先日、読み込む軸が増えるよう進化したジェニオンの使い方を誤り、スタックさせてしまいました。
何度か復旧を試みましたが、リセットの方法を微妙に間違ってしまい、時間も遅かったため久しぶりにLavaでフレームを製作しました。
久しぶりに見たLavaは単冠の出来は抜群でした。
リバースカーブの設定、その部分のエッジの出方など見とれてしまうほどでした。
私の技量でジェニオンのソフトでは、今はそこまで出来ません。
(削って調整するなら別ですが)
Lavaの単冠フレームを写真撮ったつもりでいたのですが、ちょっと見当たりませんので、見つかったら後日でもアップします。(ここで掲載しているのは全てプロセラの写真です)
ただブリッジのフレームになると質感、デザイン力とも、それほど差は感じません。
そこからは術者次第ではないかと思います。
ただこう書くとLava自体がとても凄いのかと感じるかもしれませんが、単にそういうわけではありません。
Lavaというシステムと、研ぎ澄まされた感性と技量を持ったオペレーターが合わさって凄いのだと思います。
以前にも書きましたが、お願いするLavaラボによっては、物凄い差があります。
機械化が進んでも、決めるのは人間という部分が残る限り、かなりの能力差が出てくるものだろうと思います。
2011年6月20日月曜日
2011年6月17日金曜日
技工士の道
日本の技工士として生きていくのは、結構大変だなと思います。
大量生産型や、企業の擁護の中など、背景による差はありますが、製造業における一般的な単位時間当たりの生産性を上げるには、厳しいものがあります。
もう10年以上前のことですが、労働白書のようなものを神田に探しに行って調べたときには、国内製造業の単位時間当たりの生産性は3,800円前後でした。
2008年の中小企業白書による単位時間当たりの生産性は、製造業で3,838円だそうです。
そう、あまり変わっていないんですね。
では技工士は一体どのくらいなのか。
私が以前勤めていたラボで、社員6~8名くらいを対象にデータをとりました。
半年くらいデータをとり平均値を求めると、新卒~卒後3年程度で担当は保険のインレー、クラウン、ブリッジ。1時間当たりの生産性はなんと1,100円~1,600円、酷いものになると700円くらいというのもありました。
卒後3年~で前装冠などを担当しているものでも、2,200円程度でした。
単価が高めの前装冠を担当するものでは、それでも2,900円あたりがやっとです。
メタルボンドを担当するものになると様子が一変しました。
4,800円から高い者では8,800円にまで跳ね上がります。
この数字は模型作りを自分で行った上での計算によるものです。
ラボによっては違法と分かっていながら、資格のない一般の人や学生に模型製作をさせているところもあるので、そういう場合は純粋な数字は出ないと思います。
また、生産性と言っても、本来は技工所全体として出す数字であり、集配、伝票、その他一般事務などを含めて出す数字からすれば、前述の数字は高めに出て当然という見方も忘れてはいけません。
とりあえず、ザックリ見てみるとこういった数字が並ぶわけですが、我々がキチンと存在意義を保ちながら、同時に可及的にマトモな生活を送るためにどうしたらいいかということを考えるわけですが、全体の生産性を上げるためにと考えると私なりに大きな道は5つくらいはあると思っています。
全部は書けませんが。。。
一つ目は、手を早くすること。
何をやるにも手が遅いというのは致命的です。3,000円のクラウンの仕事をするのに、トータル1時間たらずで終わる人と、2時間必要な人とでは、単純に考えても倍以上の能力差になります。これは事務作業でも同じです。遅い人は何をやっても遅いものです。
20%遅いというだけでも、週換算、月換算で見た場合、とんでもない差になって現れます。
同じことをするならもっと早く、と何をやるときも常に意識できるかどうかが大切であり、年数だけ重ねた人が隣の遅い人と比べて勝っているなどと満足していたり、早くしなければいけないと考えなくなってしまった場合などは、人生終わったも同然ですw
これは技工料金を上げるより、はるかに効果的だと思っています。
技工料金を上げることはリスクが伴います。
仕事が減る、無くなるかもしれません。インレー、クラウンの料金を100円上げたために9件の取引歯科医院全てに断られて廃業した先輩を知っています。
また、以前にも書きましたが、20%のクオリティを上げるために、倍の時間を要するというのは普通にあることです。(安すぎなど、程度によるものもありますが)
そう考えると、いかに無駄を省き、手を早くするかということは、技工士という技術職においては最高レベルで大切な事ではないかと思っています。
二つ目は、工夫をし効率化を図ること。
手が早いだけでは工夫がありません。せっかく脳みそがあるのですから、色々と作業工程などをみなおし、無駄の排除を模索するべきだと思います。そのチャンスを妨害するものは、明日の天気を考えないよほどの能無しか、保守的な己自身です。
作業の好き、嫌い、面倒、なんで俺が、あいつの手伝いは、など効率化を妨げる要因は、客観的にみると下らないことばかりです。
大きな企業では、部署のトップが変わるたびに仕事のやり方そのものが変わったりすることが、当たり前にあるそうです。そうして改革、成長を繰り返すものという自覚が自然に植えつけられることもあるのだと思います。
慣れ親しんだやり方があったとしても、常に上を目指して取り組む前向きなチャレンジ精神があれば、「チェンジ」は難しいことではないと思います。
こういった出来そうで出来ない、やっていそうでやっていないことの積み重ねが、生産性(単位時間当たりの売上高)を変えていくものではないかと思います。
技工だけの生産性を考えた場合、全体で4,000円台には乗せたいところですし、その意識を持ち続け、工夫をし続けることが重要だと思います。
希望を持てなくなり、辞めていく技工士は多いです。
離職率は70%台とかでしたか。
何が問題なのか、どうすれば少しでも問題を解決する方向に動けるのか、何が邪魔しているのか、などなど、たまに考えるようにしていますし、考えはスタッフや研修生には伝えているつもりでいます。
出来ることなら、技工士という、人のためになり、人に喜んでもらえる仕事を、能力のある人が末永く明るく前向きに取り組んでいけたらと思っています。
機械化されるところも増々ふえるでしょう。
いつか遠い未来は、医療行為そのものがコンピューター管理のもとに機械化されるのかもしれません。そうなると医者も技工士も必要ないですね。
そんな遠い未来を想像して恐れていても仕方ないですから、明日から取り組めることを、断続的にでも続けていけたらと思っています。
大量生産型や、企業の擁護の中など、背景による差はありますが、製造業における一般的な単位時間当たりの生産性を上げるには、厳しいものがあります。
もう10年以上前のことですが、労働白書のようなものを神田に探しに行って調べたときには、国内製造業の単位時間当たりの生産性は3,800円前後でした。
2008年の中小企業白書による単位時間当たりの生産性は、製造業で3,838円だそうです。
そう、あまり変わっていないんですね。
では技工士は一体どのくらいなのか。
私が以前勤めていたラボで、社員6~8名くらいを対象にデータをとりました。
半年くらいデータをとり平均値を求めると、新卒~卒後3年程度で担当は保険のインレー、クラウン、ブリッジ。1時間当たりの生産性はなんと1,100円~1,600円、酷いものになると700円くらいというのもありました。
卒後3年~で前装冠などを担当しているものでも、2,200円程度でした。
単価が高めの前装冠を担当するものでは、それでも2,900円あたりがやっとです。
メタルボンドを担当するものになると様子が一変しました。
4,800円から高い者では8,800円にまで跳ね上がります。
この数字は模型作りを自分で行った上での計算によるものです。
ラボによっては違法と分かっていながら、資格のない一般の人や学生に模型製作をさせているところもあるので、そういう場合は純粋な数字は出ないと思います。
また、生産性と言っても、本来は技工所全体として出す数字であり、集配、伝票、その他一般事務などを含めて出す数字からすれば、前述の数字は高めに出て当然という見方も忘れてはいけません。
とりあえず、ザックリ見てみるとこういった数字が並ぶわけですが、我々がキチンと存在意義を保ちながら、同時に可及的にマトモな生活を送るためにどうしたらいいかということを考えるわけですが、全体の生産性を上げるためにと考えると私なりに大きな道は5つくらいはあると思っています。
全部は書けませんが。。。
一つ目は、手を早くすること。
何をやるにも手が遅いというのは致命的です。3,000円のクラウンの仕事をするのに、トータル1時間たらずで終わる人と、2時間必要な人とでは、単純に考えても倍以上の能力差になります。これは事務作業でも同じです。遅い人は何をやっても遅いものです。
20%遅いというだけでも、週換算、月換算で見た場合、とんでもない差になって現れます。
同じことをするならもっと早く、と何をやるときも常に意識できるかどうかが大切であり、年数だけ重ねた人が隣の遅い人と比べて勝っているなどと満足していたり、早くしなければいけないと考えなくなってしまった場合などは、人生終わったも同然ですw
