2011年11月14日月曜日

第一回インプラントCAD/CAMミ-ティング (その1)

週末の土曜日、日曜日は、パシフィコ横浜で行われたインプラントCAD/CAMミーティングに参加してきました。




参加する人の熱さを感じる、とても中身の濃いミーティングでした。
主催のクイントもそうですし、各メーカーの本気度も並々ならぬものがありましたし、何かを持って帰ろうとする参加者の雰囲気も会場全体に漂っていました。



まずデンツプライ三金ですが、
セルコンシステムに3Shapeが加わり、オープン化を前提とした取り組みを明示し、このままサンキンさんは何処へ行ってしまうの?というポジションから、一気に先頭グループに躍り出た感がありました。問い合わせも、とても多いそうです。


我らが土井さんを先頭に高透過性ジルコニアもラインナップに加え、今後ジルコニア冠の流をグイグイ引っ張っていくメーカーの強さを感じました。
この動向には私も大変興味を持っていて、先週のインプラント国際学会でも、デンツプライ三金の安藤氏に質問攻めしてしまいました。





毎度おなじみ、大信貿易からは。。。

先月の電話代が621円だったという、掛けないし掛ってこない電話の持ち主である、
つぶらな瞳の男、バシコ氏です


大信貿易ではZENOシステムの中で何処よりも早くフルジルコニア冠を推しいていたところでもあり、その当時の風当たりと現在の他メーカーの変貌ぶりには少々驚いているようでした。
ここでは3shapeのD810が唯一展示してあり、今後CAM器が進化した場合にはD810の優位さが表れてくるだろうと説明してくれました。

さすが、未来が見える男バシコ氏です。
大真貿易商品ご入り用の際は、是非バシコまでどうぞ。






Sironaのブースは、技工関係者からの関心は他メーカーほどでは無いように見受けられましたが、私はシロナの動向にとても興味を持っています。



インラボでは2ケイ酸リチウムセラミック4本まで削りだせます




今回の展示ではセレックインラボが無かったので、私の気になる部分は確認する程度にとどまりましたが、ネット環境の変化に順じて医院とその他の関係はどうあるべきか?といった、大きな目線の戦略を持った姿勢は、個人的にも学ぶべきところが多々あると思っています。
今後も注目していきます。







シロナからは東京支店セレック営業課 主任の小林一平氏が説明してくれました。
通称イッペイ氏は、以前は材料商で働いていた極めて有能な営業マンでしたが、今はシロナでその力を発揮していくべく頑張っています。

隣に知らない男も満面の笑みで写りこんでいますが、シロナ製品ご入り用の際はイッペイまでどうぞ。




さて、ここで珍事ですが。。。

小林が3人集まってしまいました。
私が小林高志、イッペイは小林一平、バシコは本名バシコですが、世を忍ぶ仮の名前が小林正文といいます。

そこで、3人で名刺を出し合って、小林を確認し合いましたw





GCも、やはり流石のGCです。
3shapeのAadvaシステムに加え、イニシャルIQも良いランナップを揃えていました。
いつも色々と教えていただいている岩永さんには、ジルコニア用IQの特徴なども教わりました。
テーブルクリニックでは小田中氏のバーレーンで学んだ小見川氏が、臨床写真を基に実際に臨床で作った築盛そのままを、デモで実演していました。
何年かぶりに技工士のデモを観させてもらいましたが、基本築盛として取り入れるべき築盛方法ではないか?とさえ感じる見事なもので、沢山メモをとってしまいました。




2011年11月11日金曜日

セラスノア  いびき防止

セラスノア。 聞いたことありませんでしたが、いびき防止装置だそうです。





まさに、私が今盛んに咬み合わせ勉強会と称して学んでいる一部分です。



詳しくはメーカーがPDFで紹介しています。 こちら


さて、無意識下では舌根が沈下して上気道を閉塞するということで、その防衛措置としてコレという話です。舌根は下顎骨と連動しているので、その理屈も当然になるわけですが。

私が気になるのは、対処療法の部分です。


睡眠時無呼吸で酸素マスクを処方される方も多くいます。
私の周囲でも数名いますし、つい先日もその件で話をされました。

そういう方は一生酸素マスクが手放せなくなるそうです。

そうだと思います。 睡眠時に呼吸が止まっても、機械が自動的に酸素をいれてくれる習慣がつけば、体はそれを覚えてしまって機械がないときの対処をしないようになるのではないでしょうか。


酸素マスクと同じに、下顎骨の後退を装置で防ぐということをしてしまうと、装置が無いとき無意識下で下顎が後退し上気道を閉塞したときの生命活動そのものを忘れてしまうってことはないのだろうか??と心配になります。


分かりませんけど。
少なくとも私の肉親には、この方法はとってほしくありません。


生命活動を助ける療法の方が良いのではないかと思います。

ここらへんの突っ込んだ話は、いずれ必ず。

晩秋

秋も深まる11月ですが、11月と言えば一年を通してラボが最高に忙しい時期でもあります。

サヤカも例にもれず、今月に入ってからはフル稼働で技工物の製作にあたっています。

ジェニオンも大忙しで、だからこそエラーや終了のブザーが欲しいものです。
何度も言いますが・・・







明日、明後日はみなとみらいで催される
「第一回 インプラントCAD/CAMミーティング」に行ってこようと思っています。

先週のセミナーでは、オープン化やジルコニア・クラウンなどの具体化の話に加え、セルコンも3shapeを取り込んでNewセルコンのようになったということにも興味がそそられました。

もう少し情報や動向を見極めて、色々と考えてみたいです。

動けば動いた分だけ、紙面や普通の人では知らされていない情報が集まってきますので、オフレコの話ばかり溜まり、ブログも非常に書きづらくなっていますがw

まだまだ、せっせと動いていきます。

2011年11月10日木曜日

GC イノベストMP

先日お台場での東京デンタルショーへ行くときに、弊社の佐野が話を聞いてきてほしいということでリストアップした中に、GCのイノベストMPがありました。


普段はHERAEUSのHERAVEST-Mを使用していて、かなりの適合を出していますが、どうしても時間がかかるという欠点がありました。

イノベストMPは急速加熱対応で大幅な時間短縮を計れることから、食指が伸びたものです。



以下、パンフレットから引用

■余裕の操作時間 ≪ 練和開始から約4分半 ≫

■幅広い膨張率に対応 ≪ 熱膨張率1.1~1.9 ≫

■練和泥の流れが良好 

■急速加熱で5時間短縮 ≪ 埋没から鋳造まで約2時間 ≫

■コバルト専用に設計されており、従来より高い硬化膨張率で、専用品ならではの適合精度



GCのブースで話を伺い 「ご意見」という用紙に「是非、試しに使わせてください」と書いたところ・・・

来ました~





早速色々と試させていただいている最中です。
後日レポート出来ればと思います。

2011年11月9日水曜日

人の意見

誰でも人から批判されるのは気持ちいいものではありません。

技工士をしていると夜も遅く、というレベルを超えることが年単位で続いたりすると、時には身内から人生そのものを批判されたりする人もいるようです。 私は今のところ無事ですが・・・

