2011年8月19日金曜日

歯科用金属の高騰 その4

昨夜のNY金先物の値段を1819ドル(日本 +49円)で、最高値更新中と書いていましたが、明けてみて現在はNY金先物1838.6ドルになり、日本円換算で +112円(前日比)となっています。

田中貴金属の今朝9時半発表の地金価格は4,778円(前日比+130円)です。

原油などは下がっているので、投機的とはいえマトモなお金の動きなのだと思います。
バブル経済のときなどは、株だろうが商品だろうが何でもかんでもブルに片寄り全てが右肩上がりになりますが、株が売られれば現物が買われるという「本来ある流れ」になっているのではないでしょうか。

世界的にみても珍しい保険治療で12%Pdを使用している日本は、そろそろ変えていかなければならないのかもしれません。ちなみに、パラジウムは一頃の投機筋が抜けたのか、大口は皆金に移動したのか、ほぼ安定した範囲内での動きのようです。

日本での金価格はグラム6,000円くらいは想定の範囲内として考えておかないとですね。
そのころ為替でドル円が50円などになっていたら違うかもしれませんが。。。

ただそうなると保険治療における12%Pdの使用も無理になるでしょうね?
患者さんに差損分として差額請求を許可する、とかでしょうか。




追い込まれてアタフタする前に、そうなることを前提に考え行動すれば、どちらにしても大したことではなくなるものです。
と、信じますw


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