2012年11月20日火曜日

インプラント イミディエート その3

その1
その2 からの続きです


アンカーピンと後方の残存しを頼りに模型に戻し、ガム色を盛り付けていきます。



 
 おおよその形が見えてきました
 
 口腔内において、3Mのプロテンプでシリンダーと固定していくため
プロテンプの流れる道をつくっておきます

 ラボサイドでの準備完了
 
 
 
 
プランはプランとして、オペにはそれぞれドラマがあるそうです
そういうときの対応力が差なのかもしれません
 

口腔内でプロテンプによる固定が終わったもの
 
ここから必要な部分を残し、不要な部分を削っていきます
与えられた時間は「後方にインプラントを2本追加するから、その間に仕上げてください」です
 
 
 
フラップの縫合があるので、粘膜からは一層削ってあります
 
装着直後、調整前
 
 


インプラント治療にも色々ありますが、All-on-4のように即時荷重を前提とした術式は、メーカーのサポオートを含めたチームアプローチが、それぞれの力を惜しみなく出し合って成し得るものではないかと感じます。

イミディエート・ローディングが全てに勝るなどとは思っていませんし、ディレートならではの利点も沢山あると思いますが、「イミディエート・ローディングが出来る」ということは「出来ない」ことよりも多くのことが分かっていなければなりませんし、出来なければなりません。

私はインプラント・オペの空気感がどうも苦手ですが。。。
今回のイミディエート・ローディングでの立ち会いは緊張しましたし、学ぶことが多かったです。

ざっくり、それでも的確に表現すれば
今後の、どのようなインプラント技工にも大きく影響する、というものです。



オペから一ヶ月ちょっと経過した12月26日の状態です  
こちらで紹介しています
 


その4

技工担当  小林 恩田
 
 
 

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