ただ、人の意見には大事なことが含まれていることが多いと思っています。

だいたい大人になると正面切って文句を言われることは少なくなりますし、人に文句も言わないようになります。角が取れて丸くなる、とでも言うのでしょうか。

挨拶を上手にできない人がいても、周囲は「まぁ奴はそんなもんだ」で済ませてしまったりと、陰で言われる程度だったりします。

ましてや、人生について、価値観についてなど、学生時代は熱く語っていたはずのことも、いい年こいて「若いな」と嘲笑されるのを恐れてか、それとも冷めてしまったのか、多くの人が口にしなくなるものです。


また、仕事や趣味になると、ドッブリと浸かっている分だけ客観的に自分や自分の周辺を見ることが出来なくなります。必ず何らかのバイアスが掛るものです。
当然そこらへんのトコロは一番人から意見を言われたくない部分になります。

「何も分からないやつが言うな」

最もらしいセリフでもあり、よく聞きそうですが、これって弱い犬が吠えているだけに聞こえます。


人の意見、まぁアホじゃダメですが、ある程度の教養人であれば、業界の外の人ほど真実や問題点などを正面から一刀両断してくれるのではないか?とさえ思います。



昔、私の先輩が劣悪な労働環境の技工業界について、技工士は芸術家と同じだから時間は・・・、技工士だからアポイントがあって・・・と、私の家内に「技工士は長時間働いて当然」というようなことをコンコンと語ったことがありました。

もちろん聞いているとき、家内は「そうですね」「そうですね」と聞いていましたが、帰路二人になったとき「あの人の言っていること変だね。技工士さんって皆そうなの?」と聞いてきました。

技工士だから変を当たり前に思っていなかったか?と考えると、何も知らない家内だからこそ、ある意味まともな意見を悪気なく言えるのだと思います。











季節の変わり目

季節の変わり目ですが、サヤカでは目の前を走る第二産業道路の木を、この季節になると行政が剪定してくれます。



周辺の落ち葉も拾いながら、反対車線も含め数週間に渡って行われます。

この方々が来てくれるまでは、毎朝落ち葉拾いをしなければならず、時には腰が悲鳴を上げたりと結構な重労働なので、この方々が来てくれると助かります。
この選定では小枝は全て完全に切り落としていきますが、毎年必ずニョキニョキ伸びた小枝からモサモサの葉っぱを付けるので、たまに水をあげるときなどは「毎年ご苦労さん」と木を誉めてあげています。


季節の変わり目だからか、私の周囲では体調を崩している人が幾人かいます。

気を付けましょう~

2011年11月8日火曜日

金属高騰中

今年の5月の大暴落後に色々な投資顧問が金のブルを主張していたため、かえって上値が重くなっていたと言われる金価格ですが、大きな流れは変わりようもないようで、NYを主導にモリモリ騰がってきています。


5月6日の大暴落で金先物3,834円まで落ちた金価格ですが、今日の田中貴金属グラムあたりの小売価格は4,763円となり、グラム1,000円近く上がっています。

また、まだまだ上向きの流れは変わらないようです。  田中貴金属 金価格のグラフはこちら

今日も新橋の先生から電話があり、「金属が高いからe.maxで」という話を受けました。

サヤカではここ1年の間にe.max、ジルコニア・セラミックの仕事が急激に増えていますし、逆にプレシャス系のメタルボンドは減る傾向にあります。

また、ようやくヨーロッパの流れの一部が伝わってきたのか、コバルト・セラミックの仕事も元気に増加中ということもあり、先日のセミナーでも聞きましたが、いよいよハイブリッド・セラミックの存在意義が危ぶまれるかもしれません。







2011年11月7日月曜日

その2 ≪国際インプラント学会≫ 画像その他追加

日曜日は朝から東京の永田町で催された国際インプラント学会へ行ってきました。

ここでは協和デンタルの木村社長とコアデンタルの陸社長の話を聞いてきました。

こちらも早めの出動で、席は一番前の一番いいトコロを抑え、一語一句聞き逃すことの無いよう努めました。


日本の技工所ですから、根本的な問題は何処でも同じようにあるのだろうと想像もできますが、協和さんコアさんとも、しっかりと組織づくりをされ、スタッフのモチベーションもあってキチンとした仕事をしているからこそ、社長がこうやって話をすることが出来るのだろうなと感じました。

木村社長の「症例に応じたマテリアルの選択」の話では、細かく表などで表現していて、とても分かりやすく、ためになりました。




陸社長は中国の歯科事情をレポートされていました。
私も10年ちょっと前に北京医科大学でテーブルクリニックをやらせていただきましたが、その頃とは人々の暮らしも裕福になり随分と様子が違っているようです。




あるラボを紹介していましたが、手がけている技工物はいわゆる最先端のモノが溢れていました。そこのラボでは技工士学校も併設していて、一年目は座学、二年目は臨床実習、三年目は隣のラボで働くということで、やはりヨーロッパのように最先端技工で即戦力になる技工士がドンドン生まれてくる仕組みになっているようでした。



お二人のスライドを一番前で見ていましたが、どうも弊社のHPの写真ではないか?と思われる写真がありました。

どちらのスライドとは言いませんが、e.maxのところのスライドで・・・



サヤカの旧社屋のときに撮影したEP-500でエンプレスのプレス後の写真ですが、どうもコレがそのまま使われていたように見えましたw 私の気のせいかもしれませんが。。。



