2013年10月23日水曜日

多忙中

何かとやることが多く、それもこれも中途半端な感じの日々が続きます。

今週の月曜日からは、埼玉の技工士学校から専攻科の方たちが学外臨床実習ということでサヤカにきています。

また、月曜から新しいパートさんが一人増えたため、時間帯によっては15人が社内で作業していて、人口密度があがって少々酸欠状態になります。


今日の昼頃からは4名の患者さんと立会いしてきました。
一人はブラケット矯正を始めた直後に不定愁訴におそわれ、その後歯科医療に対して不信感をもたれた患者さんです。術前の模型などから就寝時に大きなファンクションをすることは分かっていたのですが、それを防ぐための防御装置がブラケットの装着位置によって上手に機能せず、人工ピポットが働いてしまったものです。

それでもデボンド以来は少しずつ以前の様子に戻っていて、今日も普通に会話が出来ていました。

次の患者さんは前歯から小臼歯にかけてシャベル状に摩耗している患者さんで、アプライアンスを装着していらい肩こりなどがなくなり、「歯でこんなに変わるんですね」と言っていただいている患者さんです。 男性で80代だと思いますが・・・

以前にもこのブログで紹介しています。 こちらの下の方の写真。

 
 
小臼歯から最後臼歯まではアプライアンスのいわゆるスプリントのようなものを入れてもらい、上顎前歯の舌側面には下顎の前方偏位を抑制するためのレジンシェルをクラスプで固定しています。
 
 
 

 どうみても切端位にあるような下顎頭の位置になっていました。
 

 覚醒時の具合はとてもいいということで、このバイトを基準に口腔内環境を整えましょうというはなしになりましたが、夜中にトイレに複数回起きるということで、就寝時の血中酸素濃度を上げるためのスプリントを試してもらっていました。

これまでのところ、今までよりトイレに起きなくなったということで改善方向には向かっている様子なのですが、もうちょっと効果をあげたいということで調整させていただこうと思っていたら、

なんと今日はその装置を持ってきていないと・・・w

明後日に奥様の調整のアポイントが入っているので、「家内と一緒にみてもらえませんか?」となりました。奥様というのは、以前にこのブログで紹介した顎誘導した義歯の方です。 こちら


3人目の患者さんは、やはり義歯にアプライアンスのシェルを即重で製作し、人工歯の咬合面にスーパーボンドで張り付けた患者さんです。

下顎6番のシェルが外れて調整している期間に左右の接触具合が悪くなり、チェアーから立ち上がるときに「めまい」をするようになってしまった、ということで今回の立会いになりました。

ただ、その後シェルは作り直され、現在は左右のバランスは取れているとのこと。
「めまいがするようになったとのことですが、いかがですか?」と伺ってみると、「おかげさまで今は健康になり、肩こりも腰痛も、膝が痛いのも治りました」と言われ、拍子抜けしてしまいました。

ただ、肩甲骨周辺の張りは残っているそうです。

とりあえず、夜の装置だけ不必要な接触を調整させてもらい終了しましたが、40代の娘さんも長年腰痛で悩んでいるので、噛み合わせを見てくださいと頼まれてしまいました。

ちなみに娘さんの旦那さんは大学病院のお医者さんだそうです。

もう一人は顎関節をCT撮影する患者さんでした。
といっても、今回は再撮影です。

前回の撮影では像がぼやけてしまい、ちゃんと読めなかったためです。

こちらがその画像



アームを掴んで、鼻をプラスチックのフックに乗せて上下動を防ぐのですが、その患者さんはどうしても顔が下に下がってしまいます。

当然数十秒たつと、鼻が上に持ち上がっています・・・

ま、それでも何とか撮影し、今日の立会いは終了しました。


明後日も患者さんとの立会いが数名あり、夕方からは歯科医師会のセミナーに参加予定です。

土曜~日曜は大阪入りです。

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