2011年11月14日月曜日

第一回インプラントCAD/CAMミ-ティング (その2)

ホールでの公演も、CAD/CAMはもちろんですが、ジルコニアの紹介も目立っていました。

山下恒彦氏がストローマンの紹介をしていましたが、「アメリカでは既に2年前から・・・」という紹介の仕方をしていて、日本ではその発売が遅れていますがという前提で話していました。
それでも「ようやくストローマンも他社に追いついた」とも言っていて、元々日本でもそれなりにシェアを持つストローマンが、最近元気に動いているのも分かるような気がしました。


今年認可が下りたgonyxという装置で、埋入の角度などを座標軸に正確に示すそうです。
アメリカでは技工士がこれらを使用して埋入の設計をする、とも言っていました。


ただ、理想的な補綴からインプラントの埋入を考えるという発想については、ノーベルガイドのそれと同じだな、とも思いました。


ジルコニア・セラミック、 ジルコンボンド、呼び方が色々でナンですが、ジルコニアは割れるという話については、メタルボンドと同じだという表現を日高先生がされていました。
ジルコニアフレームで、歯冠形態を考慮していないキャップのようなフレームの場合、切端や咬頭など陶材の厚みが増してしまい、そういう部分が割れる、ということだと思います。

私個人としては、近年の陶材焼成温度の低溶化も、その原因の一つではないかと思っています。
焼成温度の高いジルコニア用セラミックは、やはり削った感触からして、かなり違います。



先週に引き続き、協和の木村健二社長の話も面白かったです。
ジルコニア冠に関しては、「正直この硬いジルコニアを入れてしまっていいのか?と思うところもあり、それでも世界の流れはコレなんだという確証も得たりするなかでは・・・」などと、かなり複雑な心境を正直に話されていたのが印象的でした。





ただ、先週のインプラント国際学会での講演と比べ、45分という非常に短い時間内での話だったので、本で言えば第一章の途中で終わってしまったような感じを受けました。

またいつか、じっくりと話を聞いてみたいです。




全体を通して、ホールでも小さな会場でも、ジルコニアの物性に関する報告が多かったように思います。チタン、ジルコニア、金合金で、骨芽細胞の増殖の差や、白血球がどの程度増えているのか減っているのかという点において、チタンとジルコニアが非常に優れた材料であるという結果が分かりました。

逆に言えば、金合金の数値は、チタンとジルコニアに比べて酷い数値が出ていました。
インプラントの特に歯肉と接触する部分では、金合金は使ってはいけない材料だということが分かりました。


さらに、インプラントの補綴処置をしたとき、歯肉に接するアバットメントの材料によって、歯冠乳頭がどれだけ残るか、下がってしまうかという点に関しては、ジルコニアがチタンの数値を大きく上回っていることには驚きました。

同時に近年チタン・アレルギーの患者さんが増えてきているということも加えて考えると、これからは全ての部分でジルコニアをどう使っていくのか??ということが、今後の歯科材料・歯科技工の展開のカギになっていくのではないかとも感じました。

第一回インプラントCAD/CAMミ-ティング (その1)

週末の土曜日、日曜日は、パシフィコ横浜で行われたインプラントCAD/CAMミーティングに参加してきました。




参加する人の熱さを感じる、とても中身の濃いミーティングでした。
主催のクイントもそうですし、各メーカーの本気度も並々ならぬものがありましたし、何かを持って帰ろうとする参加者の雰囲気も会場全体に漂っていました。



まずデンツプライ三金ですが、
セルコンシステムに3Shapeが加わり、オープン化を前提とした取り組みを明示し、このままサンキンさんは何処へ行ってしまうの?というポジションから、一気に先頭グループに躍り出た感がありました。問い合わせも、とても多いそうです。


我らが土井さんを先頭に高透過性ジルコニアもラインナップに加え、今後ジルコニア冠の流をグイグイ引っ張っていくメーカーの強さを感じました。
この動向には私も大変興味を持っていて、先週のインプラント国際学会でも、デンツプライ三金の安藤氏に質問攻めしてしまいました。





毎度おなじみ、大信貿易からは。。。

先月の電話代が621円だったという、掛けないし掛ってこない電話の持ち主である、
つぶらな瞳の男、バシコ氏です


大信貿易ではZENOシステムの中で何処よりも早くフルジルコニア冠を推しいていたところでもあり、その当時の風当たりと現在の他メーカーの変貌ぶりには少々驚いているようでした。
ここでは3shapeのD810が唯一展示してあり、今後CAM器が進化した場合にはD810の優位さが表れてくるだろうと説明してくれました。