左後ろにモトバの真空練和器が写りこんでいます。
もちろんサヤカのHPでも使っています。  こちら

もし、私の言うとおりなら、それはそれで光栄なことです。
ジャンジャン使っていただければと思います。
ただ、一言いっていただければ、なお嬉しいです。





さて、インプラント、CAD/CAMとも日進月歩で進化していっているようで、これからはマスマス情報収集と技工所の方向性に気を遣わなくてはならないと感じました。

日本の自費率は2割だそうです。
それは普通のゴールド冠や義歯、金属床なども入っている数字なので、CAD/CAMだのインプラントだのいうと、さらに数字は小さくなるものと言っていました。


また、今後はドコの部分に何が進出してくるのか? どんな材料は淘汰されていくのか?などなど、脳みそを刺激されるような話が聞けて、とても有意義な時間を過ごせました。





来週はみなとみらいで、インプラント、CAD/CAMミーティングです。
「この話は来週・・・」などという台詞もありましたので、是非参加して話を聞いてこようと思っています。

週末のアレコレ  その1≪東京デンタルショー≫

平日をどう働くかというと、センスや能力の差が問題になりますが、週末をどう使うか?はやる気次第のところもあり、その使い方で差が広がったり縮めることが出来たりするものだとも思います。

以前務めていたラボの社長に当時「週休二日にしようと思うんだけど、何曜日を休みにしたらいいと思う?」と聞かれ、卒後に3年間勤めた医院内ラボの「木曜休み」を重宝していた私は「木曜日はどうでしょう」と言いました。

すると社長は「それはね、小林君が遊びたいと思っているから木曜と言うんだよ。勉強しようと思ったら土曜日でしょう」と、言われました。 もう20年以上前のことです。



さて、土曜日はお台場で催された東京デンタルショーへ行ってきました。





朝一を目指した出動でしたが、首都高の大渋滞にはまってしまい、朝一到着の予定が1時間遅れての到着になりました。

日本デンタルショー、国際デンタルショーとはちょっと違う雰囲気を感じましたが、入場して左まわりでユラユラと。

前日にスタッフから見てきてほしいもののリストを預かっていたので、なるべく細かい展示物まで気を付けて見て回りました。




今を元気に駆け回るイボクラ・ビバデントのブースでは、このブログでお馴染みの宮之内さんと小林直君と爽やかに挨拶をば。
直君は2ヶ月ほど前に九州から東京へ戻ってきていて、もうすっかり落ち着いたそうです。

大将の阿部さんとは電話ではたまに話しますが、実際に会うのは稀なので「久しぶり」の挨拶を交わしました。









大信貿易ブースでは、困ったときに頼みごとをすると「担当エリアが違う」と言って来てくれないながらも、何事にも先見の目を持ち、時代をグイグイ切り開くつぶらな瞳の男、バシコ氏がいました。
各デンタルショーの組合の仕組みや、展示物のルール、試供品についてなど、細かなことを教えてくれました。やはり何かと頼りになる、知ってる男、バシコ氏です。

 大信貿易製品ご入り用の際は、何なりと「バシコ」までご用命ください。









とにかくユックリ歩き、多くを見ようとユラユラしていると、フと見慣れた人が・・・
KOデンタルでサヤカを担当してくださっている滝沢さんでした。
資料を広げ、何やら材料について侃々諤々やっている様子だったので、コソっと隠し撮りをさせていただいた後に、「こんにちは」の挨拶をさせていただきました。 良い画が撮れました。

 今回の東京デンタルショーでは、たまたま見たかった材料メーカー2社が出展しておらず、また各社の機械類もあまり出品されている様子はなく、結構寂しいものがありました。
全体を通して元気だなと感じたのはジルコンブライトの茂久田商会でした。


せっかく週末の2日を費やしてお台場でデンタルショーを銘打って行うのであれば、ユーザーにとって意味のあるモノにしてもらいたいですし、多くのメーカーにとって本気で取り組みたくなるような催しにしてもらえたらな思いました。

2011年11月4日金曜日

東京デンタルショー

明日、明後日は東京デンタルショーですね。  東京デンタルショーのHPはこちら

明後日は国際インプラント学会もあります。   国際インプラント学会のHPはこちら

とりあえず目的を持って、メモを片手に行こうと思います。


やらない先生

インプラントをやらない先生、オールセラミックをやらない先生、昔ながらの診療はするけれど、特に新しいものはやらない先生が多くいます。

ある先生が「ヨーロッパの大学では学生のころから最先端の歯科治療を臨床を通して手掛けているのを見てとても驚いた」という話ですが、以前にもこのブログで紹介しました。こちら

そういった国では最先端治療を実践を通して学んだ卒業生がどんどん世の中に出てくるものだから、先人とても最先端治療に関して個人的な見解で、アレは良い、アレは良くないなどと言っていられないだろう、とも言っていました。



TPPで揺れる日本ですが、技工業界は何に守られていると言えば、やはり保険制度と新しいものを好まない先生方に守られているのではないかと思います。

もし保険制度が無かったら、高度経済成長よろしくバブルよろしく世界一の経済大国よろしく、治療費や技工料金、少なくとも保険料金相当のクラウン・前装冠あたりは今より少しは高くなっていったのではないかと思いますし、そうなれば開発途上国からの絶好の狩場になっていたのではないかと思います。

最先端の技工は効率化、自動化であり、人の手を掛けずにすることを増やすシフトとも言えます。
いわゆるシビライゼーションという構造が変わるときともいえますが、日本の歯科界の多くの人は変化を望まないようですし、かつて幕末に銃剣を持たせようとしたら、刀はかくあるべきと言って、銃剣を持つのを拒んだように、それはもしかしたら日本の国民性なのかもしれません。

レコードがCDに変わるとき、気分的に抵抗した40代より上の人たちは多かったのでは?
音の深みに拘るウンチクを語る人がいたのではないでしょうか。

銀塩からデジタルに変わるとき、「そんなもの」と気分的に不快に思った40代より上の人たちは多かったのでは?
銀塩は層構造になっていて奥行きがあるんだと語る人がいたのではないでしょうか。

「歯科界ほどパソコンが普及しない業界は無い」と、20年近く前に横河工業の方に言われましたが、日本の歯科界は特に競争相手といっても隣の歯科医院であり、何とかしなければ顧客が離れるという現実味もなく、また過去の裕福さが邪魔し、だから変わる必要が無かったのではないかと思います。