これは技工料金を上げるより、はるかに効果的だと思っています。
技工料金を上げることはリスクが伴います。
仕事が減る、無くなるかもしれません。インレー、クラウンの料金を100円上げたために9件の取引歯科医院全てに断られて廃業した先輩を知っています。
また、以前にも書きましたが、20%のクオリティを上げるために、倍の時間を要するというのは普通にあることです。(安すぎなど、程度によるものもありますが)
そう考えると、いかに無駄を省き、手を早くするかということは、技工士という技術職においては最高レベルで大切な事ではないかと思っています。
二つ目は、工夫をし効率化を図ること。
手が早いだけでは工夫がありません。せっかく脳みそがあるのですから、色々と作業工程などをみなおし、無駄の排除を模索するべきだと思います。そのチャンスを妨害するものは、明日の天気を考えないよほどの能無しか、保守的な己自身です。
作業の好き、嫌い、面倒、なんで俺が、あいつの手伝いは、など効率化を妨げる要因は、客観的にみると下らないことばかりです。
大きな企業では、部署のトップが変わるたびに仕事のやり方そのものが変わったりすることが、当たり前にあるそうです。そうして改革、成長を繰り返すものという自覚が自然に植えつけられることもあるのだと思います。
慣れ親しんだやり方があったとしても、常に上を目指して取り組む前向きなチャレンジ精神があれば、「チェンジ」は難しいことではないと思います。
こういった出来そうで出来ない、やっていそうでやっていないことの積み重ねが、生産性(単位時間当たりの売上高)を変えていくものではないかと思います。
技工だけの生産性を考えた場合、全体で4,000円台には乗せたいところですし、その意識を持ち続け、工夫をし続けることが重要だと思います。
希望を持てなくなり、辞めていく技工士は多いです。
離職率は70%台とかでしたか。
何が問題なのか、どうすれば少しでも問題を解決する方向に動けるのか、何が邪魔しているのか、などなど、たまに考えるようにしていますし、考えはスタッフや研修生には伝えているつもりでいます。
出来ることなら、技工士という、人のためになり、人に喜んでもらえる仕事を、能力のある人が末永く明るく前向きに取り組んでいけたらと思っています。
機械化されるところも増々ふえるでしょう。
いつか遠い未来は、医療行為そのものがコンピューター管理のもとに機械化されるのかもしれません。そうなると医者も技工士も必要ないですね。
そんな遠い未来を想像して恐れていても仕方ないですから、明日から取り組めることを、断続的にでも続けていけたらと思っています。
2011年6月16日木曜日
松風歯科クラブ
先月末に松風歯科クラブ主催で義歯のセミナーが北与野でありました。
講師は岩手医科大学歯学部歯科補綴学講座有床義歯補綴学分野准教授(ながっ!)の古屋純一先生です。
松風の高橋さんからもお誘いがあり、せっかくだからと佐野が出かけて勉強してきました。
それから1週間ほど経ったある日、「古屋歯科と言いますが、金属床をお願いしたいのですが」と、突然電話がありました。
恩田が伺って話を聞いてみると、なんでも4、5年前に恩田が名刺を置いていったくらいの細い糸だったようですが、ひょんなことから今回の仕事の依頼になったそうです。
そこでの世間話のとき
「この前うちの息子が北与野でセミナーやってね」
という話になり
「え? そのセミナーでしたら、うちの者も出席しましたよ!」
「私もその日は行っていたんだよ」となって、お互いビックリ。
それだったらということで、その次の訪問の時は佐野もお邪魔して、「あの時はどうも」のご挨拶を交わしました。
まだお付き合いをさせていただくようになって一月も経っていませんが、金属床を2ケースほどお預かりしています。
狭いようで広く、広いようで狭い歯科業界ですね。
講師は岩手医科大学歯学部歯科補綴学講座有床義歯補綴学分野准教授(ながっ!)の古屋純一先生です。
松風の高橋さんからもお誘いがあり、せっかくだからと佐野が出かけて勉強してきました。
それから1週間ほど経ったある日、「古屋歯科と言いますが、金属床をお願いしたいのですが」と、突然電話がありました。
恩田が伺って話を聞いてみると、なんでも4、5年前に恩田が名刺を置いていったくらいの細い糸だったようですが、ひょんなことから今回の仕事の依頼になったそうです。
そこでの世間話のとき
「この前うちの息子が北与野でセミナーやってね」
という話になり
「え? そのセミナーでしたら、うちの者も出席しましたよ!」
「私もその日は行っていたんだよ」となって、お互いビックリ。
それだったらということで、その次の訪問の時は佐野もお邪魔して、「あの時はどうも」のご挨拶を交わしました。
まだお付き合いをさせていただくようになって一月も経っていませんが、金属床を2ケースほどお預かりしています。
狭いようで広く、広いようで狭い歯科業界ですね。
アクアナノデンタル と ホームぺリオジェル
サヤカ徒然でお馴染みのアクアナノデンタルですが、洗口だけでサッと済ませたいときなどは、やはりナンバーワンのお奨めです。東北の製造工場も復活したようです。
普通に歯ブラシを使ってゴシゴシしたいという場合で、普通の歯磨剤はちょっとという方は、ホームぺリオジェルは結構良い商品ではないかと思います。
前回試させていただいたのはスプレータイプのものでしたが、先日ジェルタイプの試供品をいただき、試させていただいていました。
スプレータイプのものは口を開けてシュッと噴くためか、何とも言えないフレグランスとでもいうのか、ハーブの匂いのようなものが鼻につき、ちょっと個人的にはビックリしたところもありましたが、ジェルタイプは普通に歯磨剤のように使う分にはそういった感じは受けず、抵抗なく使うことが出来ます。
特筆すべきは使用後のの歯のツルツル感です。
これは一度試していただけると分かると思います。
普通に歯ブラシを使ってゴシゴシしたいという場合で、普通の歯磨剤はちょっとという方は、ホームぺリオジェルは結構良い商品ではないかと思います。
前回試させていただいたのはスプレータイプのものでしたが、先日ジェルタイプの試供品をいただき、試させていただいていました。
スプレータイプのものは口を開けてシュッと噴くためか、何とも言えないフレグランスとでもいうのか、ハーブの匂いのようなものが鼻につき、ちょっと個人的にはビックリしたところもありましたが、ジェルタイプは普通に歯磨剤のように使う分にはそういった感じは受けず、抵抗なく使うことが出来ます。
特筆すべきは使用後のの歯のツルツル感です。
これは一度試していただけると分かると思います。
写真はジェルタイプの試供品です。
楽すれば
10年くらい前の話ですが。知り合いの結婚式に、勝野洋夫妻がみえました。
ご存知の方も多いかと思いますが、あの「太陽にほえろ!」のテキサス刑事です。
奥様はキャシー中島。
その結婚式の友人代表の挨拶で、花屋さんを経営する若い青年が話した言葉が今でも私の頭に残っています。
いわゆる世にある名言格言は、個人的に言うと「当たり前のことばかり」と思うところがある私ですが、なぜかその青年の話には心打たれました。
花屋を駅前で経営し、普通にやればやり繰りできるだろうと運営していたら、泥沼に陥ったそうです。思ったように花は売れず、経費は駅前だけに毎月物凄い出費があり、挙句何もやる気が起こらなくなり、自暴自棄になって、全てを捨て逃げてしまおうかと悩んだそうです。
しかし逃げることを考えれば考えるほど、逃げた先に楽園は無いと気づいたらしく、以来その青年は頭の中で「楽すれば楽が邪魔して楽ならず」を繰り返し、やらない苦悩ではなく、やる苦労を買い一念発起して色々なアイデアを考え、工夫し、今では花屋も順調に経営出来ているという話です。
言葉そのものより、その言葉までのストーリーも含めて、私は受け止めたのだと思います。
「楽すれば楽が邪魔して楽ならず 楽せぬ楽が はるか楽楽」
富山の薬売りの成功の秘訣として受け継がれた文言らしいですが、後半の「楽せぬ~」はつい最近まで知りませんでした。 私には必要ない部分とも言えますw
久しぶりに「7星てんとう」を見つけました。実は昨日は「かなへび」を見つけています。
サヤカのある場所はそれほど田舎ではありませんが、会社の周囲に花などを植えているので、昆虫の類は寄っていってくれるのかもしれません。
もちろん撮影モデルをやってもらったあとは、草木のところに連れて行き、さよならしました。
ご存知の方も多いかと思いますが、あの「太陽にほえろ!」のテキサス刑事です。
奥様はキャシー中島。
その結婚式の友人代表の挨拶で、花屋さんを経営する若い青年が話した言葉が今でも私の頭に残っています。
いわゆる世にある名言格言は、個人的に言うと「当たり前のことばかり」と思うところがある私ですが、なぜかその青年の話には心打たれました。
花屋を駅前で経営し、普通にやればやり繰りできるだろうと運営していたら、泥沼に陥ったそうです。思ったように花は売れず、経費は駅前だけに毎月物凄い出費があり、挙句何もやる気が起こらなくなり、自暴自棄になって、全てを捨て逃げてしまおうかと悩んだそうです。
しかし逃げることを考えれば考えるほど、逃げた先に楽園は無いと気づいたらしく、以来その青年は頭の中で「楽すれば楽が邪魔して楽ならず」を繰り返し、やらない苦悩ではなく、やる苦労を買い一念発起して色々なアイデアを考え、工夫し、今では花屋も順調に経営出来ているという話です。