さすが、未来が見える男バシコ氏です。
大真貿易商品ご入り用の際は、是非バシコまでどうぞ。






Sironaのブースは、技工関係者からの関心は他メーカーほどでは無いように見受けられましたが、私はシロナの動向にとても興味を持っています。



インラボでは2ケイ酸リチウムセラミック4本まで削りだせます




今回の展示ではセレックインラボが無かったので、私の気になる部分は確認する程度にとどまりましたが、ネット環境の変化に順じて医院とその他の関係はどうあるべきか?といった、大きな目線の戦略を持った姿勢は、個人的にも学ぶべきところが多々あると思っています。
今後も注目していきます。







シロナからは東京支店セレック営業課 主任の小林一平氏が説明してくれました。
通称イッペイ氏は、以前は材料商で働いていた極めて有能な営業マンでしたが、今はシロナでその力を発揮していくべく頑張っています。

隣に知らない男も満面の笑みで写りこんでいますが、シロナ製品ご入り用の際はイッペイまでどうぞ。




さて、ここで珍事ですが。。。

小林が3人集まってしまいました。
私が小林高志、イッペイは小林一平、バシコは本名バシコですが、世を忍ぶ仮の名前が小林正文といいます。

そこで、3人で名刺を出し合って、小林を確認し合いましたw





GCも、やはり流石のGCです。
3shapeのAadvaシステムに加え、イニシャルIQも良いランナップを揃えていました。
いつも色々と教えていただいている岩永さんには、ジルコニア用IQの特徴なども教わりました。
テーブルクリニックでは小田中氏のバーレーンで学んだ小見川氏が、臨床写真を基に実際に臨床で作った築盛そのままを、デモで実演していました。
何年かぶりに技工士のデモを観させてもらいましたが、基本築盛として取り入れるべき築盛方法ではないか?とさえ感じる見事なもので、沢山メモをとってしまいました。




2011年11月11日金曜日

セラスノア  いびき防止

セラスノア。 聞いたことありませんでしたが、いびき防止装置だそうです。





まさに、私が今盛んに咬み合わせ勉強会と称して学んでいる一部分です。



詳しくはメーカーがPDFで紹介しています。 こちら


さて、無意識下では舌根が沈下して上気道を閉塞するということで、その防衛措置としてコレという話です。舌根は下顎骨と連動しているので、その理屈も当然になるわけですが。

私が気になるのは、対処療法の部分です。


睡眠時無呼吸で酸素マスクを処方される方も多くいます。
私の周囲でも数名いますし、つい先日もその件で話をされました。

そういう方は一生酸素マスクが手放せなくなるそうです。

そうだと思います。 睡眠時に呼吸が止まっても、機械が自動的に酸素をいれてくれる習慣がつけば、体はそれを覚えてしまって機械がないときの対処をしないようになるのではないでしょうか。


酸素マスクと同じに、下顎骨の後退を装置で防ぐということをしてしまうと、装置が無いとき無意識下で下顎が後退し上気道を閉塞したときの生命活動そのものを忘れてしまうってことはないのだろうか??と心配になります。


分かりませんけど。
少なくとも私の肉親には、この方法はとってほしくありません。


生命活動を助ける療法の方が良いのではないかと思います。

ここらへんの突っ込んだ話は、いずれ必ず。

晩秋

秋も深まる11月ですが、11月と言えば一年を通してラボが最高に忙しい時期でもあります。

サヤカも例にもれず、今月に入ってからはフル稼働で技工物の製作にあたっています。

ジェニオンも大忙しで、だからこそエラーや終了のブザーが欲しいものです。
何度も言いますが・・・







明日、明後日はみなとみらいで催される
「第一回 インプラントCAD/CAMミーティング」に行ってこようと思っています。

先週のセミナーでは、オープン化やジルコニア・クラウンなどの具体化の話に加え、セルコンも3shapeを取り込んでNewセルコンのようになったということにも興味がそそられました。

