先日アマゾンから購入した宮部みゆきの「火車」を読みました。
並行して読んでいたのが加藤廣の「秀吉の伽」と小林よしのりの「天皇論」ですが、秀吉の伽は上中下の3冊からなる物語になっていて現在3冊目の途中、天皇論は一通り流したあとの読み直し中というところで、それなりに読んでいるつもりですが目立って進まないようです。
火車は題名からは推察できない内容になっていますが、その中身には充分楽しませてもらえました。
親戚の男のフィアンセが失踪し、刑事が一般人としてその足跡を追う中で、想像することも出来ない事実が明るみになっていくというものです。
キーワードは自己破産だったりしますが、自己破産というと私もやはり本人の自覚の問題だと考えていましたが、丸井のカードから始まったクレジットの歴史などを弁護士の立場から説明している部分を読む中では、社会のシステムにもそれ以上の問題があったと考え直すことも出来ました。
模倣犯は1、2、3・・と長いので、とりあえず置いておいて、続いては「理由」を読んでみます。
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