先日弊社の野口がCamlogの催しに参加したとき、本数に制限はありますが「作る」ことだけに関して言えば、技工士の存在意味さえ危ぶまれるほどのセレックの凄さを見せつけられました。


孫正義が高校生のとき、将来は経済を学びたいと思ったけれど、日本の大学(東大)では「過去の経済学(マルクス)」しか教えてもらえないと知り、単身アメリカへ行き最先端の経済学を学んだそうです。

もし、日本の歯科大が基礎が基礎がと言わず、「最先端の歯科医療」を実践を通して即戦力になるよう教育していったら、随分と様子が変わるのだろうな、と思います。
基礎があるからこそ、と基礎好きの人は言うでしょうが、大学は基礎を学ぶところなのか、未来を拓くために最先端を学ぶところなのか、というと難しいのかもしれません。。。。

2011年11月2日水曜日

ニュースから

つるはしで家族殺傷

今朝ちらっと見たニュースなので背景は分かりませんが、借金苦というのは悲しい出来事です。

火車の影響もあるのかもしれませんが、考えさせられます。

あっても無くてもどっちでもいい携帯電話などで、家族がいればその分だけ要らぬ通信費ばかりがかさみ、月にして数万からの通信費が泡になって消えていっていると思います。


今は父親として生活していると、家族から脅迫のように「普通は●●」といって普通を盾に迫られます。

「普通子供は皆ゲームを持ってる」
「普通は皆携帯持ってる」
「普通は小学生になったら塾に行く」

残念なことに先頭に立って攻めてくるのは奥さんだったりします。

何をもって普通なのかと攻め返すこともできず、家族の「普通」を守るため、日夜お父さんは頑張っているのかもしれません。


昔はよく言われたものです。 皆さんも聞いた覚えはないでしょうか。

「人は人、ウチはウチ」



家族をぶち殺すまえに、死ぬ気でやるべきこと無かったのかな、あったのかな?と思います。


ちなみに我が家は中学まで個人の携帯は無し。 
(結構戦いましたw


高校卒業までは携帯電話は持たせますが、メールは契約から外しています。 
(何度か反乱がw


メールするときはオープンエリアのパソコンでしろということです。
(結局必要最低限のものだけになります


今年大学生になった長女は、全ての規制を外し自由にしましたが、携帯代は本人もちです。
(自分のバイト代で払うので、多くを学ぶと思っています

専攻生

先日ノーベルの幕張プラントへ、埼玉歯科技工士専門学校の専攻生と行ってきたとブログで書きました。 こちら

今週の月曜日から、専攻生の学外臨床実習がサヤカで始まりました。



専攻生は本科を卒業した免許取得者なので、普通に技工業務に携われます。
学校で行う技工と臨床現場での技工の違いは責任です。

臨床模型の向こう側には先生と患者さんがいるので、早々全行程を任せるわけにはいきませんし、そもそも専攻生によっては温度差もあるのではないかと思っています。

専攻生の受け入れは10年以上続けさせていただいていますが、専攻生の臨床体験では、とりあえずは中間工程の一部を経験してもらいながら、希望があればステップバイステップで進ませるという方式をとりますが、なかなか専攻生からの「希望」は聞かれません。

言われてやるのは仕事とは言わない、と誰かから聞いたことがありますが、言われることだけしかやらない人に、「何もやらせてもらえなかった」などと言われたくありませんし、逆にガッツのある人にはガンガン立ち向かってきてほしいものだと思っています。

将来を担っていく若者ですので、沢山のことを経験し、考え、学んでもらいたいです。



2011年11月1日火曜日

PHILIPS Air Floss

今日は午後から歯科医院で咬み合せ勉強会で、戻りは不明なため早々にアップしておきます。



フィリップのsonicare【ソニケア】は色々な意味で有名だと思います。

普通に歯科関係で仕事をしていると、材料商の方を通して何度かは営業をされたことがあるのではないでしょうか。

サヤカでも材料商の方々を通して、何度営業していただいたことか・・・
弊社スタッフがソニケアを買った合計本数は7~8本くらいあったと思います。

最初の頃のモデルはヘッドが交換ブラシとしては異様に高価で、家族が多い人の場合は購入後に苦労したのではないかと思いますし、私もその一人です。

今のモデルは、そのころに比べてヘッドの価格は1/3ほどに抑えられていますが、それでも1,500円からするのは、やはりどうかなと思います。

ブルジョア相手になら歯ブラシ1本1,500円というのでも良いのでしょうが、開発費をかけた振動する本体部分の値段と、ただのブラシという分け方が出来ず、インクジェット・プリンターのインク交換で儲け続けようという発想でしょうか。

9月から全世界同時発売でソニケアが新しくなったわけですが、今回はエアーフロスという商品が新しく追加されていました。

以前に他の材料商の方に紹介されたときは、エアーフロスは見ませんでしたが、今回岩瀬の鈴木さんと同伴でいらした、綺麗なヨシダの笹川さんはエアーフロスも紹介してくれました。


奥が最新のソニケアで、手前がエアーフロスです


『歯と歯のすき間の汚れを 一撃!』 だそうです。

歯間部の掃除用具でフロスは良いとしても、昨今では歯間ブラシはパピーラの保護からすると使ってはいけないという意見が多く聞かれます。
こういった商品が出るのは、そういった影響も背景にあるのかもしれません。

リーフレットには・・・
「フィリップス ソニッケアーエアーフロスなら 早く 簡単 確実 に歯間洗浄ができます」
と書いてあります。

繊維など歯に挟まったモノは取れない圧だと思い聞いてみたところ、プラークを取るものであり、繊維などの歯の間に詰まったものを吹き飛ばすモノではない、とのことです。

なるほどソニケアとセットで使うと、効果抜群とうたっています。


そこで、試してみました。



【感想】
・舌側に抜ける感じ
・洗口剤などを入れれば、更に良い感じになる

ただいまキャンペーン中、らしいです。 

2011年10月31日月曜日

本の話など

先日アマゾンから購入した宮部みゆきの「火車」を読みました。
並行して読んでいたのが加藤廣の「秀吉の伽」と小林よしのりの「天皇論」ですが、秀吉の伽は上中下の3冊からなる物語になっていて現在3冊目の途中、天皇論は一通り流したあとの読み直し中というところで、それなりに読んでいるつもりですが目立って進まないようです。