もう少し情報や動向を見極めて、色々と考えてみたいです。

動けば動いた分だけ、紙面や普通の人では知らされていない情報が集まってきますので、オフレコの話ばかり溜まり、ブログも非常に書きづらくなっていますがw

まだまだ、せっせと動いていきます。

2011年11月10日木曜日

GC イノベストMP

先日お台場での東京デンタルショーへ行くときに、弊社の佐野が話を聞いてきてほしいということでリストアップした中に、GCのイノベストMPがありました。


普段はHERAEUSのHERAVEST-Mを使用していて、かなりの適合を出していますが、どうしても時間がかかるという欠点がありました。

イノベストMPは急速加熱対応で大幅な時間短縮を計れることから、食指が伸びたものです。



以下、パンフレットから引用

■余裕の操作時間 ≪ 練和開始から約4分半 ≫

■幅広い膨張率に対応 ≪ 熱膨張率1.1~1.9 ≫

■練和泥の流れが良好 

■急速加熱で5時間短縮 ≪ 埋没から鋳造まで約2時間 ≫

■コバルト専用に設計されており、従来より高い硬化膨張率で、専用品ならではの適合精度



GCのブースで話を伺い 「ご意見」という用紙に「是非、試しに使わせてください」と書いたところ・・・

来ました~





早速色々と試させていただいている最中です。
後日レポート出来ればと思います。

2011年11月9日水曜日

人の意見

誰でも人から批判されるのは気持ちいいものではありません。

技工士をしていると夜も遅く、というレベルを超えることが年単位で続いたりすると、時には身内から人生そのものを批判されたりする人もいるようです。 私は今のところ無事ですが・・・

ただ、人の意見には大事なことが含まれていることが多いと思っています。

だいたい大人になると正面切って文句を言われることは少なくなりますし、人に文句も言わないようになります。角が取れて丸くなる、とでも言うのでしょうか。

挨拶を上手にできない人がいても、周囲は「まぁ奴はそんなもんだ」で済ませてしまったりと、陰で言われる程度だったりします。

ましてや、人生について、価値観についてなど、学生時代は熱く語っていたはずのことも、いい年こいて「若いな」と嘲笑されるのを恐れてか、それとも冷めてしまったのか、多くの人が口にしなくなるものです。


また、仕事や趣味になると、ドッブリと浸かっている分だけ客観的に自分や自分の周辺を見ることが出来なくなります。必ず何らかのバイアスが掛るものです。
当然そこらへんのトコロは一番人から意見を言われたくない部分になります。

「何も分からないやつが言うな」

最もらしいセリフでもあり、よく聞きそうですが、これって弱い犬が吠えているだけに聞こえます。


人の意見、まぁアホじゃダメですが、ある程度の教養人であれば、業界の外の人ほど真実や問題点などを正面から一刀両断してくれるのではないか?とさえ思います。



昔、私の先輩が劣悪な労働環境の技工業界について、技工士は芸術家と同じだから時間は・・・、技工士だからアポイントがあって・・・と、私の家内に「技工士は長時間働いて当然」というようなことをコンコンと語ったことがありました。

もちろん聞いているとき、家内は「そうですね」「そうですね」と聞いていましたが、帰路二人になったとき「あの人の言っていること変だね。技工士さんって皆そうなの?」と聞いてきました。

技工士だから変を当たり前に思っていなかったか?と考えると、何も知らない家内だからこそ、ある意味まともな意見を悪気なく言えるのだと思います。











季節の変わり目

季節の変わり目ですが、サヤカでは目の前を走る第二産業道路の木を、この季節になると行政が剪定してくれます。



周辺の落ち葉も拾いながら、反対車線も含め数週間に渡って行われます。

この方々が来てくれるまでは、毎朝落ち葉拾いをしなければならず、時には腰が悲鳴を上げたりと結構な重労働なので、この方々が来てくれると助かります。
この選定では小枝は全て完全に切り落としていきますが、毎年必ずニョキニョキ伸びた小枝からモサモサの葉っぱを付けるので、たまに水をあげるときなどは「毎年ご苦労さん」と木を誉めてあげています。


季節の変わり目だからか、私の周囲では体調を崩している人が幾人かいます。

気を付けましょう~

2011年11月8日火曜日

金属高騰中

今年の5月の大暴落後に色々な投資顧問が金のブルを主張していたため、かえって上値が重くなっていたと言われる金価格ですが、大きな流れは変わりようもないようで、NYを主導にモリモリ騰がってきています。


5月6日の大暴落で金先物3,834円まで落ちた金価格ですが、今日の田中貴金属グラムあたりの小売価格は4,763円となり、グラム1,000円近く上がっています。

また、まだまだ上向きの流れは変わらないようです。  田中貴金属 金価格のグラフはこちら

今日も新橋の先生から電話があり、「金属が高いからe.maxで」という話を受けました。

サヤカではここ1年の間にe.max、ジルコニア・セラミックの仕事が急激に増えていますし、逆にプレシャス系のメタルボンドは減る傾向にあります。

また、ようやくヨーロッパの流れの一部が伝わってきたのか、コバルト・セラミックの仕事も元気に増加中ということもあり、先日のセミナーでも聞きましたが、いよいよハイブリッド・セラミックの存在意義が危ぶまれるかもしれません。