言葉そのものより、その言葉までのストーリーも含めて、私は受け止めたのだと思います。
「楽すれば楽が邪魔して楽ならず 楽せぬ楽が はるか楽楽」
富山の薬売りの成功の秘訣として受け継がれた文言らしいですが、後半の「楽せぬ~」はつい最近まで知りませんでした。 私には必要ない部分とも言えますw
久しぶりに「7星てんとう」を見つけました。実は昨日は「かなへび」を見つけています。
サヤカのある場所はそれほど田舎ではありませんが、会社の周囲に花などを植えているので、昆虫の類は寄っていってくれるのかもしれません。
もちろん撮影モデルをやってもらったあとは、草木のところに連れて行き、さよならしました。
2011年6月15日水曜日
GC BITE EYE BE-Ⅰ
今日は午後にGCさんがみえました。
サヤカのような、いたって普通のコマーシャルラボにわざわざ来ていただいて、いつも恐縮します。
さて、BITE EYEですが、デンタルプレスケールは力を計測する機器に対して、こちらは接触面積と接触点数を数値とグラフで表示してくれる機器になります。
サヤカのような、いたって普通のコマーシャルラボにわざわざ来ていただいて、いつも恐縮します。
さて、BITE EYEですが、デンタルプレスケールは力を計測する機器に対して、こちらは接触面積と接触点数を数値とグラフで表示してくれる機器になります。
見るまでは使い道あるのだろうかとも思っていたのですが、実際に使ってみると多少の改善点を希望する部分は残りますが、なるほど使い方によっては便利に使えるだろうな、と思えました。
まず専用のバイト材でバイトを採得します。
アーチに沿ってバイト材を満たし、噛んでもらってから前歯部にバイト材を追加します。
毎度おなじみ、岩瀬歯科商会のサックスの上手い鈴木さんです。
毎度おなじみ、岩瀬歯科商会のサックスの上手い鈴木さんです。
バイトが採れたらバイト材の厚みをNTカッターなどで調整し、機械に入れて撮影します。
拡大してみたり、部位を選定して左右差を比べてみたりできます。
また、咬合接触の状態の簡易的な判定が下されます。
画面の右下にある RANK 「 E 」というのがそれです。
AからEまでの5段階評価ですが、この被験者(サヤカのスタッフ)は、最下位のE判定でしたw
ちなみに、米田友三(偽名)です。
さらに、画面上で仮想の接触点を任意の場所に付与することができ、
その接触点が増えることによってRANKが変化し、
そこに補綴物で接触点を付与するべきかどうかの指標になります。
バイト材の透過度で接触の状態を測り、その測れる厚みは200μmだということですが、
できればもう少し測れてほしいと思いました。僅かに噛んでいないのか、全然噛んでいないのか、もう少し見えたらと思います。感覚的には200μm以下に感じました。
仮想の接触点を付与することが出来るという機能に加えて、接触点を減らす機能もあれば便利だと思います。これについて歯界展望の論文を見ると、それが出来そうなニュアンスで書かれていますが、今日GCの方に説明を受けて、実際にいじってみた範囲では出来ませんでした。
特に矯正治療ではプレスケールオクルーザーに加えて、このBITE EYEもあると便利だろうなと思います。ただ、出来ることならプレスケールオクルーザーと、このBITE EYEが一つの機器として売れたら、その方が買う側も良いのではないか、と思いました。
OSはウィンドウズ7で画面も同じようなもの、あとはオクルーザーの下に撮影空間を付ければ・・・
地域にもよるでしょうが、大きく機器を入れるスペースがタップリある歯科医院などは、そうおおくないのではないでしょうか。
似たような診査診断に使うように思うので、もしまとめることが出来るなら、診療室に並べる機器が少しでも減らせます。
2011年6月14日火曜日
日本顎咬合学会 リポート 2
筒井先生の後は今を時めく今井先生、山崎長朗先生のアンテリアガイダンスとバーティカルディメンジョンの決定方法と続きます。山崎先生の講演は観たかったのですが、テーブルクリニックで重村氏が演じるということで、山崎先生のほうはDT野口に託し、私は展示ホールへ向かいました。
展示ホールでは、メーカー各社を回りましたが特に印象材を調べました。
インプリント3は王道で有名ですが、ヨーロッパで一番売れているというデンツプライのアクアジル ウルトラB4と、以前にこのブログで紹介した白水のパナジル イニシャルコンタクトです。
アクアジル ウルトラB4はB4リキッドを被印象面に塗布して印象するというもので、そのリキッドを塗布するとヌレが良くなるということです。
そこでチタンやジルコニアにも塗布すればヌレが良くなるのかを質問しましたが、元気印の鈴木さんも、たまたまそこに居合わせた元貴和会の衛生士さんも、それは分からないと言っていました。
でもHPには「あらゆる物質のヌレ性を高い状態で標準化することができる」と書いてありますね。
さ、そんなこんなで重村氏のテーブルクリニックです。
咬合の話というと、咬み合せによって不定愁訴が出た、咬み合せを治したら不定愁訴が治ったなどということが聞かれるけれど、本来あるべき、補綴物を作っていくうえでの咬合の原点とは何か?を明朗に語っているものでした。
まずは「チェックバイトは正しいのか」から始まり、これまで当たり前とされてきた「患者にとってちょうど良い位置」に疑問を呈し、本来あるべき適正下顎位は?と展開していきました。
確かに経年的に変異していく顎位は時間軸で見た場合には患者さんの人生分存在しているもので、では一体どの時点の位置に戻すことが良いのか?というととても難しい問題だと思いますし、明確な答えは出ないのかもしれません。
患者さんのX線画像を元に顆頭の変異を診断し、適正位に誘導するための3次元的数値を導き出し、導き出した数値を正確に再現できるカスタムメイドした咬合器にうつし、そこでフルマウスリコンストラクションをするというものでした。
下顎枝の前方だけを見るこれまでの考え方ではなく、口腔の崩壊やパラファンクションなどによりバーティカルの喪失、ローリング、顆頭のエロージョンなどなどを受け、顆頭が本来あるべき適正位からどのように変異したのか、そしてそれを戻すためにはどうしたらよいのか?を取り組む新しい考え方ではないでしょうか。
新たに作られたバイトは、患者さんの習慣的咬合位とは異なり、最初は咬めずに違和感を訴えるそうですが、早い人は1時間足らず、遅い人でも数日で作られたバイトに違和感を訴えなくなり、その後にX線画像による診断をすると、顆頭がみごと適正位に誘導されて安定している、というものでした。
このブログで何度も言っていますが、咬合治療というのは色々な意味で難しいものです。
患者さんに対して問題提起するのも難しいです。
「私は噛み合せで困っていません」と言われたら、返す言葉もありませんw
そういった意味では、重村氏の提唱するこの考え方は、患者さんに対して明確に「ここに問題があるので、こう治しましょう」と言え、「こう治りました」と言える咬合治療なのではないかと思いました。
圧巻はスライドのエンディングでした。
まるで映画のエンディングを見ているようなキレイな映像と音楽に包まれました。
なんでもフランスで流行っている音楽だとか言っていましたが、私は知りませんでした。
Japan Craft,JPI では(HPは未完成のようですが・・・)
咬合診断・治療コース と Dental Graphicsコース があり、近いところでは咬合診断・治療コースは早々に一杯になっているようです。
今後もQDTや歯科技工などでも症例が紹介されると思うので、注目していきたいと思います。
テーブルクリニック終了後、受講していた人たちに向かって
「ここに飾られている写真、好きなの持っていてください」と、重村氏。
色々な講習会など出ていますが、そんなこと言うのは初めて聞いたのでビックリしましたが、隣にいた恩田に「あれ、右の壁左の真ん中の写真」とすぐに指示をだし、一番良いのをゲットしましたw
展示ホールでは、メーカー各社を回りましたが特に印象材を調べました。
インプリント3は王道で有名ですが、ヨーロッパで一番売れているというデンツプライのアクアジル ウルトラB4と、以前にこのブログで紹介した白水のパナジル イニシャルコンタクトです。
アクアジル ウルトラB4はB4リキッドを被印象面に塗布して印象するというもので、そのリキッドを塗布するとヌレが良くなるということです。
そこでチタンやジルコニアにも塗布すればヌレが良くなるのかを質問しましたが、元気印の鈴木さんも、たまたまそこに居合わせた元貴和会の衛生士さんも、それは分からないと言っていました。
でもHPには「あらゆる物質のヌレ性を高い状態で標準化することができる」と書いてありますね。
さ、そんなこんなで重村氏のテーブルクリニックです。
咬合の話というと、咬み合せによって不定愁訴が出た、咬み合せを治したら不定愁訴が治ったなどということが聞かれるけれど、本来あるべき、補綴物を作っていくうえでの咬合の原点とは何か?を明朗に語っているものでした。
まずは「チェックバイトは正しいのか」から始まり、これまで当たり前とされてきた「患者にとってちょうど良い位置」に疑問を呈し、本来あるべき適正下顎位は?と展開していきました。
