2011年7月4日月曜日

JDA  定例会  その2

JDAドイツ研修の報告  ≪佐藤勝史先生≫

リヒテンシュタインへのツアー報告では、現地の学校への訪問を紹介していました。

歯科医学生の臨床ケースということで取り組んでいるものは、およそ日本でのQDTの巻頭に紹介されるようなケースばかりだったそうです。
学生の頃からそのような臨床に携わるヨーロッパでは、一般の歯科医のレベルも半端なものではないだろう、とも言っていました。

また、聞く人によっては様々ありますが、佐藤先生の報告では技工士に支払われる普通のメタルボンド製作料は6万円だと言われたそうです。。。

技工所への訪問では、そこにある模型に金属補綴物は存在せず、また鋳造操作は皆無に等しいというヨーロッパの現実を見、日本の技工用の模型に普通に乗っているパラジウム合金が沢山、との差を大きく実感されたそうです。





GC  CAD/CAM system  Aadva  ≪岩永氏≫

GCさん、前述の岩永さんです。
彼独特の喋りで軽快にGCの姿勢を紹介していました。
プロセラ・システムが目指すトータルソリューションの提供を、形成からメインテナンスまでと、さらに細かいところまで幅を広げて目指したシステムではないかと思います。
サヤカHPのImplant と CAD/CAM の表からも見えるように、GCは間違いなく本気で取り組んでいることが伺えます。

岩永さんとの話でも出ましたが、GCは特に技工士から見た場合、光重合レジンの失敗あたりから補綴に関して本気で取り組んでこなかったのではないか?という感触を持っていました。
グラディアの出現から変わったわけですが、昨今のGCの取り組みは目を見張るものがあります。

イニシャルIQについても、サヤカではすでにA3セットを試させてもらい、意外にも「使える」感触を実感済みですが、岩永氏のいう「オペークが裏にある部分は象牙色に近い発色をし、オペーク色が裏に無い部分はオペーシャス・エナメルの発色をする」という言葉は、なるほどな!と少々感動さえしてしまいました。


世界で頑張っている企業のBEST5にGCが顔を出しているということも、
こういった動きをみていると、充分に納得できました。

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