2011年11月7日月曜日

その2 ≪国際インプラント学会≫ 画像その他追加

日曜日は朝から東京の永田町で催された国際インプラント学会へ行ってきました。

ここでは協和デンタルの木村社長とコアデンタルの陸社長の話を聞いてきました。

こちらも早めの出動で、席は一番前の一番いいトコロを抑え、一語一句聞き逃すことの無いよう努めました。


日本の技工所ですから、根本的な問題は何処でも同じようにあるのだろうと想像もできますが、協和さんコアさんとも、しっかりと組織づくりをされ、スタッフのモチベーションもあってキチンとした仕事をしているからこそ、社長がこうやって話をすることが出来るのだろうなと感じました。

木村社長の「症例に応じたマテリアルの選択」の話では、細かく表などで表現していて、とても分かりやすく、ためになりました。




陸社長は中国の歯科事情をレポートされていました。
私も10年ちょっと前に北京医科大学でテーブルクリニックをやらせていただきましたが、その頃とは人々の暮らしも裕福になり随分と様子が違っているようです。




あるラボを紹介していましたが、手がけている技工物はいわゆる最先端のモノが溢れていました。そこのラボでは技工士学校も併設していて、一年目は座学、二年目は臨床実習、三年目は隣のラボで働くということで、やはりヨーロッパのように最先端技工で即戦力になる技工士がドンドン生まれてくる仕組みになっているようでした。



お二人のスライドを一番前で見ていましたが、どうも弊社のHPの写真ではないか?と思われる写真がありました。

どちらのスライドとは言いませんが、e.maxのところのスライドで・・・



サヤカの旧社屋のときに撮影したEP-500でエンプレスのプレス後の写真ですが、どうもコレがそのまま使われていたように見えましたw 私の気のせいかもしれませんが。。。



左後ろにモトバの真空練和器が写りこんでいます。
もちろんサヤカのHPでも使っています。  こちら

もし、私の言うとおりなら、それはそれで光栄なことです。
ジャンジャン使っていただければと思います。
ただ、一言いっていただければ、なお嬉しいです。





さて、インプラント、CAD/CAMとも日進月歩で進化していっているようで、これからはマスマス情報収集と技工所の方向性に気を遣わなくてはならないと感じました。

日本の自費率は2割だそうです。
それは普通のゴールド冠や義歯、金属床なども入っている数字なので、CAD/CAMだのインプラントだのいうと、さらに数字は小さくなるものと言っていました。


また、今後はドコの部分に何が進出してくるのか? どんな材料は淘汰されていくのか?などなど、脳みそを刺激されるような話が聞けて、とても有意義な時間を過ごせました。





来週はみなとみらいで、インプラント、CAD/CAMミーティングです。
「この話は来週・・・」などという台詞もありましたので、是非参加して話を聞いてこようと思っています。

週末のアレコレ  その1≪東京デンタルショー≫

平日をどう働くかというと、センスや能力の差が問題になりますが、週末をどう使うか?はやる気次第のところもあり、その使い方で差が広がったり縮めることが出来たりするものだとも思います。

以前務めていたラボの社長に当時「週休二日にしようと思うんだけど、何曜日を休みにしたらいいと思う?」と聞かれ、卒後に3年間勤めた医院内ラボの「木曜休み」を重宝していた私は「木曜日はどうでしょう」と言いました。

すると社長は「それはね、小林君が遊びたいと思っているから木曜と言うんだよ。勉強しようと思ったら土曜日でしょう」と、言われました。 もう20年以上前のことです。



さて、土曜日はお台場で催された東京デンタルショーへ行ってきました。





朝一を目指した出動でしたが、首都高の大渋滞にはまってしまい、朝一到着の予定が1時間遅れての到着になりました。

日本デンタルショー、国際デンタルショーとはちょっと違う雰囲気を感じましたが、入場して左まわりでユラユラと。

前日にスタッフから見てきてほしいもののリストを預かっていたので、なるべく細かい展示物まで気を付けて見て回りました。




今を元気に駆け回るイボクラ・ビバデントのブースでは、このブログでお馴染みの宮之内さんと小林直君と爽やかに挨拶をば。
直君は2ヶ月ほど前に九州から東京へ戻ってきていて、もうすっかり落ち着いたそうです。