確かに経年的に変異していく顎位は時間軸で見た場合には患者さんの人生分存在しているもので、では一体どの時点の位置に戻すことが良いのか?というととても難しい問題だと思いますし、明確な答えは出ないのかもしれません。
患者さんのX線画像を元に顆頭の変異を診断し、適正位に誘導するための3次元的数値を導き出し、導き出した数値を正確に再現できるカスタムメイドした咬合器にうつし、そこでフルマウスリコンストラクションをするというものでした。
下顎枝の前方だけを見るこれまでの考え方ではなく、口腔の崩壊やパラファンクションなどによりバーティカルの喪失、ローリング、顆頭のエロージョンなどなどを受け、顆頭が本来あるべき適正位からどのように変異したのか、そしてそれを戻すためにはどうしたらよいのか?を取り組む新しい考え方ではないでしょうか。
新たに作られたバイトは、患者さんの習慣的咬合位とは異なり、最初は咬めずに違和感を訴えるそうですが、早い人は1時間足らず、遅い人でも数日で作られたバイトに違和感を訴えなくなり、その後にX線画像による診断をすると、顆頭がみごと適正位に誘導されて安定している、というものでした。
このブログで何度も言っていますが、咬合治療というのは色々な意味で難しいものです。
患者さんに対して問題提起するのも難しいです。
「私は噛み合せで困っていません」と言われたら、返す言葉もありませんw
そういった意味では、重村氏の提唱するこの考え方は、患者さんに対して明確に「ここに問題があるので、こう治しましょう」と言え、「こう治りました」と言える咬合治療なのではないかと思いました。
圧巻はスライドのエンディングでした。
まるで映画のエンディングを見ているようなキレイな映像と音楽に包まれました。
なんでもフランスで流行っている音楽だとか言っていましたが、私は知りませんでした。
Japan Craft,JPI では(HPは未完成のようですが・・・)
咬合診断・治療コース と Dental Graphicsコース があり、近いところでは咬合診断・治療コースは早々に一杯になっているようです。
今後もQDTや歯科技工などでも症例が紹介されると思うので、注目していきたいと思います。
テーブルクリニック終了後、受講していた人たちに向かって
「ここに飾られている写真、好きなの持っていてください」と、重村氏。
色々な講習会など出ていますが、そんなこと言うのは初めて聞いたのでビックリしましたが、隣にいた恩田に「あれ、右の壁左の真ん中の写真」とすぐに指示をだし、一番良いのをゲットしましたw
【業務連絡) 重村さんへ
昨年11月10日の私のブログです。
ここで紹介しているケースは、今回の顎咬合学会の阿部二郎先生の講演でケース紹介で使われました。また、「下顎吸着義歯とBPS パーフェクトマニュアル」のP264で掲載されています。
こちらからどうぞ ↓
審美補綴ー患者さんの要求をみたすこと
ここで紹介しているケースは、今回の顎咬合学会の阿部二郎先生の講演でケース紹介で使われました。また、「下顎吸着義歯とBPS パーフェクトマニュアル」のP264で掲載されています。
こちらからどうぞ ↓
審美補綴ー患者さんの要求をみたすこと
2011年6月13日月曜日
日本顎咬合学会 リポート 1
講演スケジュールの表を見ると感じますが、見たいものを独りで全部見るのは不可能です。
なので、サヤカでは毎年スタッフ全員で分業します。
私が抑えておきたかったのは土曜日のCホールでの「咬合」、日曜日ホールB7右側の「接着材」です。
咬合の話は好き嫌いあると思います。
それでも私の基本姿勢としては以前もこのブログで書いたように、講演の時間になるとその演者の信者のように聞きます。そうしないと大事なことを聞き逃すので、いつもそうしています。
筒井先生は何かと名を聞く先生ですが、咬合力をデンタルプレスケールで計測して異常を確認するというのも、あらためて症例を追って見せられると、なるほどなと思います。
また、体癖のことは丸山先生も言いますが、指導前・指導後とこちらも時間を追って画像で見せられると、自分も気を付けないといけないななどと感じてしまいました。
限界運動と咀嚼運動についても少々触れていて、限界運動のための咬合面ではなく咀嚼運動のための咬合面ということを言っていたように思います。それを表すために技工士の増田氏と一緒に作ったという上下の模型は、一度見てみたいなと思いました。
筋肉位とは、私はもう15年近く前に伊藤雄策先生のセミナーで聞いた話ですが、合わせて筒井先生は補綴や矯正が何のためにどうあるべきかを淡々と語られているようで、特に後半はあっという間に時間が過ぎてしまいました。
質問の時間が無かったのは残念です。
高橋英登先生の接着材ですが、高橋先生はこちらもたしか10年以上前に、エステニアが出たころでしょうか、接着材の講演会で話を聞いたのが初めてです。
高橋先生は滑舌よろしく歯に衣着せぬ言い回しで、聞いていて爽やかなものがあります。
反面、技工料金、補綴物の末端価格などについても悪気なく「一般的にはこのくらい」と値段を明示することがあるので、ときに反発も買うように思います。
それでも高橋先生の作ってくださる「最新接着材の表」は、とてもとても重宝します。
サヤカのHPも似たような雰囲気ありますが、接着で困ったときは高橋先生と、私はいつも思っています。
試適の段階ですので、ちゃんと入っておらず冠が浮いています。
左上2番が短く、そこに舌側からのラミネートを接着する作業に、途中まで立ち会いました。
この時も先生と衛生士さんは接着材の取説を広げ、順を追って細かく作業をしていました。
なので、サヤカでは毎年スタッフ全員で分業します。
私が抑えておきたかったのは土曜日のCホールでの「咬合」、日曜日ホールB7右側の「接着材」です。
咬合の話は好き嫌いあると思います。
それでも私の基本姿勢としては以前もこのブログで書いたように、講演の時間になるとその演者の信者のように聞きます。そうしないと大事なことを聞き逃すので、いつもそうしています。
筒井先生は何かと名を聞く先生ですが、咬合力をデンタルプレスケールで計測して異常を確認するというのも、あらためて症例を追って見せられると、なるほどなと思います。
また、体癖のことは丸山先生も言いますが、指導前・指導後とこちらも時間を追って画像で見せられると、自分も気を付けないといけないななどと感じてしまいました。
限界運動と咀嚼運動についても少々触れていて、限界運動のための咬合面ではなく咀嚼運動のための咬合面ということを言っていたように思います。それを表すために技工士の増田氏と一緒に作ったという上下の模型は、一度見てみたいなと思いました。
筋肉位とは、私はもう15年近く前に伊藤雄策先生のセミナーで聞いた話ですが、合わせて筒井先生は補綴や矯正が何のためにどうあるべきかを淡々と語られているようで、特に後半はあっという間に時間が過ぎてしまいました。
質問の時間が無かったのは残念です。
高橋英登先生の接着材ですが、高橋先生はこちらもたしか10年以上前に、エステニアが出たころでしょうか、接着材の講演会で話を聞いたのが初めてです。
高橋先生は滑舌よろしく歯に衣着せぬ言い回しで、聞いていて爽やかなものがあります。
反面、技工料金、補綴物の末端価格などについても悪気なく「一般的にはこのくらい」と値段を明示することがあるので、ときに反発も買うように思います。
それでも高橋先生の作ってくださる「最新接着材の表」は、とてもとても重宝します。
サヤカのHPも似たような雰囲気ありますが、接着で困ったときは高橋先生と、私はいつも思っています。
これも当日「持って行ってください」ということで、いただいてきました。さすがです。
先日e.max レイアリング4本と隣在歯のe.max ラミネートの接着に立ち会わせていただきましたが、やはり接着作業というのは細かい作業の連続で簡単なものではないと思います。
左上2番が短く、そこに舌側からのラミネートを接着する作業に、途中まで立ち会いました。
この時も先生と衛生士さんは接着材の取説を広げ、順を追って細かく作業をしていました。
東京に行かなければならず、この段階で退席させていただきました。
セット後の写真は医院で撮っていただける予定になっています。
メーカーの展示ホールで白水貿易のエンブレイス・レジンセメントという商品を見つけました。
湿潤した歯牙で問題なく、セルフアドヒーシブ・セルフエッチング、そして被膜の厚み12ミクロンと一歩進んだ接着材の様子です。
こちらは新製品らしく、高橋先生のリストには載っていませんでしたが、臨床報告があるようならら教えてもらえたらと思っています。
2011年6月12日日曜日
日本顎咬合学会
土曜日は朝から大宮の歯科医院へ行き、北青山、銀座と経由して、その後東京国際フォーラムへたどり着きました。
北青山は青山田中歯科医院へ田中先生のところへ行き、職人気質の先生の姿勢に終始圧倒された気分でした。
学会はとりあえず筒井先生の講演を聞きたかったので、その目的を達し、そのあとは重村さんのテーブルクリニックを恩田と見てきました。
明日以降に、もう少し細かくアップします。
北青山は青山田中歯科医院へ田中先生のところへ行き、職人気質の先生の姿勢に終始圧倒された気分でした。
学会はとりあえず筒井先生の講演を聞きたかったので、その目的を達し、そのあとは重村さんのテーブルクリニックを恩田と見てきました。
明日以降に、もう少し細かくアップします。
2011年6月10日金曜日
e.max 400mpa の功罪
