2012年4月2日月曜日

週末の本の話

最近はやらなければならないことが山積しているため、なかなか本に手が届きません。

我ながら「自分にはメモリーが足りない」と実感しています。

山崎豊子は内容的に読み進められず、東野圭吾に浮気しながらも「宮部みゆき風じゃないか!」と怒ってみたりw、今は先月末に越久村先生に教えていただいた「おそろし -三島屋変調百物語事始」を読んでいます。


宮部みゆきの作品ですが、時代小説です。

学生の頃に歴史を教わっている頃は、私の中の「昔」は静止画でした。
時代小説は藤沢周平の蝉しぐれから始まり、司馬遼太郎なども読みまくるようになって、私の中の「昔」が動画になってきました。

静止画の昔は人口そのものが少なく、人の感情がなく、事柄だけが通り過ぎていましたが、昔を知り感じるようになって、人々の声が聞こえ、動きを感じるようになり、事柄を共感出来るようになりました。


だから私は時代小説も大好きです。

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