火車は題名からは推察できない内容になっていますが、その中身には充分楽しませてもらえました。
親戚の男のフィアンセが失踪し、刑事が一般人としてその足跡を追う中で、想像することも出来ない事実が明るみになっていくというものです。

キーワードは自己破産だったりしますが、自己破産というと私もやはり本人の自覚の問題だと考えていましたが、丸井のカードから始まったクレジットの歴史などを弁護士の立場から説明している部分を読む中では、社会のシステムにもそれ以上の問題があったと考え直すことも出来ました。



模倣犯は1、2、3・・と長いので、とりあえず置いておいて、続いては「理由」を読んでみます。

週末のセミナーなど ‐その2‐

【 ナノジルコニア・フォーラム 】 パナソニック歯科友の会設立記念講演

パナソニックセンター東京で行われた講演会で、サヤカからは恩田が参加してきました。
恩田は前回のパナソニックによるナノジルコニア説明会にも出席していて、ナノジルコニアに関して弊社においては一番の有識者です。。。

ナノジルコニアに関しては、サヤカHPでも紹介しています。  こちら







≪ナノジルコニア(PナノZRジルコニア)≫
↓
セリア安定化ジルコニア + アルミナ  の複合材料 (パナソニックが発明)

現在主流のイットリア系ジルコニアより、極めて高い性能を有している
・高い曲げ強度、破壊靱性
・低温劣化、高温潤下環境において物性変化がない

そのため、フレームデザインを従来の0.5mmから更に薄く作ることが出来( 0.3mm )、積極的にジルコニアカラー、サポートデザインの設定が出来、口腔内でむき出しのデザインも出来る


また、完全焼結体を削るためか、内面においても金属レベルの適合が可能



以前から論議されてきた・・・
陶材築盛する前処理でアルミナ・サンドブラストはするのか??

・サンドブラスト →ぬれ性の向上
・メタル調整のように削りサンドブラストすると、ジルコニア表面の正方晶が潰され強度が一時的に上がる(一回焼成すると、元に戻る)

⇒物性的には、しても、しなくても一緒



≪セラミック系マテリアル≫
  1. ガラス系          【 empress 】
  2. ガラス浸透性セラミック 【 e.max 】 【 インセラム 】
  3. ジルコニア・セラミック  【 イットリア系ジルコニア 】
これらはセット後1年以内で機械的性質が1/2~1/3に落ちるが、ナノジルコニアではこれらのことを解消していて、現状では口腔内で使える最強のセラミック材料である





【ナノジルコニアの問題点】
・色つき(カラーフレーム)が、化学的特性を再検証しないと出来ない
・白すぎ
・現状では4ユニットまでしか製作出来ない




≪また、高い機械的性質と生体親和性で、更なる利用方法を研究中とのこと≫
例1.ジルコニア・クラスプ 、 ジルコニア・パーシャル
例2.インプラント体(ジルコニア・フィクスチャー、ジルコニア・アバットメント、ジルコニア・クラウン)

口腔内で多数の金属が入っているとアレルギーの引き金になり、今はチタンでもアレルギー反応を示す人がいるので、本当の意味でのオールセラミック化を研究している





レポート:恩田

週末のセミナーなど ‐その1‐

【 National CAMLOG Congress 2011 Tokyo 】

土・日でCamlogの講演会があり、サヤカからは野口が両日参加してきました。

弊社ではCamlogを使われている先生が数名いらして、特にクラウンブリッジを主に手掛けている先生と、オーバーデンチャーをメインに手掛けている先生がいます。
日本の窓口になっているアルタデント社にも、いつも丁寧な対応をして頂きお世話になっています。

今回のコングレスでは主に山本尚吾氏を追い、cerecを用いた先端技工を学んできました。

最新のグラディエーション・ブロックを用い、歯牙のグラディエーションに合わせブロックの角度を自動修正し自動で削り出してしまうというもので、最新のアルゴリズムに従いシェード・マッチングを自動で狙い定め、ほぼ全自動で削り出すそのシステムには、驚きを隠せませんでした。

山本尚吾氏のセミナーではいつも感じることですが、ジルコニア・セラミックを製作する上での注意点、カスタム・アバットメントをCAD/CAMで造形していく際の細かい注意点など、即臨床で役立つ貴重な情報ばかりが満載の2日間でした。

記念品として、カップを頂きました。


実物は、なんともセンスを感じるカップです。。

2011年10月28日金曜日

日々の予定  ‐Cloud‐

一週間通して、平日のフルタイムを椅子の上で過ごせることは稀です。

医院とメールでのやり取りもあるので、作業机の横にはパソコンがあり当然予定表もありますが、常に椅子にいるわけでもありません。

以前は完全アナログ派だったため、なんでもメモることをやっていました。
とにかく私は三歩あるくと忘れる性質なので、メモをとります。


とにかく何でも書き、1日見開きページ全部と決めて書きます。
書いて「やった」ことは横線を入れて消し、書いたのにやらなかったことは、「やり残し」として翌日分の次のページに、もう一度書きます。
こうすると、思いついたのに「やらない」、言われたのに「やらない」ことは、ずっと書き続けなければならなくなります。

まともな神経ならば自分のお尻に火が着くわけです。
会社の細かな運営その他、例えばHP製作も、この手を使いました。

思ったのにやらない人って多くありません?
喋らせるとカッコいいこと、もっともなこと言うけれど、やらない人、出来ない人。

「自分もそう思ってた」 「自分もやろうと思ってた」 「●●作ろうと思ってた」 「勉強しようと思ってた」などなど。


社会に出てしばらくしてからの私のメモ術は「やろうと思ったことをメモして、達成するまで毎日書き続ける」というものでした。

サヤカのスタッフにも数年前からこの手法を教えた上で帳面を渡していますが、そもそもメモをとることさえ「やらない人」だったら「やる」はずのことが、年単位で放置されているでしょう。

自らの向上心や問題意識が無ければ、帳面に書く文言さえ思い浮かばず、翌日の繰り越しもないでしょう。



さて、要するに予定表なわけですが、私の周りのAppleで書いたとおりiCloudがはじまりました。
現在ではウィンドウズのパソコンにもiCloudをDLし、選択項目を同期させることができています。

