『国盗り物語』と並行して『峠』を読んでいましたが、国盗り4冊はあっという間に読めたのに、峠はいまだに読めません。
峠の場合は時間のあるなしの問題ではなく、内容的に私が受け入れづらいというのもあるようです。
そういったわけで最近は、「苦役列車」を読んだり「誘拐誤差」や「流星の絆」を読んだりと、読書も娯楽化の方向へいっています。
私の本の選び方は、好きな作家はいますが特に読書家というほど読むわけではなく、週末の空いた時間にパラパラと読んだり寝際に読む程度なので、あまり意識はありません。本屋へ行って目立つ棚に置いてあるものの中から、題名を見て感覚的に手に取るだけというものです。
流星の絆はドラマでやったものらしいですが、一度も目にしたことは無く全く知りませんでした。。。
話は面白かったですし、ラストはジーンと来るものがありましたが、確かにドラマを見ているような感覚に陥る本だなと思いました。
東野圭吾はドラマ化映画化されやすい本を書くのでしょうか。
現代版の藤沢周平なのかもしれませんね。
昨日の夕方所用でそごうへ行った時もちょっと本屋へ立ち寄り、久しぶりに曽野綾子の「老いの才覚」という本を買いました。
最近の高齢者について語ると同時に、老いるということをどう自覚して受け入れていけば良いのかを書いているような気がします。とても参考になる本だと思いました。
曽野綾子は何でも断定的にズバズバ書くので、客観的にモノを見られない人が読むと危険かもしれませんが。
午前中は久しぶりに自由時間が取れたので、独りでフラッとドライブへ出かけてきました。
往復5時間くらいのドライブでしたが、下久保ダムと三波石挟などその周辺の自然の中に体を晒してきました。
下久保ダム
自然は遠目で見ていると美しいですが、その内部に入り込むと自然の怖さを実感します。たとえ昼間の裏山であっても、まったくの独りで登っていくと威圧されるものがあります。
三波石挟
駐車場には私の車一台だけで、川へ降りていく朽ち果てそうな木製の階段は途中までしか作られておらず、そこからは大きな石を避けたり、大きな石に足をかけたりしながら降りていきました。
途中途中、フッと後ろを振り向きたくなります・・・
もうすぐ子供の日でしたね。
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