400mpaの強度を誇るe.maxプレスシステムですが、口腔内での安定を保つために必要な強度なのでしょうが、それらを扱う技工士としては、その強度に困ることもあります。
これまで100mpa前後のセラミックを扱ってきた技工士としては、400mpaの曲げ強度の材料を、形態修正を施して表面性状を付与することは、とても難しいと感じています。
一部で取り扱っているジルコニア冠(ジルコニア単体のクラウン)は論外として。。。
ジルコニア・セラミックの場合、1000mpa前後のジルコニアはディディールを必要とする場所には存在させないのが普通で、細かい表現を施す部分はこれまで技工士が扱い慣れた100mpa前後のセラミックになることから、特に技術的にも難しいことはないのですが、e.maxの場合はステイン法があり400mpaの2ケイ酸リチウムセラミック部分にディティールを付与しなければならないことがあります。
先日このブログで紹介したLTもそうです。
400mpaはザックリ削るのも結構大変なので、さらに細かい表現を施そうなどというのはちょっと厳しいものがあります。よほどワックスで表現を終了させておかないといけません。
そういう硬いemaxをどうしてもプレス後に形態修正をしなければならないということも、臨床なので当然あるわけで、そうなると切削材が問題になります。
サヤカではブレーデントのジルコニア用バーが良いというのは分かりますが、同じ能力で廉価なセラプロと jota のジルコニア形態修正用ポイントを使用しています。
これまで100mpa前後のセラミックを扱ってきた技工士としては、400mpaの曲げ強度の材料を、形態修正を施して表面性状を付与することは、とても難しいと感じています。
一部で取り扱っているジルコニア冠(ジルコニア単体のクラウン)は論外として。。。
ジルコニア・セラミックの場合、1000mpa前後のジルコニアはディディールを必要とする場所には存在させないのが普通で、細かい表現を施す部分はこれまで技工士が扱い慣れた100mpa前後のセラミックになることから、特に技術的にも難しいことはないのですが、e.maxの場合はステイン法があり400mpaの2ケイ酸リチウムセラミック部分にディティールを付与しなければならないことがあります。
先日このブログで紹介したLTもそうです。
400mpaはザックリ削るのも結構大変なので、さらに細かい表現を施そうなどというのはちょっと厳しいものがあります。よほどワックスで表現を終了させておかないといけません。
そういう硬いemaxをどうしてもプレス後に形態修正をしなければならないということも、臨床なので当然あるわけで、そうなると切削材が問題になります。
サヤカではブレーデントのジルコニア用バーが良いというのは分かりますが、同じ能力で廉価なセラプロと jota のジルコニア形態修正用ポイントを使用しています。
もともとジルコニアを削る用に作られた商品なので、ジルコニア・セラミックやe.maxを扱われる医院では、チェアーサイドにあっても便利な商品だと思います。
2011年6月9日木曜日
最終回 2アウト 満塁
我が家の長男「亘」は中学3年生です。
小学校1年から野球をやり、小学生のときはピッチャーで4番を打っていました。
特に野球が上手いというわけではなく、背が高く少々持久力だけはある、というのが理由です。
6年生になり小学校生活最後の大会で、最終回2アウト満塁、一打逆転の場面で打順がまわってきました。
結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。。。
中学に入ってピッチャーからショートに転向し、あまり打てないにもかかわらず、4番を打つべき超級の同級生が「4番は責任が重いから嫌だ」という理由で1番に回り、またも亘は4番になりました。
中学からの大会は負けたら終わりです。
新人戦の1試合目、岩槻の野球場。
最終回2アウト満塁、一打逆転の場面でバッター亘。
結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。
つい先日6月4日の土曜日、息子の中学校生活最後の大会がありました。
北浦和の市立高校の隣の球場です。
第一回戦、相手は浦和実業中学校で、4番ショートの息子は凡フライばかりで全く打てなかったにもかかわらず、18対0の5回コールドで勝ちました。実質2対0くらいの試合でしたが、相手のミスの連続で点数が加算されたものです。
第二回戦は翌々日の6日月曜日に行われました。もちろん私は仕事です。
家内からメールで戦況を教えてもらっていました。
「2点入れられたよ」
「亘は凡フライ」
「2点追加された」
「ヒット数は同じくらい」
「亘は凡フライ」
「こっちはヒットが続かない」
「4対0のまま」
「4対0 最終回 2アウト 満塁 バッター亘」
なぬ? また・・・
一打同点の可能性を持った最後の打席。
なんでいつも節目節目の大きな大会の、最終回2アウト満塁で息子に打順が巡ってくるのか。
前日の日曜日も私とバッティングセンターに出かけ、たまに打つレフトオーバーを意識して軽快にバッティングを練習していました。
ふと息子の手を見ると、まともにバットなんて握れないだろう、というほど血で汚れていました。
バッティングセンターの「ホームラン・ボード」には亘の9号が輝いています。
別にビシビシ打てるというわけではないのですが、それだけ数打ってるということです。
ちなみに私は3号。。。
「もう大丈夫、明日は凡フライは打たないよ」
結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。。。
小学校1年から9年間、TVでプロ野球なんてまともに観たこと一度もないのに、自分では野球をやり通しましたが、さすがに最後の打席以降はかなり落ち込んでいました。
私は夜が遅く朝も子供より少し遅いため、平日はなかなか会えませんが、昨日の夜くらいから復活しているらしく、次の目標に向かって歩み始めたようです。
なんでも高校にいったら野球部に入って、ピッチャーを目指すとぬかしています。
人のことを見ていると「どの年齢でも、どんな状態でも」全て「経過」だということが分かります。
自分のことになると「今が結果」だと思ってしまいがちです。
子供に教え、教えられ そんな感じです。
小学校1年から野球をやり、小学生のときはピッチャーで4番を打っていました。
特に野球が上手いというわけではなく、背が高く少々持久力だけはある、というのが理由です。
6年生になり小学校生活最後の大会で、最終回2アウト満塁、一打逆転の場面で打順がまわってきました。
結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。。。
中学に入ってピッチャーからショートに転向し、あまり打てないにもかかわらず、4番を打つべき超級の同級生が「4番は責任が重いから嫌だ」という理由で1番に回り、またも亘は4番になりました。
中学からの大会は負けたら終わりです。
新人戦の1試合目、岩槻の野球場。
最終回2アウト満塁、一打逆転の場面でバッター亘。
結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。
つい先日6月4日の土曜日、息子の中学校生活最後の大会がありました。
北浦和の市立高校の隣の球場です。
第一回戦、相手は浦和実業中学校で、4番ショートの息子は凡フライばかりで全く打てなかったにもかかわらず、18対0の5回コールドで勝ちました。実質2対0くらいの試合でしたが、相手のミスの連続で点数が加算されたものです。
第二回戦は翌々日の6日月曜日に行われました。もちろん私は仕事です。
家内からメールで戦況を教えてもらっていました。
「2点入れられたよ」
「亘は凡フライ」
「2点追加された」
「ヒット数は同じくらい」
「亘は凡フライ」
「こっちはヒットが続かない」
「4対0のまま」
「4対0 最終回 2アウト 満塁 バッター亘」
なぬ? また・・・
一打同点の可能性を持った最後の打席。
なんでいつも節目節目の大きな大会の、最終回2アウト満塁で息子に打順が巡ってくるのか。
前日の日曜日も私とバッティングセンターに出かけ、たまに打つレフトオーバーを意識して軽快にバッティングを練習していました。
ふと息子の手を見ると、まともにバットなんて握れないだろう、というほど血で汚れていました。
バッティングセンターの「ホームラン・ボード」には亘の9号が輝いています。
別にビシビシ打てるというわけではないのですが、それだけ数打ってるということです。
ちなみに私は3号。。。
「もう大丈夫、明日は凡フライは打たないよ」
結果は空振り三振。 試合終了。 号泣。。。
小学校1年から9年間、TVでプロ野球なんてまともに観たこと一度もないのに、自分では野球をやり通しましたが、さすがに最後の打席以降はかなり落ち込んでいました。
私は夜が遅く朝も子供より少し遅いため、平日はなかなか会えませんが、昨日の夜くらいから復活しているらしく、次の目標に向かって歩み始めたようです。
なんでも高校にいったら野球部に入って、ピッチャーを目指すとぬかしています。
人のことを見ていると「どの年齢でも、どんな状態でも」全て「経過」だということが分かります。
自分のことになると「今が結果」だと思ってしまいがちです。
子供に教え、教えられ そんな感じです。
以前にもアップした動画ですが、このバッターが