Cloudで巨大なデータ管理などは今の時点で考えていませんが、私の予定がいつでも閲覧でき、どの端末で予定の追加、あるいは変更をしたとしても、全ての端末で自動更新されるというのは、無駄やミスがなくなり本当に助かっています。


2011年10月27日木曜日

MI Paste TOOTH CREAM  ‐ GC‐

GCが面白い商品を出しました。



口腔化粧品のカテゴリーらしいですが、その実はリカルデント系で歯質の強化をうたっていて、大人の事情で書けないながらも、実際の効能は表記以上のものがあるそうです。

ミネラルペーストで牛乳から作っているということで、サヤカのスタッフ数名が実際に使わせていただきましたが、これがまたなんと 「 美味しい 」 のです。







どれも口の中でグシュグシュしていると、あまりの美味しさに飲み込んでしまいそうになります。
(これは表記されていませんが、特に飲んでも問題ないそうです)

歯磨き後の使用というせいもあるのか、MI Pasteの使用後は自然な爽快感が広がりました。

値段は少々張るようですが、予防やケアなどで使うのは良いかもしれません。


( 協力:岩瀬歯科商会 サックスの上手な鈴木さん )  

鈴木さんは こちらの動画でサックスを演奏している人です

シェード 再製作

先日シェードの修正を依頼されたので、夕方から出かけてきました。

パッと見た目は近心の辺縁隆線も良い感じで・・・と思いましたが




ちょっと暗かったです


e.max  layering


2011年10月26日水曜日

ブログというもの

ちょうど一年前の今日、2010年10月26日に今日書いた題と同じ「ブログというもの」でこのブログを始めました。

ですから今日は、 SAYAKA(サヤカ)徒然 一周年記念の日になります。

今でもそうですが、最初の頃から文才の無さと思考回路の支離滅裂さをイカンなく発揮しながらも、何とか一年をやり通したと思っています。

ネット上で書くということは知らない人に読まれる、見られることを前提とし、責任を負うこともあるでしょうし覚悟もします。
いやいや日記だ、記録用だなどというのであれば、ワードやテキストに書いておけばいいだけのことです。

最初の10月の月間ヒット数は、何と 「  2  」 でした。
もちろん10月は26日から始めたということもあります。

11月は「 205 」に成長しましたが一日平均10ヒットも無いということです。
およそ見ているのは極めて私に近い人間ばかりだったと思います。
もちろん自分のビューは含まれません。

12月には「 751 」となり一日平均にすると25ヒットですが、まだまだ私に近い人間が習慣化した+αの数字です。

12月末というか新年明けてというか、昨年9月から取り組んでいた自作HPを年末年始のカウントダウンに合わせてアップし、形の上ではブログを含めたネット環境の外堀を埋めました。



HPはその構想から、HP製作ソフトの買い出し、基本的にMac用に作られたソフトということもありウィンドウズで使うと思った通りに作れないなど、散々苦労しながらも、スタートから3ヶ月ちょっとで何とか大晦日前には今の形になりました。



そして

1月には「 1332 」ヒットとなり、一日平均44ヒット。

2月には「 2289 」ヒット。

3月には「 2964 」ヒット。

4月には「 3555 」ヒット。

5月には「 4712 」ヒット。

6月には「 6499 」ヒット。土日を含めた一日平均200越え。

7月には「 6563 」ヒット。

8月には「 7376 」ヒット。

9月には「 7754 」ヒット。

そして今月ですが、今日26日時点で すでに「 8500 」ヒットを超えていて、直近の一か月では 「 9900 」ヒットを越えています。

土日を含めた一日平均300越えになり、過去一年間での一日の最大ヒット数は552ヒットです。

数字が増えることを実感しながらも、周辺での様子から分かったことがあります。
まず、私の周辺の人たちは、以前は毎日、あるいは日に何度か見ていた人も、だんだんと頻度が落ちてきます。
ブログを見るのが一日一回になったり、1~2日に一回になります。
更新状況にもよるでしょうが、これはかなりの人がそういう傾向をもつのではないでしょうか。

私も必ずチェックするブログが一つだけありますが、最初の頃は毎日見たり、何度も見たりしましたが、今では少し緩み、毎日のつもりがたまに見ない日もある、などとなりました。

およそ全体がそうなのだろうと考えると、これまでの一年間では常に右肩上がりの推移でしたが、それは縦の伸びではなく、緩やかな横の広がりを意味しているのでは?とも思っていますし、公開ブログという責任以上の責任を負ってきている実感もあります。



とりあえず、私はこのブログを通してやりたいことが二つあります。

どちらも今の時点では、それが何か公言できませんが、結果としての目標が一つと、私の努力で何とかなることが一つであり、それはどちらも相当大きな壁だということで、途中で挫折するかもしれないモノです。。。

そもそもなぜHPなのか、なぜブログなのか?ということですが。。。
私は歯科技工をやっていて常々感じていたことは、非常に速い速度で進化していく技工周辺環境のなかで、皆は今、何を使いどうやっているのか? 凄いと言われる人はどうなのか? アッチの機材はどうなのか? コッチはどうなんだ? これから何をどうやっていったら良いのか?ということです。

もちろん、そういったことというのは自問し悩み自答することであり、だからこその思い悩みなわけですが、だったら悩みを解決するために必死に頑張っている(つもり)の自分たちの姿も情報をも晒し、晒すからには正すところは厳しく正しながら、といった相乗効果も狙ったうえで、日々徒然に語っていこうと思ったものです。

専門雑誌を見ても、「昨今の審美に対する国民の関心が高まるなか・・・」などと、どこらへんの国のどこの話だ??と聞きたくなるような文言ばかりが目立ち、日常の技工からは逸脱した技工物が並べられ、紙面からは現実味に欠けるものに右往左往させられたり、時には「またか」と白けてみたりと、歯科技工のほんの一部が装飾されて出ているのではないか?とも感じることしばしばでした。

技工料金に関しても、統計などで紹介されている料金は嘘が載っていますね。
どこぞの技工士会の会長のラボでは委託技工料満額もらっているなどといっても、実際はクラウンで最高値2,200円などという内部情報が漏れ伝わったりすると、そもそも雑誌に載っている情報全てに対して斜に構えて見てしまいます。どこまで本当なのだ、何が現実なんだ、と。



確かなモノってなかなか無いですね。
私たちもそうですが、材料を作っているメーカーもそうでしょうし、売っている材料商の方もそうです。機材もそうです。
話を聞いているだけでは、技工士が作る技工物も、材料も、機材も本当の姿が見えません。