大将の阿部さんとは電話ではたまに話しますが、実際に会うのは稀なので「久しぶり」の挨拶を交わしました。









大信貿易ブースでは、困ったときに頼みごとをすると「担当エリアが違う」と言って来てくれないながらも、何事にも先見の目を持ち、時代をグイグイ切り開くつぶらな瞳の男、バシコがいました。
各デンタルショーの組合の仕組みや、展示物のルール、試供品についてなど、細かなことを教えてくれました。やはり何かと頼りになる、知ってる男、バシコ氏です。

 大信貿易製品ご入り用の際は、何なりと「バシコ」までご用命ください。









とにかくユックリ歩き、多くを見ようとユラユラしていると、フと見慣れた人が・・・
KOデンタルでサヤカを担当してくださっている滝沢さんでした。
資料を広げ、何やら材料について侃々諤々やっている様子だったので、コソっと隠し撮りをさせていただいた後に、「こんにちは」の挨拶をさせていただきました。 良い画が撮れました。

 今回の東京デンタルショーでは、たまたま見たかった材料メーカー2社が出展しておらず、また各社の機械類もあまり出品されている様子はなく、結構寂しいものがありました。
全体を通して元気だなと感じたのはジルコンブライトの茂久田商会でした。


せっかく週末の2日を費やしてお台場でデンタルショーを銘打って行うのであれば、ユーザーにとって意味のあるモノにしてもらいたいですし、多くのメーカーにとって本気で取り組みたくなるような催しにしてもらえたらな思いました。

2011年11月4日金曜日

東京デンタルショー

明日、明後日は東京デンタルショーですね。  東京デンタルショーのHPはこちら

明後日は国際インプラント学会もあります。   国際インプラント学会のHPはこちら

とりあえず目的を持って、メモを片手に行こうと思います。


やらない先生

インプラントをやらない先生、オールセラミックをやらない先生、昔ながらの診療はするけれど、特に新しいものはやらない先生が多くいます。

ある先生が「ヨーロッパの大学では学生のころから最先端の歯科治療を臨床を通して手掛けているのを見てとても驚いた」という話ですが、以前にもこのブログで紹介しました。こちら

そういった国では最先端治療を実践を通して学んだ卒業生がどんどん世の中に出てくるものだから、先人とても最先端治療に関して個人的な見解で、アレは良い、アレは良くないなどと言っていられないだろう、とも言っていました。



TPPで揺れる日本ですが、技工業界は何に守られていると言えば、やはり保険制度と新しいものを好まない先生方に守られているのではないかと思います。

もし保険制度が無かったら、高度経済成長よろしくバブルよろしく世界一の経済大国よろしく、治療費や技工料金、少なくとも保険料金相当のクラウン・前装冠あたりは今より少しは高くなっていったのではないかと思いますし、そうなれば開発途上国からの絶好の狩場になっていたのではないかと思います。

最先端の技工は効率化、自動化であり、人の手を掛けずにすることを増やすシフトとも言えます。
いわゆるシビライゼーションという構造が変わるときともいえますが、日本の歯科界の多くの人は変化を望まないようですし、かつて幕末に銃剣を持たせようとしたら、刀はかくあるべきと言って、銃剣を持つのを拒んだように、それはもしかしたら日本の国民性なのかもしれません。

レコードがCDに変わるとき、気分的に抵抗した40代より上の人たちは多かったのでは?
音の深みに拘るウンチクを語る人がいたのではないでしょうか。

銀塩からデジタルに変わるとき、「そんなもの」と気分的に不快に思った40代より上の人たちは多かったのでは?
銀塩は層構造になっていて奥行きがあるんだと語る人がいたのではないでしょうか。

「歯科界ほどパソコンが普及しない業界は無い」と、20年近く前に横河工業の方に言われましたが、日本の歯科界は特に競争相手といっても隣の歯科医院であり、何とかしなければ顧客が離れるという現実味もなく、また過去の裕福さが邪魔し、だから変わる必要が無かったのではないかと思います。

先日弊社の野口がCamlogの催しに参加したとき、本数に制限はありますが「作る」ことだけに関して言えば、技工士の存在意味さえ危ぶまれるほどのセレックの凄さを見せつけられました。


孫正義が高校生のとき、将来は経済を学びたいと思ったけれど、日本の大学(東大)では「過去の経済学(マルクス)」しか教えてもらえないと知り、単身アメリカへ行き最先端の経済学を学んだそうです。

