2011年12月12日月曜日

週末のことなど -脳の学校- セミナー編

金曜日の午後から異様な悪寒を感じ、体温を測ってみると37度を少し超えたあたり。

まずいなぁと思い、会社で出来る限りの栄養材、薬などを摂取して週末を迎えました。

土曜日はさらに熱が上がりながらも、午後から歯科医院での立ち会いがあったため、また日曜日はセミナーに出かけるということもあり、午前中からせっせと技工物を製作。

立ち会いの後は気分的にも優れず、直帰して体を温めた後は布団へ直行。

開けて日曜日は朝6時半から家内と次女が姪が行っているイギリスへ行くということで、大宮駅まで荷物運び。ちなみに、このイギリス旅行は3泊5日で39,800円のビックリプライスで、オイルサーチャージが50,000円と保険りを含めても、飛行機代、ホテル代込みで100,000円ちょっとです。
私の体調はこれまでで最悪の状態になっていたため、すぐに家に戻って再度布団へ。。。

6時半の時点ではセミナーは無理かな?と思っていましたが、鼻が完全封鎖されていて口から上が壊滅状態でボーっとしながらも、熱はひいたようなので、マスクを装着し10時から始まるセミナーへ出発できたのが9時半ちょっと前。

結局30分ほど遅れました。


日曜日に参加したセミナーは、「株式会社 脳の学校」 主催
-脳機能NIRS誕生20周年記念-
脳が成長する医療のための 『 脳の活性化の診断と応用 』 です。

市ヶ谷で、川向うには中央大学がそびえ立っていました

演者は、AKB48の主要メンバーや所ジョージの脳診断をTVで行ったことでも有名な加藤俊徳先生(医者)をはじめ、遠藤明先生(医者)、高嶋幸男先生(医者)、吉野加容子先生(共同研究者)、小林充治先生(歯医者)、荒井正明先生(歯医者)、佐野真弘先生(歯医者)、大越優美先生(医者)などです。

ほぼ満席でした

◆これまで、脳への刺激を与えて、脳が活性化をしているかどうかの判断基準は「脳血流」を見ていたそうです。一時的な脳血流の増加によって脳の活性化を評価され、多くの誤診もしてきたそうですが、現在もその考え方は崩れず、海外の権威のある文献では未だに血流が増したかどうか?が重要視されているそうです。

脳が活性化すると特定部位の酸素消費が著しくなり、それを画像で捉えることが出来るようになったそうです。 脳機能イメージングCOE

例えばマウスピースやスプリントなどを入れて、入れていないときとの脳血流の変化(差)を測るというのは、ほとんど変化は望めないもののようです。
ある特定の動作をさせ、スプリントあり、なしなどを行うと、スプリントありの時は脳の特定部分の酸素消費量が著しく変化する、という変化は、かなりあるそうです。


◆ヘモグロビン(Hb)で酸素を体中に運んでいることは中学生で習いましたが、実際に動画で毛細血管に流れ込むHbは凄かったです。
動脈、静脈では不規則に大量なHbが流れていますが、毛細血管に入るときは一列に並んで流れていました。その毛細血管のなかへ一列で流れ込んだHbが、酸素を必要としている細胞だけに酸素を供給していくそうです。
OxyHb (酸素を持ったヘモグロビン)
DeoxyHb(酸素を持っていないヘモグロビン)
さて、そのHbと酸素の大きさ比較ですが、面白い表現をしていました。
ここに1mの玉があって、それを酸素だとすると、Hbはここ市ヶ谷から大宮までの大きさの物体です、だそうですw  1万倍をそうやって表現していました。

◆佐野先生の「口呼吸と脳の活性」では
-30度の空気を鼻呼吸で吸った場合、咽頭部では20度まで上がっているということと、
鼻の内部では一日に1リットルの水分が消費されていて、空気を加湿しているんだということを,
また、鼻呼吸は脳を冷やすラジエターの役割も持っていると言い、これからは呼吸育も推し進めたいというようなことも言っていました。


◆日本人の死亡原因は
1位 癌         30%
2位 心疾患    15.8%
3位 脳血管疾患 11.5%
4位 肺炎

だそうで、医師の間では「たばこ」と「肥満」が目下のところ敵とみなしているようです。
対抗措置としては、食事、有酸素運動、禁煙など。。。



細かく書くと大量になるので、面白そうな部分だけ列挙しました。
あしからずご了承ください。

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