じゃあ実際に買ってみればと言っても、そうそう買えるものでもありません。

雑誌などで紹介されるときは、紹介する人に対してメーカーの息がかかっているわけですし、下手すると個人のブログでもメーカーにオンブしてもらって書いているモノさえあります。
正確に言うと、メーカにオンブしてもらっていると、正直なことが書けなくなるのだろうと思います。


多くの事柄に真面目に取り組みながらも、毎日苦しい現実に押しつぶされそうになっているかもしれない多くの技工士さんや、頑張っている先生方、たまにネットでインプラントやジルコニア、e.maxなどの検索や、材料・最新技工の検索をした人に対して、現実の一部かもしれませんが紛れもない事実を紹介し、少しでも何らかのお役に立てて頂ければと思っています。




私の、またサヤカでの出来る範囲は非常に限られています。
私も普通の技工士であり日々の技工作業に追われていますので、情報の量・質、さらに文章の質については少々生暖かい目で見ていただきながら、それでも感じたままの現実は出来る限り正直に書いていけたらと思っています。

2011年10月25日火曜日

外苑前

昨日は夕方から外苑前駅近くにある青山田中歯科医院へ、立ち会いへ伺ってきました。
( いつもの医院のリンクと違います )

先日来紹介している「スペシャル」な上下28歯ジルコニア補綴のファイナルImpで、ドーソンテクニックによるバイト採得なども見せていただきました。



USBでパソコンにつなげ、体重の掛け方のバランスを見るものだそうです 




私が伺ったのが16時過ぎでしたが、アポイントは13時半から入っていて、なんと治療が終わったのが19時過ぎでした。。。

「先生の方が年上なのに、僕の方が負けそうですよ」と患者さんも言っていましたが、田中先生の集中力には脱帽です。

患者さんのスケジュールが多忙なようなので、治療を小刻みにすることが出来ず、一日ごとに到達点まで必ず終える姿勢だからだと思いますが、それにしても6時間に及ぶ治療を顔色一つ変えずノンストップで続けることが出来るというのは並大抵ではないと思いました。

治療が終わって食事にでもということで向かったのは、こちらも外苑前駅近くの「poco a poco」というスペイン料理屋さんです。




なんと御年76歳のマスターが並々ならぬスペイン通で、どこかの講義でも受けているかのように私の知らない沢山のことを教えてもらいました。またその話術が絶品で、目の動かしかた、軽い身振りを交え、お酒で酔うのとは違う、話に酔うといった感じを受けました。本職は写真家で、スペインへ撮影に行くときは20kgからの撮影機材を抱えていくそうです。やはりプロの仕事といった感じで、店の中に飾られたスペイン人のポートレートは迫力がありました。

それでも普段の日中はウクレレ作りをされているとか・・・多彩で前向きなマスターでした。


写真右下にあるのがハモンセラーノという生ハムで、スペインではNo.2の生ハムだそうです。熟成期間がもう少し長いものが一つだけあって、そちらがNo.1だそうです。








私は基本的に下戸なので、こういった洒落た店を全く知りません。
ポコ・ア・ポコは、まるでTVで見たことあるような洒落た大人の雰囲気漂う店だったので、密かに少々緊張していたというのが本音ですが、ツナを赤ピーマンで包んだものや、ハモンセラーノ、トルティーヤ、トルッパなど、本格的なスペイン料理は本当に美味しかったです。

外苑前駅近くに御出での際は、是非どうぞ。

2011年10月24日月曜日

週末のセミナーなど

土曜日は先日書いたように、インプラント説明会に参加したグループがありましたが、傍らで佐野はJDAスペシャル例会へ準会員として参加していました。

JDAでは阿部二郎先生の挨拶のあと

■小久保京子さんのガムシェードについて
■水口俊介先生のCAD/CAMによる義歯製作
■ナート先生によるIODのワールドトピックス
■小川徹先生による東北大学におけるIODの力学的研究
■阿部二郎先生の下顎2‐Implant OverdentureにおけるJDAコンセンサス
■亀田行雄先生の上顎のIODの困難さとその対策
■前田芳信先生の上顎のIODに関する最新研究

と、濃い内容ながら長丁場の例会になりました。

IODは費用対効果に優れた技法という側面もあり、今後の臨床においては増々用いられるものではないかと思っているので、こうっいった多方面からの研究はとても貴重なものとして聞くことができました。( 佐野 )



日曜日は佐野と野崎がGC主催の  に参加してきました。
「第3回 国際歯科シンポジウム」という題からも、また会場が有楽町の東京国際フォーラムということからも、普通の国際歯科●●大会そのものというレベルのものでした。

GCは世界的にも高く評価されている企業であり、流石GCといったところです。

GCの講演会で野崎は、クラウンブリッジをどのようなことに注意を払って製作したら、調整量の少ない補綴物が製作することが出来るか?を学びに、遊亀裕一先生の話を聞きに行きました。

演題も「目指そう!咬合調整の少ないクラウン」です。

細かな話は割愛しますが、講演内容もさることながら講演後に個人的にお話をさせていただくことができ、そこでは「檀上では話せない」臨床技工における貴重な意見も伺うことができ、今日からの技工に少し光明が差したように感じました。 ( 野崎 )

2011年10月23日日曜日

インプラント説明会

少し前からいつもの発疹が出たりしていたので、行きつけの病院で薬をもらおうと思っていましたが、ここしばらく休みが取れなかったので放置気味でした。

最近は薬をもらうのも2週間分くらいがせいぜいなので、無くなると放置するしかない期間が出来てしまいます。

さて、その病院。
いつもは土曜日の午後に行っていましたが、今日は午後から大宮のソニックでインプラント説明会があるということで、午前中にしか時間が取れません。

「土曜の午前中は副院長先生の診療になります」との貼り紙は見ていましたが、今日初めて副院長先生に診てもらうことになりました。




「小林さ~ん」と呼ばれ診察室に入室すると

「こ、小林高志さん?」 と先生

「はっ?」   と私

「小林君?」  と先生

「はっ? 誰?」 と私

「え・・・私、濱田」 と先生



なんと、いつも診ていただいていた先生の娘の副院長先生は、私の小学校の同級生でした。

「濱田って・・・もっとポッチャリしてて色黒っぽかったけど」  と私

「あぁ 子供の頃はそうだったね」 と先生

昔の面影は無く、色白でほっそりしていました。

「よくわかったね?」 と私

「カルテを見ていたときは名前も見たんだけど全然気づかなくて、でも入ってきて顔見た瞬間に分かったよ」  と先生

私は子供の面影のまま歳をとっているらしいです。。。

30数年ぶりの、再会の出来事でした。

皮膚科内科の病院ですが、院長が皮膚科の先生で副院長は内科と言っていました。
見た目も古く年季の入った小さな病院ですが、いわゆる町医者の雰囲気を持っていて、私はこの病院をとても気に入っています。