もし、日本の歯科大が基礎が基礎がと言わず、「最先端の歯科医療」を実践を通して即戦力になるよう教育していったら、随分と様子が変わるのだろうな、と思います。
基礎があるからこそ、と基礎好きの人は言うでしょうが、大学は基礎を学ぶところなのか、未来を拓くために最先端を学ぶところなのか、というと難しいのかもしれません。。。。

2011年11月2日水曜日

ニュースから

つるはしで家族殺傷

今朝ちらっと見たニュースなので背景は分かりませんが、借金苦というのは悲しい出来事です。

火車の影響もあるのかもしれませんが、考えさせられます。

あっても無くてもどっちでもいい携帯電話などで、家族がいればその分だけ要らぬ通信費ばかりがかさみ、月にして数万からの通信費が泡になって消えていっていると思います。


今は父親として生活していると、家族から脅迫のように「普通は●●」といって普通を盾に迫られます。

「普通子供は皆ゲームを持ってる」
「普通は皆携帯持ってる」
「普通は小学生になったら塾に行く」

残念なことに先頭に立って攻めてくるのは奥さんだったりします。

何をもって普通なのかと攻め返すこともできず、家族の「普通」を守るため、日夜お父さんは頑張っているのかもしれません。


昔はよく言われたものです。 皆さんも聞いた覚えはないでしょうか。

「人は人、ウチはウチ」



家族をぶち殺すまえに、死ぬ気でやるべきこと無かったのかな、あったのかな?と思います。


ちなみに我が家は中学まで個人の携帯は無し。 
(結構戦いましたw


高校卒業までは携帯電話は持たせますが、メールは契約から外しています。 
(何度か反乱がw


メールするときはオープンエリアのパソコンでしろということです。
(結局必要最低限のものだけになります


今年大学生になった長女は、全ての規制を外し自由にしましたが、携帯代は本人もちです。
(自分のバイト代で払うので、多くを学ぶと思っています

専攻生

先日ノーベルの幕張プラントへ、埼玉歯科技工士専門学校の専攻生と行ってきたとブログで書きました。 こちら

今週の月曜日から、専攻生の学外臨床実習がサヤカで始まりました。



専攻生は本科を卒業した免許取得者なので、普通に技工業務に携われます。
学校で行う技工と臨床現場での技工の違いは責任です。

臨床模型の向こう側には先生と患者さんがいるので、早々全行程を任せるわけにはいきませんし、そもそも専攻生によっては温度差もあるのではないかと思っています。

専攻生の受け入れは10年以上続けさせていただいていますが、専攻生の臨床体験では、とりあえずは中間工程の一部を経験してもらいながら、希望があればステップバイステップで進ませるという方式をとりますが、なかなか専攻生からの「希望」は聞かれません。

言われてやるのは仕事とは言わない、と誰かから聞いたことがありますが、言われることだけしかやらない人に、「何もやらせてもらえなかった」などと言われたくありませんし、逆にガッツのある人にはガンガン立ち向かってきてほしいものだと思っています。

将来を担っていく若者ですので、沢山のことを経験し、考え、学んでもらいたいです。



2011年11月1日火曜日

PHILIPS Air Floss

今日は午後から歯科医院で咬み合せ勉強会で、戻りは不明なため早々にアップしておきます。



フィリップのsonicare【ソニケア】は色々な意味で有名だと思います。

普通に歯科関係で仕事をしていると、材料商の方を通して何度かは営業をされたことがあるのではないでしょうか。

サヤカでも材料商の方々を通して、何度営業していただいたことか・・・
弊社スタッフがソニケアを買った合計本数は7~8本くらいあったと思います。

最初の頃のモデルはヘッドが交換ブラシとしては異様に高価で、家族が多い人の場合は購入後に苦労したのではないかと思いますし、私もその一人です。

今のモデルは、そのころに比べてヘッドの価格は1/3ほどに抑えられていますが、それでも1,500円からするのは、やはりどうかなと思います。

ブルジョア相手になら歯ブラシ1本1,500円というのでも良いのでしょうが、開発費をかけた振動する本体部分の値段と、ただのブラシという分け方が出来ず、インクジェット・プリンターのインク交換で儲け続けようという発想でしょうか。

9月から全世界同時発売でソニケアが新しくなったわけですが、今回はエアーフロスという商品が新しく追加されていました。

以前に他の材料商の方に紹介されたときは、エアーフロスは見ませんでしたが、今回岩瀬の鈴木さんと同伴でいらした、綺麗なヨシダの笹川さんはエアーフロスも紹介してくれました。