たまにレフト超えを打つ4番亘です。
2011年6月8日水曜日
e.max 盲点
e.max
スプルーイングの場所に気を付けないと、スプルーの形状(丸型)の影のようなものが出来てしまい、特に白系のインゴットでステイン仕上げする前歯の場合は目立ちます。
プレスの圧が最後までかかる場所だからなのか・・・詳細は分かりませんが、スプルー線の径そのままの大きさの影のようなものです。
よーく見ないと見えません。
実物はもう少しハッキリ見えますが、撮影技術がないためか写真では写りきりません。
暗い影のような小さな丸に白い縁があります。
ステインで隠せることは隠せますが、やはり元々こういうものは無い方が良いです。
HT、Value、Opal と前歯をステインで仕上げるラインナップが揃ってきたからこそ、こういう細かいことを分かっていないと思わぬトラブルに繋がります。
スプルーの位置など、気を付けないとダメですね。
スプルーイングの場所に気を付けないと、スプルーの形状(丸型)の影のようなものが出来てしまい、特に白系のインゴットでステイン仕上げする前歯の場合は目立ちます。
プレスの圧が最後までかかる場所だからなのか・・・詳細は分かりませんが、スプルー線の径そのままの大きさの影のようなものです。
よーく見ないと見えません。
実物はもう少しハッキリ見えますが、撮影技術がないためか写真では写りきりません。
暗い影のような小さな丸に白い縁があります。
ステインで隠せることは隠せますが、やはり元々こういうものは無い方が良いです。
HT、Value、Opal と前歯をステインで仕上げるラインナップが揃ってきたからこそ、こういう細かいことを分かっていないと思わぬトラブルに繋がります。
スプルーの位置など、気を付けないとダメですね。
青山田中歯科医院 その2
2011年6月7日火曜日
e.max LT その2
試し焼きを参考に、隣接、唇舌ともに前回より多め削ります。
ウォッシュ後、歯冠色、透明、内部ステインと重ね、エナメル色を盛って焼成します。
焼成ですが、何らかの理由でセラミックをピンに立てられず、ファイリングピローに乗せて焼くことがあるかもしれませんが、これはやめた方が良いと思います。
ピンに立てて焼いたものと、ファイリングピローに寝かせて焼いたものとは、透明感に大きな差となって現れます。ファイリングピローに乗せたものは通常スケジュールで焼成するとカロリー不足になりがちです。少なくともピンに立てたものとは大きな差となります。
なので面倒でもイチイチObject Fixを利用してピンに立てることを、おすすめします。
形態修正をして、表面をシリコン(私はPBポイント)で2層の差が無くなるようにキレイにします。
マニュアルにあるようにセラミックの使い残しを使って、シリコンの粒子を擦り取るよう揉みまくります。ステインの乗りも良くなります。
さっとステインして
完成です。
透明感は満足できる仕上がりになりました。
私の写真技術では、この環境で透明感を写しだすのは難しいです。
見えるでしょうか。。。透明感
ベースに2ケイ酸リチウムセラミックLTと、e.maxセラムの2層構造ですが、見た目からは全く分かりません。
e.max LT
。。。 e.max 。。。
HT (高透明度) ステイン法
Value (中透明度) ステイン法
OPAL (高透明度) ステイン法(主にべニア)
LT (低い透明度) 半築盛法(切端1/3を築盛)
MO (中透明度) 築盛法
HO (不透明) 築盛法
こうラインナップされていますが、ステイン法で用いられるのは、今はHTが多いと聞きます。
LTは不透明過ぎて築盛しないとダメだし、HTでは下顎前歯などで暗く見えすぎるという意見も多く、中間透明のものとしてValueが出てきたということですが、選択肢が多いということは良いことも多い反面、術者を悩ます種にもなります。
(例えば埋没をなるべくまとめようと考えるときも、プレスするインゴットの種類が多いと、まとまる確率が下がってしまいます)
今回のケースは下顎6前歯、元はテトラサイクリン歯、
メタルコアは無いものの、歯頸部付近は支台の着色も濃く透明度の高いインゴットは使用できず、かといってHOから色を出すクリアランスも歯頸部付近は無いというものです。
Valueで大丈夫か、LTで切端盛ったほうが良いものか・・・
悩みに悩んだ末、歯頸部付近の着色を覆う意味と、下顎前歯のため暗くなることを嫌ってLTインゴットを使うことを決めました。
LTインゴットは半築盛で切端寄り1/3を築盛するため、表層の質感も1/3で変わります。
物性も歯頸部2/3は400Mpaで切端1/3は100Mpa前後となります。
上に列記したインゴットでは、上から3つ【HT Value Opal 】はインゴット自体に艶がありステインで仕上げて~とインゴットが言っている雰囲気があります。
下3つ【LT MO HO】はインゴット表面は艶艶しておらず、築盛して仕上げて~という雰囲気があります。
左がLTで右が艶々のステイン用です。
歯冠回復をして、LTをキャスト。スプルーを削りコンタクトを調整したところ。
とりあえず試し焼きということで
マニュアルにあるように1/3を削ってウォッシュ焼成後、歯冠色と透明陶材、わずかに内部ステインを施して、エナメル色陶材を築盛してみました。
すると、あまり透明感が感じられず、自然観が表現できていないレベルでした。
実は以前もLTを使ったケースで透明感の演出が難しいというイメージがあったので、今回も試し焼きをしてみたものです。以前はとくに犬歯と小臼歯だったので、なおさらなのかもしれません。
(ここは撮影し忘れました)
上顎前歯の場合は逆に透明感が出やすいというイメージがあります。
emax LT その2 へ
HT (高透明度) ステイン法
Value (中透明度) ステイン法
OPAL (高透明度) ステイン法(主にべニア)
LT (低い透明度) 半築盛法(切端1/3を築盛)
MO (中透明度) 築盛法
HO (不透明) 築盛法
こうラインナップされていますが、ステイン法で用いられるのは、今はHTが多いと聞きます。
LTは不透明過ぎて築盛しないとダメだし、HTでは下顎前歯などで暗く見えすぎるという意見も多く、中間透明のものとしてValueが出てきたということですが、選択肢が多いということは良いことも多い反面、術者を悩ます種にもなります。
(例えば埋没をなるべくまとめようと考えるときも、プレスするインゴットの種類が多いと、まとまる確率が下がってしまいます)
今回のケースは下顎6前歯、元はテトラサイクリン歯、
メタルコアは無いものの、歯頸部付近は支台の着色も濃く透明度の高いインゴットは使用できず、かといってHOから色を出すクリアランスも歯頸部付近は無いというものです。
Valueで大丈夫か、LTで切端盛ったほうが良いものか・・・
悩みに悩んだ末、歯頸部付近の着色を覆う意味と、下顎前歯のため暗くなることを嫌ってLTインゴットを使うことを決めました。
LTインゴットは半築盛で切端寄り1/3を築盛するため、表層の質感も1/3で変わります。
物性も歯頸部2/3は400Mpaで切端1/3は100Mpa前後となります。
上に列記したインゴットでは、上から3つ【HT Value Opal 】はインゴット自体に艶がありステインで仕上げて~とインゴットが言っている雰囲気があります。
下3つ【LT MO HO】はインゴット表面は艶艶しておらず、築盛して仕上げて~という雰囲気があります。
左がLTで右が艶々のステイン用です。
歯冠回復をして、LTをキャスト。スプルーを削りコンタクトを調整したところ。
とりあえず試し焼きということで
マニュアルにあるように1/3を削ってウォッシュ焼成後、歯冠色と透明陶材、わずかに内部ステインを施して、エナメル色陶材を築盛してみました。
すると、あまり透明感が感じられず、自然観が表現できていないレベルでした。
実は以前もLTを使ったケースで透明感の演出が難しいというイメージがあったので、今回も試し焼きをしてみたものです。以前はとくに犬歯と小臼歯だったので、なおさらなのかもしれません。
(ここは撮影し忘れました)
上顎前歯の場合は逆に透明感が出やすいというイメージがあります。
emax LT その2 へ
2011年6月6日月曜日
マウントクリッパー M・T
精密な咬合器装着は使い方に気を付けなければいけませんが、TEKや保険の技工物を簡単に咬合器装着したいときなどに、とても重宝します。
サヤカではBOSCH社のホットボンダーをメインで使用していますが、簡単な咬合器装着はこれが便利です。前準備、後処理などが必要なく、思った直後に装着可能ですw
発売元 「エース歯材社」
咬合器マウントクリップ 「M・T マウントクリッパー」
青山田中歯科医院
今年の3月に、蕨戸田歯科医師会主催の青山田中歯科医院・田中武先生による「日常臨床における咬合の考え方・与えかた」というセミナーに参加し、このブログで紹介させていただきました。
こちら
人間が持っている恒常性(ホメオスタシス)を利用した咬合誘導を基本とされているようで、前回のセミナーで紹介されていた臨床ケースからも、その成果は目を見張るものがありました。
私見ではありますが、文明の発達によるものか、色々な意味で人間の抵抗力は低下しているのではないかと感じますし、結果としてアレルギー、ストレスなど自律神経失調症のような「よくわからない」病が増えているのではないかとも思っています。