副院長は、普段は200床ほど入院施設のある病院で勤め、木曜と土曜は父の手伝いをしているということで、ほとんど自分の時間がとれず室内にこもりっきりで、昔の面影から遠く離れていっているとのこと。

皆、それぞれ頑張っています。





さて、病院から帰宅後すぐにインプラント説明会の支度を済ませ、PWPデータの最終チェックをして出陣。

今日の日中は天気もすぐれなかったためか参加者も少なかったですが、かえって突っ込んだ質問が飛び交い、とても有意義なインプラント説明会が出来たのではなかったかと思います。

インプラント説明会というと、一般的にその歯科医院に来院していない人が情報収集に来るのが普通ですから、質問する人も歯に衣着せませんし、答える側も中立で何でも答えられます。

漠然としたインプラントの歴史などをウサギの話あたりから長々と語ったり、入れ歯は良くない、咬むということは重要だなどという抽象的な説明会とは違い、全て具体的に何をどう取り組んでいるかを伝えているので、全く初めてインプラント等の話を聞く人にとっては少々難しいかもしれませんが、こういった伝える行動こそが大事だと考え、「数年はしばらく続けていく」と先生も言っていました。

私も賛同するものですし、役割があれば可能な限りお手伝いさせていただければと思っています。

2011年10月21日金曜日

自転車のマナーと言われても

我が家の子供が小学生のころ、私はビギナー向けの自転車競技をやり始めました。

弊社のHPではスタッフとMTBのファミリー向けエンデューロに参加したものや、筑波12時間耐久自転車レースに参加したものも簡単に紹介しています。  こちら

ロードバイクではチームなどに所属したりして、チームで練習したり、チームで競技に参加したりして楽しんでいたのですが、最近ではそういった集団が大井ふ頭などで交通ルールを守らないとして、変な意味で注目をされています。
またブレーキなしピストで死亡事故があったりと、自転車への風当たりが強いようです。
私が所属していたチームは「交通ルールを守る」という姿勢を貫いており、大井で練習したときも他のチームが信号を守らず通り過ぎていく横で、ハァハァ言いながら信号待ちで休んでいたものです。




そんな影響から、普段の自転車乗りでも交通ルールを守るという習慣は着いていたのですが、私が交通ルールを守って自転車に乗ろうとすると、それを迷惑がる人々が多くいる、ということを実感していました。

昨今のニュースでも自転車のルール、モラルだの言っていますが、自転車のルールを守っている人は自転車のルールを知らない人に苦しめられているとも言えます。

それは車道を通行しているときに幅寄せしてくる自動車であったり、車道の右側を通行してくる自転車であったり、歩道を徐行しているときに後ろから物凄い速度で追い抜いて行く自転車などです。

右側通行をしてくる自転車ほど対向して向かってくる車が怖いためか、歩道側をなめるように走行し、ルールを守って左側通行している自転車を車道側に膨らませます。

自転車で車道を走行していて、警察に怒られたことさえありましたw
もちろん自動車専用道路ではありません。自転車も歩道走行可の場所です。

上の図で車道を自転車で走行する場合は左側通行厳守ですが、歩道通行可のとき自転車は歩道内の車道側を走る、となっています。

では、同じ歩道の中で自転車同士がすれ違うとき、どうするのか??
警視庁に確認しましたが、同じ歩道の中で「左側通行」が適用されるそうです。

交差点では歩行者用信号に従って通過するときは「自転車を降りて押す」、と覚えていましたが、改めて警視庁に聞いてみると「自転車に乗ったまま通過しても法律違反というわけではない」とのことでした。ただ、乗った状態で歩行者に接触した場合は大きく過失が問われるとのことです。

特に自転車走行帯が設けられているときは、歩行者用信号が青で普通に走行しても構わないそうです。

さて、スクランブル信号のときは、どの信号機を守れば良いのか?
これについては、そこらへんの警察官も知りませんw
以前に私が車用信号に従って直進したとき、警察官に呼び止められ、ひどく怒られました。

巨大なスクランブル信号で横断歩道の横に自転車走行帯が設けられている場合は別ですが、ミディアムクラスのスクランブル交差点では、自転車は車用信号に従って直進出来るそうです。
もちろん右折の場合は二段階右折です。





こういった基本的なことを知らない人が多いのではないでしょうか。

自転車は人力で移動できる最高の乗り物だと思いますし、口先だけのエコではなくホンモノのエコの一つなわけですから、自転車の存在価値を理解して、乗りやすい道路整備も進めながらルールを浸透させていったほうが良いのではないかと思います。

知っている人は知っていますが、数年前に国家レベルで有識者らしい人々が集まり、自転車を車道から追い出そうと画策したことがありましたが、今日のニュースでは自転車を歩道から追い出すようなことが言われています。。。
社会全体が車に依存し、車に迎合してきた背景があるので、今のままルールだけ押し付けると自転車は危険なモノになってしまいます。


今後に期待したいです。




【 自転車の違反と罰金 】です   懲役もありますが面倒なので書いてません
  • 飲酒運転       100万以下の罰金
  • 信号無視         5万以下の罰金
  • 一時不停止        5万以下の罰金
  • 車道の右側通行     5万以下の罰金
  • 無灯火           5万以下の罰金
  • 二人乗り          2万以下の罰金
  • 並走(並進)         2万以下の罰金
  • ブレーキ等整備不良   5万以下の罰金
  • 携帯電話の使用     5万以下の罰金
  • イヤホーン等の使用   5万以下の罰金
  • 傘さし運転         5万以下の罰金
  • 歩行者妨害        2万以下の罰金
  • 交差点通行方法違反  2万以下の罰金