奥が最新のソニケアで、手前がエアーフロスです


『歯と歯のすき間の汚れを 一撃!』 だそうです。

歯間部の掃除用具でフロスは良いとしても、昨今では歯間ブラシはパピーラの保護からすると使ってはいけないという意見が多く聞かれます。
こういった商品が出るのは、そういった影響も背景にあるのかもしれません。

リーフレットには・・・
「フィリップス ソニッケアーエアーフロスなら 早く 簡単 確実 に歯間洗浄ができます」
と書いてあります。

繊維など歯に挟まったモノは取れない圧だと思い聞いてみたところ、プラークを取るものであり、繊維などの歯の間に詰まったものを吹き飛ばすモノではない、とのことです。

なるほどソニケアとセットで使うと、効果抜群とうたっています。


そこで、試してみました。



【感想】
・舌側に抜ける感じ
・洗口剤などを入れれば、更に良い感じになる

ただいまキャンペーン中、らしいです。 

2011年10月31日月曜日

本の話など

先日アマゾンから購入した宮部みゆきの「火車」を読みました。
並行して読んでいたのが加藤廣の「秀吉の伽」と小林よしのりの「天皇論」ですが、秀吉の伽は上中下の3冊からなる物語になっていて現在3冊目の途中、天皇論は一通り流したあとの読み直し中というところで、それなりに読んでいるつもりですが目立って進まないようです。

火車は題名からは推察できない内容になっていますが、その中身には充分楽しませてもらえました。
親戚の男のフィアンセが失踪し、刑事が一般人としてその足跡を追う中で、想像することも出来ない事実が明るみになっていくというものです。

キーワードは自己破産だったりしますが、自己破産というと私もやはり本人の自覚の問題だと考えていましたが、丸井のカードから始まったクレジットの歴史などを弁護士の立場から説明している部分を読む中では、社会のシステムにもそれ以上の問題があったと考え直すことも出来ました。



模倣犯は1、2、3・・と長いので、とりあえず置いておいて、続いては「理由」を読んでみます。

週末のセミナーなど ‐その2‐

【 ナノジルコニア・フォーラム 】 パナソニック歯科友の会設立記念講演

パナソニックセンター東京で行われた講演会で、サヤカからは恩田が参加してきました。
恩田は前回のパナソニックによるナノジルコニア説明会にも出席していて、ナノジルコニアに関して弊社においては一番の有識者です。。。

ナノジルコニアに関しては、サヤカHPでも紹介しています。  こちら







≪ナノジルコニア(PナノZRジルコニア)≫

セリア安定化ジルコニア + アルミナ  の複合材料 (パナソニックが発明)

現在主流のイットリア系ジルコニアより、極めて高い性能を有している
・高い曲げ強度、破壊靱性
・低温劣化、高温潤下環境において物性変化がない

そのため、フレームデザインを従来の0.5mmから更に薄く作ることが出来( 0.3mm )、積極的にジルコニアカラー、サポートデザインの設定が出来、口腔内でむき出しのデザインも出来る


また、完全焼結体を削るためか、内面においても金属レベルの適合が可能



以前から論議されてきた・・・
陶材築盛する前処理でアルミナ・サンドブラストはするのか??

・サンドブラスト →ぬれ性の向上
・メタル調整のように削りサンドブラストすると、ジルコニア表面の正方晶が潰され強度が一時的に上がる(一回焼成すると、元に戻る)

⇒物性的には、しても、しなくても一緒



≪セラミック系マテリアル≫
  1. ガラス系          【 empress 】
  2. ガラス浸透性セラミック 【 e.max 】 【 インセラム 】
  3. ジルコニア・セラミック  【 イットリア系ジルコニア 】
これらはセット後1年以内で機械的性質が1/2~1/3に落ちるが、ナノジルコニアではこれらのことを解消していて、現状では口腔内で使える最強のセラミック材料である





【ナノジルコニアの問題点】
・色つき(カラーフレーム)が、化学的特性を再検証しないと出来ない
・白すぎ
・現状では4ユニットまでしか製作出来ない




≪また、高い機械的性質と生体親和性で、更なる利用方法を研究中とのこと≫
例1.ジルコニア・クラスプ 、 ジルコニア・パーシャル
例2.インプラント体(ジルコニア・フィクスチャー、ジルコニア・アバットメント、ジルコニア・クラウン)

