2011年6月16日木曜日

楽すれば

10年くらい前の話ですが。知り合いの結婚式に、勝野洋夫妻がみえました。
ご存知の方も多いかと思いますが、あの「太陽にほえろ!」のテキサス刑事です。
奥様はキャシー中島。

その結婚式の友人代表の挨拶で、花屋さんを経営する若い青年が話した言葉が今でも私の頭に残っています。
いわゆる世にある名言格言は、個人的に言うと「当たり前のことばかり」と思うところがある私ですが、なぜかその青年の話には心打たれました。

花屋を駅前で経営し、普通にやればやり繰りできるだろうと運営していたら、泥沼に陥ったそうです。思ったように花は売れず、経費は駅前だけに毎月物凄い出費があり、挙句何もやる気が起こらなくなり、自暴自棄になって、全てを捨て逃げてしまおうかと悩んだそうです。

しかし逃げることを考えれば考えるほど、逃げた先に楽園は無いと気づいたらしく、以来その青年は頭の中で「楽すれば楽が邪魔して楽ならず」を繰り返し、やらない苦悩ではなく、やる苦労を買い一念発起して色々なアイデアを考え、工夫し、今では花屋も順調に経営出来ているという話です。

言葉そのものより、その言葉までのストーリーも含めて、私は受け止めたのだと思います。


「楽すれば楽が邪魔して楽ならず 楽せぬ楽が はるか楽楽」

富山の薬売りの成功の秘訣として受け継がれた文言らしいですが、後半の「楽せぬ~」はつい最近まで知りませんでした。  私には必要ない部分とも言えますw







久しぶりに「7星てんとう」を見つけました。実は昨日は「かなへび」を見つけています。
サヤカのある場所はそれほど田舎ではありませんが、会社の周囲に花などを植えているので、昆虫の類は寄っていってくれるのかもしれません。

もちろん撮影モデルをやってもらったあとは、草木のところに連れて行き、さよならしました。

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