2012年4月2日月曜日

週末にアチコチと (1)

土曜日は東京都立貿易センターで催された「こころとからだの健康フェスタ」に行ってきました。


色々な立場の人たちが思い思いの、というと失礼かもしれませんが、人が健康になるためにというテーマに則って様々なモノを展示し、実演していました。

「体を温めるために」「マッサージ効果を上げるために」「栄養バランスをとるために」などなど、健康という漠然としたテーマですから一部想像を超えるものもあったりし、色々な意味でも楽しめました。

夕方から用事があったため、あまりゆっくりはしていられませんでしたが、3F4Fの2フロアー貸切の割には、歯科(咬み合せ)に関係するブースは一つだけしかなく、少々ガッカリすると同時に,
「歯科」から健康につなげる道は業界にいればそれなりに耳にしますが、「健康」から歯科につなげる道をもっと模索できるのではないかな?という気もしました。

この健康フェスタに行った目的の一つに、陰山先生のセミナーを拝聴するというものがありました。
『和合医療(西洋・東洋、医科・歯科)と健康&代替療法』陰山康成先生

陰山先生の話は「歯科」に偏ったものではなく、医療人としての意見が殆どだったように感じました。話す相手が一般の人がほとんどだから歯科に偏った話はあまり無く感じましたが、原発による子供たちの心と体の変化や、それらをどう捉えて、どう対応していかなければならないか、西洋医学の限界と深層心理の体に及ぼす影響、などはとても興味深く聞くことが出来ました。歯科についてはチタンインプラントはアレルギーの問題があるのでといってジルコニアインプラントについて語っていました。

チタンはパッチテストではアレルギー反応は出ませんが溶出してからのものでは、チタンアレルギーが現実に起こっていますし、そのことに関しては先だってのインプラントCAD/CAM学会でも問題提起されていた先生もいました。

インプラントマテリアルはその製造方法も含め、これからはどうなっていくのやら、と思います。



陰山先生も触れていましたが、医科というと日本では特に西洋医学がもてはやされますが、世界的に見れば、また病気で悩む患者の現実を見れば西洋医学では薬すら出すことも出来ず、東洋医学を取り入れなければ何も出来ない、問題の本質に近づけないということが多々あるそうです。
具体的には書きませんが、東日本大震災後にも福島などでは「そういった患者だらけ」だとも聞きました。







【おまけ】




2つの写真は心拍などからストレスチェックをした結果です。1回につき3分弱の計測を必要とします。一枚目のものは会場で散策している流れのまま計測してもらい、二度目は「頭蓋骨矯正」と「整体」をしてもらった直後に計測したものです。一度目と二度目の間隔は40分程度です。

このチェックの答えである「健康度」の数値は19も下がっていますが、要は何が変わったかということですが、拡大してみていただくと分かるように「アクティブではなくなった」ということです。緊張状態が一気にほぐされた、ということです。

自分の感覚としては全くそう感じていませんでしたが、数値で明確に出されると、なるほどなぁと感心してしまいました。




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