2012年6月5日火曜日

週末のレポート Nobel Guide~ラボサイドとの連携~

3日の日曜日は大森の医療法人社団創新会大森・東京歯科口腔外科で催された「Nobel Guide~ラボサイドとの連携」というセミナーに、恩田と須賀が参加してきました。

当初私と恩田で参加する予定でしたが、3月末から入社した須賀がプロセラシステム全般に携わって頑張っているということもあり、それならばと席を譲ったものです。



以下、本人たちのレポートです。



『 Noebel Guide ~ラボサイドとの連携~』   レポート:須賀葉月


コンピューターベースの計画及び手順ということで、ラジオグラフィック・ガイドの製作から、クリニシャンを使用した計画、サージカルテンプレートの発注から石膏模型及びサージカルインデックスの作成までを、一連の流れの中でそれぞれの大切さを知りました。

特にラジオグラフィックガイドを実際に「ピッタリ適合させる」ことの難しさが分かりました。
手順通りに作ることと、完全に適合したものを作ることは違い、講師の先生は「リベースするか口腔内で調整するしかない」とも言っていました。


就職してみると学生時代には想像することも出来なかった事柄の連続でした。専門の学校を卒業したのに会社で交わされている言葉の意味も分からず、初めて見るものも多く、経験すればするほど不安になるという不思議な時間を過ごしていくなか、少しずつ人の役にたつことが増えていけば良いなと考えています。

今回のセミナーもこれまでの自分の知識では殆ど理解することが出来ず、もっと勉強しないとけないと反省しました。








『ノーベルバイオケア主催 ノーベルガイド・ラボサイドとの連携』   レポート:恩田典之

講師:ノーベルバイオケア公認ラボ 株式会社UDB 代表 藤森伸氏
場所:医療法人社団創新会大森・東京歯科口腔外科 理事長 新保悟氏


ノーベルガイド/ノーベルクリニシャンを使用したトップダウントリートメントの技工の流れを詳しく学んできました。




抜歯・即時荷重 フラップレス 低侵襲
患者の負担少なく、安全で確実なオペを成功させるためには画像診断が有効であること。
大きいケースでなくても、1本埋入でも、初心者でもベテランでも今後はガイデットサージェリーをすべきだということ。
今後は必ず必須になってくる。 (後で何かトラブルがあったとき、CTデータを取ってないと訴訟で負けるなど。)

診断用WAX→ラジオグラフィックガイド→画像合成、診断→サージガイドの調整法コツ→複模型→即時用テンポラリー
手順を追って細かい技工操作のポイントを教えていただきました。




特にサージガイドの調整のコツや、ガイドから模型を起こす時のポイントは個人的になるほど、勉強になりました。
最初に取る模型の精度が後々の技工操作に影響してくるのでその辺ポイントかと思いました。
個人トレーを用いて精密な印象をドクターにお願いしなければいけない。
即時荷重のTEKの作り方など。咬合の与え方、補強線のコツなど。
特にオペ直後は腫れていることが多いので、あらかじめ作っておいたTEKなどは入らないことがある。
立ち会いで修正したり。
その辺のポイントなど。

即時荷重に置いてTEKは大事であるということ。バイト、位置の確認など。

講師の藤森先生は、かなりのオペに立ち会っていて、経験が豊富だと感じました。
失敗や苦労した話など交えて細かい点をよく教えていただきました。
今回は十数人ほどの小規模なセミナーでしたが、講師も参加者もみんな技工士で、ざっくばらんに本音が聞けたなあと思います。

それと、今回の会場の大森・東京歯科口腔外科は素晴らしい施設でした。
患者目線で見て、ここでインプラントしたい!と思うような雰囲気でした。
オペ室をセミナー室からガラス越しに見えて、ライブオペなどもできるそうです。
IOM(インターナショナル・オーラルメディカル・ネットワーク)というグループを主催していて、研鑽しているとのことです。
外部からも広く参加OKとのことですので、機会があったら参加してみたいと思いました。





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