2011年7月20日水曜日

出来る人と出来ない人

堀江貴文氏、京極夏彦氏らは「いつ執筆しているのですか?」「いつ寝ているのですか?」などという質問を多くされるそうです。

程度の差こそあれ、出来る人は「いつやっているのか」という目で見られます。
逆に出来ない人は「なんでやってないの?」という置きっぱなしの仕事を抱えているものです。
出来ない人ほど出来ない理由を捲し立てることからも、構図として理解できます。

要領が良く無駄道を踏まずゴールに向かって真直ぐ歩けるから最短で出来るのでしょう。
要領が悪く無駄道を踏み余計な事ばかりやっていたら時間や体力ばかりを浪費し何も生めません。

出来ない人が出来るようになるためには、取り組み方を変えるか、諦めるかしかないと思うのですが、そういう人ほど頑迷ですし、仕事を効率よく捌けていないながらも抱えているもので、なおさら変えられないし自覚出来ないものです。

でもだからこそ、組織化をして苦悩を減らす努力が必要なのでしょうし、だからこそ組織化は難しいのだろうとも思います。




さて、話は変わりますが、先日ジェノサイド(大量虐殺)を読みました。
本の紹介のところで積重なっていたモノです。  こちら (上から3冊目)

京極作品から遠ざかって以来、久々に読み応え充分の作品に出会えました。

超人類vs人類(アメリカ)の内容ですが、細かいところまで実在の機関の役割の裏を取りながら書いているようで、説得力と厚みを感じる表現の仕方は、小説ながらも、読んでいて目線、心を釘づけにする力を持っているように思います。

その中で面白いことを言っていました。
今では映画などを通じて、射撃訓練などの図はよく目にすると思います。

その標的は人の形をしていますが、昔は丸だったり四角だったりしたそうです。
その頃は、敵と戦闘になり混戦の中目の前に敵が現れたとき、引き金を引ける確率は2割だったそうです。戦争を指揮する人間からすると、それは困ることなので、確率を上げるために試行錯誤したそうです。

その工夫というものが、標的を人間の形にすることと、反射的に引き金を引かせるために、標的は置いてあるものや、動くものに加え、バッと起き上がる標的も取り入れたそうです。この工夫が功を奏し(?)目の前に現れた敵を躊躇することなく殺せる確率が8割近くに上がったそうです。

ただし、そのためにPTSDが急激に増えたそうですが。。。


今日は午後に歯科医院へシェードを採りに伺います。
佐野も即日義歯の製作で歯科医院へ行っています。

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