今とこれからの歯科治療においては、咬み合せ治療が出来る出来ないというのは、医院の決定的な差別化に繋がるものと考えていますし、だからこそサヤカでも咬み合せセミナー等には積極的に参加させていただいています。
前回のブログでは「6月の総会」と紹介しましたが、その総会が今月の26日に実習を伴った講習会形式で行われる予定になっているのではないかと思います。(3月の時点での予定)
前回のセミナーで同伴させていただいた浦和の先生は26日の総会には出席できないということなので、私の出席する術がなくなってしまいましたが、なんとか参加させていただき、勉強させていただけたらと思っています。
田中先生ですが、医院のHPを今年の4月にリニューアルされたそうです。 こちら
爽やかなTOPページからの展開も整然としていてきれいですが、なにより文章の書き方が抜群で読んでいてとても分かりやすい内容になっています。
こちら
人間が持っている恒常性(ホメオスタシス)を利用した咬合誘導を基本とされているようで、前回のセミナーで紹介されていた臨床ケースからも、その成果は目を見張るものがありました。
私見ではありますが、文明の発達によるものか、色々な意味で人間の抵抗力は低下しているのではないかと感じますし、結果としてアレルギー、ストレスなど自律神経失調症のような「よくわからない」病が増えているのではないかとも思っています。
今とこれからの歯科治療においては、咬み合せ治療が出来る出来ないというのは、医院の決定的な差別化に繋がるものと考えていますし、だからこそサヤカでも咬み合せセミナー等には積極的に参加させていただいています。
前回のブログでは「6月の総会」と紹介しましたが、その総会が今月の26日に実習を伴った講習会形式で行われる予定になっているのではないかと思います。(3月の時点での予定)
前回のセミナーで同伴させていただいた浦和の先生は26日の総会には出席できないということなので、私の出席する術がなくなってしまいましたが、なんとか参加させていただき、勉強させていただけたらと思っています。
田中先生ですが、医院のHPを今年の4月にリニューアルされたそうです。 こちら
爽やかなTOPページからの展開も整然としていてきれいですが、なにより文章の書き方が抜群で読んでいてとても分かりやすい内容になっています。
2011年6月3日金曜日
クアサープラス quasar plus
スポット溶接機能付き赤外線ロー着装置、クアサープラスです。
今日サンキンさんがいらしたときに紹介していただきました。
赤外線電磁波による高熱エネルギーを利用して簡単な操作でスピーディなロー着ができ、構造均質性を実現させ、高い機械的強度が得られるそうです。
これまで難しいとされていたコバルトのロー着も簡単に行え、そのロー着強度もかなりのもののようです。
ヨーロッパでは主流のコバルトボンドも、日本ではコバルトを鋳造、あるいはスキャンしてプラントで削り出してもらうなどが出来ない環境のほうが一般的で、なかなか広まりをみせません。
金属床では一般的なコバルトも、立ち位置を変えると攻撃される的にもなりえます。
今月には新たにバイオコバルトも発表されたりするようですし、コバルトの進出はソコココで聞かれます。
とすると、このクアサープラスのようなロー着装置も、活躍の場が増えるのかもしれません。
今日サンキンさんがいらしたときに紹介していただきました。
赤外線電磁波による高熱エネルギーを利用して簡単な操作でスピーディなロー着ができ、構造均質性を実現させ、高い機械的強度が得られるそうです。
これまで難しいとされていたコバルトのロー着も簡単に行え、そのロー着強度もかなりのもののようです。
ヨーロッパでは主流のコバルトボンドも、日本ではコバルトを鋳造、あるいはスキャンしてプラントで削り出してもらうなどが出来ない環境のほうが一般的で、なかなか広まりをみせません。
金属床では一般的なコバルトも、立ち位置を変えると攻撃される的にもなりえます。
今月には新たにバイオコバルトも発表されたりするようですし、コバルトの進出はソコココで聞かれます。
とすると、このクアサープラスのようなロー着装置も、活躍の場が増えるのかもしれません。
ノーベルさん サンキンさん
今日は午後からノーベルさんがみえました。
ノーベルからは最近は忙しくてとんと自転車に乗れていないという佐々木さんと、免停で身動きの取れない山本さんと、昔はラガーで筋骨隆々だった室塚さんです。
気を許して話していると、彼らは業界屈指のプロセールスマンたちですので、あっという間に時間が過ぎてしまいますし、下手をすると何か契約しちゃっているかもしれません。。。
気が付くとサンキンさんと約束していた時間になってしまいました。
サンキンからは、見た目とは違ってお茶目な鈴木さんと、インプラントパーツのスペシャリスト安藤さんです。
サンキンさんは。。。
大学病院で7年前に入れたフリアリット2によるインプラント・オーバーデンチャーが口の中でちゃんと機能しておらず、あらためて補綴をやり直したい、という患者さんへの対応を教えにきてくれました。
その歯科医院はインプラントを取り扱っておらず、サンキンさんと私どもでサポートしながら治療を進めていきます。
最初は何のインプラントが入っているのかさえ分からず、大学病院へ確認するところからスタートでした。
先日もこのブログで書きましたが、こういったときに「歯科クラウド」「インプラント・クラウド」などがあると便利だろうなと思います。
ノーベルからは最近は忙しくてとんと自転車に乗れていないという佐々木さんと、免停で身動きの取れない山本さんと、昔はラガーで筋骨隆々だった室塚さんです。
気を許して話していると、彼らは業界屈指のプロセールスマンたちですので、あっという間に時間が過ぎてしまいますし、下手をすると何か契約しちゃっているかもしれません。。。
気が付くとサンキンさんと約束していた時間になってしまいました。
サンキンからは、見た目とは違ってお茶目な鈴木さんと、インプラントパーツのスペシャリスト安藤さんです。
サンキンさんは。。。
大学病院で7年前に入れたフリアリット2によるインプラント・オーバーデンチャーが口の中でちゃんと機能しておらず、あらためて補綴をやり直したい、という患者さんへの対応を教えにきてくれました。
その歯科医院はインプラントを取り扱っておらず、サンキンさんと私どもでサポートしながら治療を進めていきます。
最初は何のインプラントが入っているのかさえ分からず、大学病院へ確認するところからスタートでした。
先日もこのブログで書きましたが、こういったときに「歯科クラウド」「インプラント・クラウド」などがあると便利だろうなと思います。
ジルコニア か e.max か
「どちらを選択するかはラボで判断してください」
もちろん最初の指示はいただきますが、支台歯、クリアランス、連結、本数などの条件によって問題が生じ、先生に判断を仰ぐと、最終的にはこのようになることも稀にあります。
ジルコニアの最大の利点はフレーム材の強度であり、連結に制限がないことだと思います。
欠点は機械にダメだと言われると作りようがないため、支台歯の平行性と印象採得にシビアになっていただかなければならないことでしょうか。
特にに支台歯の数が増えるとなおさらです。
e.maxの利点はインレー、ラミネート、クラウンと色々なケースに幅広く対応できるということと、ロストワックスによる製作方法のため、形成や印象の少々のエラーを技工士の経験と技術でカバーできることだと思います。
欠点というか出来ないことは、大臼歯を含む(正確には第二小臼歯含む)Brが出来ないことと、連結冠が出来ないということでしょうか。
連結やブリッジを含む大型の補綴は選択の余地はなくジルコニアになりますが、それ以外の場合はジルコニアで作る予定だったものがe.maxに変更になることが結構あります。
すすんでe.maxをすすめている訳ではありませんが、前述したように「少々のエラーを技工士の経験と技術でカバーできる」ということが、ジルコニア予定がe.maxに変更になる大きな理由です。
もちろん最初の指示はいただきますが、支台歯、クリアランス、連結、本数などの条件によって問題が生じ、先生に判断を仰ぐと、最終的にはこのようになることも稀にあります。
ジルコニアの最大の利点はフレーム材の強度であり、連結に制限がないことだと思います。
欠点は機械にダメだと言われると作りようがないため、支台歯の平行性と印象採得にシビアになっていただかなければならないことでしょうか。
特にに支台歯の数が増えるとなおさらです。
e.maxの利点はインレー、ラミネート、クラウンと色々なケースに幅広く対応できるということと、ロストワックスによる製作方法のため、形成や印象の少々のエラーを技工士の経験と技術でカバーできることだと思います。
欠点というか出来ないことは、大臼歯を含む(正確には第二小臼歯含む)Brが出来ないことと、連結冠が出来ないということでしょうか。
連結やブリッジを含む大型の補綴は選択の余地はなくジルコニアになりますが、それ以外の場合はジルコニアで作る予定だったものがe.maxに変更になることが結構あります。
すすんでe.maxをすすめている訳ではありませんが、前述したように「少々のエラーを技工士の経験と技術でカバーできる」ということが、ジルコニア予定がe.maxに変更になる大きな理由です。
2011年6月2日木曜日
残念!