口腔内で多数の金属が入っているとアレルギーの引き金になり、今はチタンでもアレルギー反応を示す人がいるので、本当の意味でのオールセラミック化を研究している





レポート:恩田

週末のセミナーなど ‐その1‐

【 National CAMLOG Congress 2011 Tokyo 】

土・日でCamlogの講演会があり、サヤカからは野口が両日参加してきました。

弊社ではCamlogを使われている先生が数名いらして、特にクラウンブリッジを主に手掛けている先生と、オーバーデンチャーをメインに手掛けている先生がいます。
日本の窓口になっているアルタデント社にも、いつも丁寧な対応をして頂きお世話になっています。

今回のコングレスでは主に山本尚吾氏を追い、cerecを用いた先端技工を学んできました。

最新のグラディエーション・ブロックを用い、歯牙のグラディエーションに合わせブロックの角度を自動修正し自動で削り出してしまうというもので、最新のアルゴリズムに従いシェード・マッチングを自動で狙い定め、ほぼ全自動で削り出すそのシステムには、驚きを隠せませんでした。

山本尚吾氏のセミナーではいつも感じることですが、ジルコニア・セラミックを製作する上での注意点、カスタム・アバットメントをCAD/CAMで造形していく際の細かい注意点など、即臨床で役立つ貴重な情報ばかりが満載の2日間でした。

記念品として、カップを頂きました。


実物は、なんともセンスを感じるカップです。。

2011年10月28日金曜日

日々の予定  ‐Cloud‐

一週間通して、平日のフルタイムを椅子の上で過ごせることは稀です。

医院とメールでのやり取りもあるので、作業机の横にはパソコンがあり当然予定表もありますが、常に椅子にいるわけでもありません。

以前は完全アナログ派だったため、なんでもメモることをやっていました。
とにかく私は三歩あるくと忘れる性質なので、メモをとります。


とにかく何でも書き、1日見開きページ全部と決めて書きます。
書いて「やった」ことは横線を入れて消し、書いたのにやらなかったことは、「やり残し」として翌日分の次のページに、もう一度書きます。
こうすると、思いついたのに「やらない」、言われたのに「やらない」ことは、ずっと書き続けなければならなくなります。

まともな神経ならば自分のお尻に火が着くわけです。
会社の細かな運営その他、例えばHP製作も、この手を使いました。

思ったのにやらない人って多くありません?
喋らせるとカッコいいこと、もっともなこと言うけれど、やらない人、出来ない人。

「自分もそう思ってた」 「自分もやろうと思ってた」 「●●作ろうと思ってた」 「勉強しようと思ってた」などなど。


社会に出てしばらくしてからの私のメモ術は「やろうと思ったことをメモして、達成するまで毎日書き続ける」というものでした。

サヤカのスタッフにも数年前からこの手法を教えた上で帳面を渡していますが、そもそもメモをとることさえ「やらない人」だったら「やる」はずのことが、年単位で放置されているでしょう。

自らの向上心や問題意識が無ければ、帳面に書く文言さえ思い浮かばず、翌日の繰り越しもないでしょう。



さて、要するに予定表なわけですが、私の周りのAppleで書いたとおりiCloudがはじまりました。
現在ではウィンドウズのパソコンにもiCloudをDLし、選択項目を同期させることができています。

Cloudで巨大なデータ管理などは今の時点で考えていませんが、私の予定がいつでも閲覧でき、どの端末で予定の追加、あるいは変更をしたとしても、全ての端末で自動更新されるというのは、無駄やミスがなくなり本当に助かっています。


2011年10月27日木曜日

MI Paste TOOTH CREAM  ‐ GC‐

GCが面白い商品を出しました。



口腔化粧品のカテゴリーらしいですが、その実はリカルデント系で歯質の強化をうたっていて、大人の事情で書けないながらも、実際の効能は表記以上のものがあるそうです。

ミネラルペーストで牛乳から作っているということで、サヤカのスタッフ数名が実際に使わせていただきましたが、これがまたなんと 「 美味しい 」 のです。







どれも口の中でグシュグシュしていると、あまりの美味しさに飲み込んでしまいそうになります。
(これは表記されていませんが、特に飲んでも問題ないそうです)

歯磨き後の使用というせいもあるのか、MI Pasteの使用後は自然な爽快感が広がりました。

値段は少々張るようですが、予防やケアなどで使うのは良いかもしれません。


( 協力:岩瀬歯科商会 サックスの上手な鈴木さん )  

鈴木さんは こちらの動画でサックスを演奏している人です