズムのせいか、歯牙にクラックが多くあるらしく、
    また、20年前くらいに充填したCRが欠けている部分があるとのことで、
    少し通ってくださいと言われてしまいました。


    プロセラのスキャナー(ジェニオン)もまだまだ試行錯誤の段階ですが、
    いまだメーカーからのレクチャーが始まっていないノーベルガイドも、
    自ら触っていなければ話にならないと自覚しているので、
    空けた時間は孤軍奮闘パソコンとの戦いが続いています。

    ちなみに今日の午後は、ターミネーター2の液体金属の警官に扮した
    ロバート・パトリック似のノーベルの山本さん Yさんが来る予定になっていて、
    今日はPIBとバーアタッチメントを勉強させてもらいます。





    そんな中、日曜日は息抜きのため、車を2時間ちょっと走らせ、
    山梨の西沢渓谷へ行ってきました。


    久しぶりに1時間半ほど自然の中に身を置いてきましたが、とても良い時間を過ごせました。
    周回コースは歩いて4時間だそうですが、路面が凍結している部分は本格的な装備でなければ
    歩けないということで、市営Pからスタートし「三重の滝」までしか行けず、
    それでも往復2時間の山道をユラユラと景色を眺めながら散策してきました。




    小さな滝が凍っています。山の奥は水と氷の世界のようでした。




    氷柱というか、上下つながっています。


    自然でなければ作り出せない造形です。



    普段の不摂生のためか、帰りの上り下りでは太ももや膝のあたりがカクカク笑っていました。。。




    それでも、山の空気は春の訪れを感じます。
    また、雪がとけたころ、今度は周回コースを一周しに来ようと思います。

    2011年2月4日金曜日

    ニュースで出ました

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110203-00000630-reu-bus_all

    昨日の記事ですが、とうとう噂レベルではなくニュースレベルで出てきました。
    前面と後面にカメラがついてテレビ電話ができる、ということで先日の話そのまんまです。
    先日の話は コチラ と コチラ

    スマートフォン系はかなり調べましたが、電波状況などによる繋がりづらさを除けば(使用する地域の問題)、実際の使用感などからApple製品が断然優位のようです。

    また先日も書いていたように、iphoneでは小さすぎ、PCでは操作しづらいということから、現状の問題点を解決し、将来に役立てるツールとしてはNew i padは最有力候補ではないでしょうか。


    歯科業界、特に医院では、こういったものに対して斜に構えず積極的に取り入れて活用してみたら良いと思います。
    使い方によっては話す以上に伝わり、話しの後ろ盾にもなり、情報伝達ツールとして役立ち、伝わる深度も違います。

    治療の説明要員としてスタッフを増やすことのできる歯科医院は別かもしれませんが、普通の歯科医院ではこういったツールを有効に活用していくことで、今までの「当たり前」を打開できる一つの手段なのではないかと考えます。







    
    写真はサヤカの玄関を入ったところですが、造花の蘭の前に置いてあるのは手指をアルコール洗浄する自動薬液噴霧供給器です。

    いつもはポンプ式のモノが置いてあるのですが、岩瀬歯科商会のサックスが上手い鈴木さんSさんが貸してくれました。 

    手をかざすとセンサーが反応して、自動でアルコールが噴霧されるものです。
    ビジュアル的にも良いですね。 値段は12,000円くらいだそうです。

    意外にポンプ式だとほとんどのスタッフが使っていません。
    こういったものだと頻度も増すのかもしれませんね。




    2011年2月3日木曜日

    ノーベル Yさん

    今日の午後はノーベルの山本さんYさんが来ました。

    ジェニオンでのBrデザインの講義です。
    私は先にBrをやってしまったので、今日は主にスタッフの皆に勉強してもらいました。

    以前にも紹介しましたが、e.max CADの半焼結体がジェニオンから発注可能になるのも間もなくのようなので、人工歯を利用した歯冠回復も練習しておこうと思います。

    これまではセレックかエベレストがなければ出来なかったことが、これからはジェニオンがあればできるようになるということなので、それなりに利用していけたらと思っています。

    また、CAMの進化も間もなくのようなので、サヤカでも春までにはもっともっと使いこなせるようになっていたいと思います。



    今日はこれから歯冠色補綴物の区分けについて、ドクターと話し合いがあります。

    歯冠色補綴物は種類が多くて困ります。
    歯冠色補綴物を口頭で説明するときには適度に省略しながら話せますし、そうやって話さないと訳分からなくなりますが、文章で説明しようとすると理屈っぽくなりやすく、複雑になりやすいように感じます。プロ同士の話ならそれで良いですが、知らない人に説明するのは難しいです。
    これらをどうやって簡単に表現するか、あたりを話し合えたらと思います。

    ジェニオン 初デザイン



    ノーベルバイオケアのプロセラシステムですが、ダブルスキャンの問題や扱いやすさの問題もありますが、私のようなデザインの初心者でも、ここまで出来ることが分かりました。
    思っていた以上に良い感じに上がってきました。

    スタンダードCADでやっても、歯冠形態からのカットバックからやってもフルカバータイプで自動設計されてしまいますが、デフォメーションで簡単にべニア形態を作ることが出来ます。

    これからも思い通りのサポート形態が出来るのではないかと思います。

    ちなみに、1番の近心と3番の遠心の突起はノブとして加工するためのものです。




    隣接もウィングのように仕上がっています。