2010年11月12日金曜日

生体親和性

近年歯科専門誌やHP、商品を説明するチラシ、パンフレット、リーフレットに至るまで、「生体親和性に優れた」という言葉が目に付きます。

「生体親和性に優れ」という文言はジルコニアにも使われますし、e.maxにも使われますし、金合金、コバルトクロムにも使われます。

そうなると歯科材料において生体親和性に優れたということは、どういうことなのかな?
と疑問に感じてしまいます。

あちこち調べてみると、どうやら「生体親和性に優れる=アレルギーを起こしづらい」というところに落ち着くようです。

金属アレルギーは金属から溶出した金属イオンが、体内のタンパク質と結合・変化してアレルゲンとなることで生じるアレルギー反応で、それらは体質・年齢などによる個人差が大きく、体調の影響も受けるもの、らしいです。

ですから、その「モノ」がアレルゲン(原因物質)になるわけではないので、とりあえず「モノ」は比較的アレルギーになりやすい物質ではありませんよ、という程度のものなのでしょうか。

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