Empress時代から、ステイン仕上げ系のグレーズは工夫が必要でした。
サンドブラスト処理した方がステインやグレーズペーストが塗りやすいけれど、何度焼いても艶が出ないといった具合で、表面処理の加減、温度の加減、焼成回数の加減が難しかったものです。
レイアリングにおいてもグレーズペーストをすることを前提とし、色づけ、数回のグレーズと、かなりの回数ファーネスに入れます。
温度加減の一つですが、先日来手がけていたフルマウスのジルコニアでe.maxセラムの焼成温度は紹介しました。 こちら
徐冷に関しては、理論的だの色々ありますので、それぞれの環境相応でということで。
そして、グレーズ。
あのフルマウス級のジルコニアPIBフレームで、どの程度の温度でグレーズすると良い感じに焼けるのか? ですが。。。
乾燥 10分
プレヒート 10分
昇温率 27°/分
最高温度 745° ±5°( グレーズペースト使用 )
で焼くとこんな感じです。
カメラ、被写体とも手持ちなので微妙にブレてますが、実際の見た目は良い感じに仕上がったと思っています。
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