長女が近所の歯科医院へ治療に通っていました。歩いて2、3分のところの歯医者さんです。
それまでは私の知り合いの先生のところで治療してもらっていましたが、数年前から部活の時間の都合で近所の新しい歯科医院に変えたものでした。遅くまでやっているので・・・
今年から時間がとれるようになったため、最近になって新たに元の歯科医院に通うようになったのですが、近所の歯科医院で治療された第二大臼歯が治療途中のまま被せられていることが分かりました。もちろんすぐに再治療をしていただけたそうです。
レントゲンも見せてもらいました。
近所の歯科医院は数年前に新しくできた歯科医院で、看板の色使いや造りが上手で病院の見た目からは、爽やかさ、真面目さが伝わってくるものがあります。待合室には多くの修了証なども飾ってあり、優良歯科医院の演出、雰囲気は満点です。
上手い下手という差なら仕方ありませんが、こういう詐欺のような治療の実態が分かってしまうと残念です。
それまでは私の知り合いの先生のところで治療してもらっていましたが、数年前から部活の時間の都合で近所の新しい歯科医院に変えたものでした。遅くまでやっているので・・・
今年から時間がとれるようになったため、最近になって新たに元の歯科医院に通うようになったのですが、近所の歯科医院で治療された第二大臼歯が治療途中のまま被せられていることが分かりました。もちろんすぐに再治療をしていただけたそうです。
レントゲンも見せてもらいました。
近所の歯科医院は数年前に新しくできた歯科医院で、看板の色使いや造りが上手で病院の見た目からは、爽やかさ、真面目さが伝わってくるものがあります。待合室には多くの修了証なども飾ってあり、優良歯科医院の演出、雰囲気は満点です。
上手い下手という差なら仕方ありませんが、こういう詐欺のような治療の実態が分かってしまうと残念です。
ゴースト 【映画】
映画は観る方だと思います。
週末もそれなりに忙しかったのですが、多少寝る間も削りつつ映画を観ました。
その中の一つに「ゴースト もう一度抱きしめたい」がありました。
私が20代のときオリジナル版1990年の「ゴースト ニューヨークの幻」を観て、これほど感動するのかというほど感動したのを覚えています。感動のあまりビデオを借りてみたところ、二度目以降はそれほどでもないというのも覚えていますw
そんな思い出のなか、DVDを借りて「ゴースト もう一度だきしめたい」を観たのですが、松嶋菜々子の演技、平井堅の唄、樹木希林の演技など画面に吸い込まれる思いで観ることが出来ました。
大よそのストーリーは分かっているにもかかわらず、とても良い気持ちにさせてもらえました。
私は洋画を日本語吹き替えで観るようにしています。
夜中に見るときは音を大きくできないので、残念ながら「字幕」で観ます。
映画はきっと全部を観てもらいたいと思って作るのだろうと思いますし、私が映画監督だったら、やはり細部にも拘るところは拘ると思うのです。
とすると、読み取るために字幕を懸命に読んでいても、伝わるものも伝わらず、見なければならないモノも見えないのでは?ということで、洋画は吹き替えが基本です。
それでもDVDなどを借りたときは両方で観たりするのですが、過去に見た中で絶妙な吹き替えがされていた映画といえば「マディソン郡の橋」です。
旦那さんの車の助手席で、ドアを開けて行ってしまおうかと考えながらも思いとどまるフランチェスカに旦那さんが「どうした?」と問われたときに答えたあの言葉。。。
もしそのシーンを観る機会があったら、字幕と吹き替えの両方をご覧ください。
全く違うものです。
なんていう映画の楽しみ方もしています。
週末もそれなりに忙しかったのですが、多少寝る間も削りつつ映画を観ました。
その中の一つに「ゴースト もう一度抱きしめたい」がありました。
私が20代のときオリジナル版1990年の「ゴースト ニューヨークの幻」を観て、これほど感動するのかというほど感動したのを覚えています。感動のあまりビデオを借りてみたところ、二度目以降はそれほどでもないというのも覚えていますw
そんな思い出のなか、DVDを借りて「ゴースト もう一度だきしめたい」を観たのですが、松嶋菜々子の演技、平井堅の唄、樹木希林の演技など画面に吸い込まれる思いで観ることが出来ました。
大よそのストーリーは分かっているにもかかわらず、とても良い気持ちにさせてもらえました。
私は洋画を日本語吹き替えで観るようにしています。
夜中に見るときは音を大きくできないので、残念ながら「字幕」で観ます。
映画はきっと全部を観てもらいたいと思って作るのだろうと思いますし、私が映画監督だったら、やはり細部にも拘るところは拘ると思うのです。
とすると、読み取るために字幕を懸命に読んでいても、伝わるものも伝わらず、見なければならないモノも見えないのでは?ということで、洋画は吹き替えが基本です。
それでもDVDなどを借りたときは両方で観たりするのですが、過去に見た中で絶妙な吹き替えがされていた映画といえば「マディソン郡の橋」です。
旦那さんの車の助手席で、ドアを開けて行ってしまおうかと考えながらも思いとどまるフランチェスカに旦那さんが「どうした?」と問われたときに答えたあの言葉。。。
もしそのシーンを観る機会があったら、字幕と吹き替えの両方をご覧ください。
全く違うものです。
なんていう映画の楽しみ方もしています。
2011年6月1日水曜日
ジェニオン 10本
何度も書きますが。。。
例えば高さ設定に問題がありスキャンが中止したときや、スキャンが終了し次の模型の設定を促すときには「お知らせ音」が欲しいです。
また、アンダーカットなどがあり発注出来ないような場合はスキャン中に判断してもらえると助かります。これは模型の下準備に問題があるのは分かりますが、ギリギリ大丈夫かな?と思いスキャンしたとき、フレーム設計の画面までになって泣きをみるので、出来れば傷の浅いうちに教えてもらえると助かります。
そんな話を今日、免停で身動きの取れない山本さんに伝えたところ、要望としてあげておきますと言ってくれました。
まぁ通らないでしょうがw
ブログを見て
以前にこのブログで、技工士学校の先輩(1期)で、開業されて頑張っている古郡さんという方がいると紹介しました。
もともと古郡さんはサヤカにPIBインプラントのケースを見学に何度か来ていましたが、その時に折に触れジルコニアやe.maxの話をさせていただき、以来ご自分の取引先の歯科医院から、e.maxの仕事をサヤカに持ってきていただいています。類まれな営業上手のようです。
そして今日の古郡さんの話によれば、先日スカイデンタル(古郡さんのラボ名)に昔勤めていた方が突然訪ねて来たそうです。何でも、このブログを見て古郡さんのところに行けばe.maxが見られると思った、とのことです。
たまたまサヤカから納品させていただいたe.maxがあり、また古郡さん自身の右上5番にもサヤカで製作したe.maxのクラウン(ステイン)がセットされていて、現物を見せることが出来たとおっしゃっていました。
このブログを見て、「e.maxにたどり着く」ということがあるんですね。
それはそれで凄いことだなと思いました。
もともと古郡さんはサヤカにPIBインプラントのケースを見学に何度か来ていましたが、その時に折に触れジルコニアやe.maxの話をさせていただき、以来ご自分の取引先の歯科医院から、e.maxの仕事をサヤカに持ってきていただいています。類まれな営業上手のようです。
そして今日の古郡さんの話によれば、先日スカイデンタル(古郡さんのラボ名)に昔勤めていた方が突然訪ねて来たそうです。何でも、このブログを見て古郡さんのところに行けばe.maxが見られると思った、とのことです。
たまたまサヤカから納品させていただいたe.maxがあり、また古郡さん自身の右上5番にもサヤカで製作したe.maxのクラウン(ステイン)がセットされていて、現物を見せることが出来たとおっしゃっていました。
このブログを見て、「e.maxにたどり着く」ということがあるんですね。
それはそれで凄いことだなと思いました。
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