2012年8月8日水曜日

大信貿易 中島 賢 社長

今日の午後、大信貿易の中島社長がみえました。




もちろん、大信貿易とサヤカといえば、あの男も一緒ですが、今日のあの男はいつもの軽快すぎる滑舌は鳴りをひそめ、借りてきた猫のように静かに座っていました。


中島社長の名前は賢者の賢と書き、読みは「たかし」です。
あの男の世を忍ぶ仮の名は小林で、もちろん「こばやし」と読みます。

私の名は小林高志で、読みは「こばやしたかし」です。

そういう、なんとも不思議な3人が3時間にわたって、侃侃諤諤語り合いました。
(1人は座っているだけでしたが)



中島社長は、世界中の各社がしのぎを削り開発を進める各機器、各マテリアルを、どのようにしたら日本という(特殊な)環境のなかで円滑に統合できるかを話されていました。

具体的な内容は書けませんが、現時点で既に製作可能な「CAD/CAMで作れるモノ」からは、それらを上手に利用したい人にとっては素晴らしく朗報だろうと、それらの出現により生活の基盤を失ってしまう人にとっては非常に恐ろしいものだろうとリアルに想像できました。

近い将来には、現在のモノの流れから比べ驚くほど理想に近づくよう進化するであろうことが見えてくると、●●会社や●●会社が俄かにCAM産業に進出した、CAM産業で元気いっぱい頑張っていた企業が撤退をするかもしれない、などの話も、これまでとは異なった感情で聞き入れることができ、感慨もひとしおです。



技工の行く末について、で書いた「仕事が減る層」も、私の想像の範囲ながらも、より鮮明になりました。



日本国内において、何処を目指して、何をすすめるのか、という根本的な問いかけに対しては、会社の形態から得られる目先の利益にとらわれない目線からか、おおよそ何処のメーカーより明確なビジョンを持っているように感じましたし、それが世の中が望むタイミングと合致すれば、加速度をともなって変革が進むのではないかとも感じました。



あまり突っ込んだ話は書けず抽象的な表現になりますが、あしからず御了承ください。






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