2013年10月16日水曜日

組織

先週の木曜日は銀座の歯科医院でスタッフミーティングに参加させていただき、歯科技工についてなどの話を2時間ほどしてきました。

銀座はほどほど知っているつもりでしたが、10時過ぎの銀座は人通りも少なく「いつもと違う」などと思ってウロウロしてみると、ほとんどの店が11時からなんですね・・・ 

おのぼりさん状態でした。

週末はドクターたちとの話し合いに参加するために大阪に日帰り。。。ゲホッ
朝5時に起きて7時の新幹線に乗って、夕方18時過ぎの新幹線で帰ってくるという、座っているだけに思うかもしれませんが、これが結構疲れました。

そして今週の火曜日の午後は恒例の咬み合わせ臨床実習。
だいたい午後いっぱいにアポイントが入っているので、この日も21名の患者さんとの立会いをしてきました。

水曜日の今日はCT画像からの顎誘導の患者さん3名と立会いをしてきました。
実際に患者さんから咬合の違和感などの話を聞くと、単に「違和感」というものでひとくくりにはできない、色々な不具合があることを知ります。


私がシェードテイクや咬合治療などで患者さんと接遇するとき、多少雑談を交えながらおこないますが、患者さんから「先生には言ってないんですけど・・・」などと、治療に対する意見や質問をされることが結構あります。

同じように、チェアーに座っているときは面と向かって先生に言えないことを、患者さんは先生がいない間に衛生士さんにボソッと言ったり、帰りのとき受付の方に言ったりします。

先生という立場でないからこその、重要な情報収集ができます。
「先生は本当のことを知らない」状態に陥ることも出来てしまうともいえます。

もちろん、私は言われたままを先生に伝えたり、多少オブラートに包んでから先生に伝えたりと「医院」のために言うことはちゃんと言います。



医院もそうですし、会社もそうですし、家庭もそうなのでしょうが
全体のためになる意見は、臆することなく口に出さなければダメですね。

人の意見を受け入れられず、いつまでも個でいることも1つの生き方ですから、全てに適応するわけではありませんが、人が集い歩むところでは、組織のための意見を言い、意見を咀嚼し、常に考え変えられる柔軟さが必要に感じます。

組織のための意見を言える人を大切にしなければ、端っこから腐っていってしまうように感じます。

どのようなことをやるかが重要ではなく、誰とやるかが重要だと考えられるならば当然のことです。


 

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