2013年10月22日火曜日

週末などなど

土曜日、日曜日と八丁堀で催されたJPIセミナーに参加してきました。

土曜日はアンテリアガイダンンスについてなどの座学で、日曜日は模型作りやフェイスボウ採得、ゴシック採得などの実習とCT撮影、そしてショートコラムがありました。

重村 宏先生による模型製作実習

杉元先生によるゴシックでの顎誘導
 

咬合の話にありがちな漠然とした内容ではなく、そのほとんどが科学的で客観的評価可能なものの積み重ねのため、聞いていて胸につかえる感じが一切ありません。

過去の検証などは相当苦労されたのではないかと思ってしまいます。

先日のKavoでも3D-Examの機能で在りましたが、最近は気道評価が注目されています。
ショートコラムでもそのことについて杉元先生が話をされていましたが、大変興味深かったです。


口腔というのは人間を形成するもの、酸素と栄養の入り口です。
虫歯になったから治す。どう治す。歯周病になったら治す。ならないように予防する。欠損したからどうする。というこれまでの歯科のあり方から、近い将来は歯科の役割が変わることがあるのかもしれません。



このまえ、いくつかの歯科大で咬み合わせ治療をして治らなく、その後東京女子医大で治療を受けていた患者さんが、このJPIの技法による顎誘導+αでアプライアンスを行いました。
相当量誘導したのですが、全く違和感のない偏位と、これまでに感じたことのないようないい感触を得られたと患者さんが言っていたそうです。

写真が手に入ったら追って紹介します。
 

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