サヤカのO氏のもとにN●Kから受信料の請求がありました。
これまでの「払ってください」のような軽い姿勢ではなく、強行突破の様相だったそうです。
群馬の実家から出てきて独り暮らしをしていた本人は、払う気があるとか無いなどというものではなく、もともと自動振替になっておらず、また普段から家には居ない状態が常だったので、「払う環境を逸していた」というものだったと言います。
もちろん、だからこそ今回の請求に対しては「それでしたら払いますので」と対応したというのですが、その金額はなんと11年分で18万円とのこと。。。
これはちょっと厳しいですね。
それでもカード決済ですぐに対応したというのだから、潔さは満点です。
N●Kも相次ぐ不祥事などで、色々大変なのかもしれません。
結局はお国のやることですから、死んでも国家として成り立たせるよう意地を張らなければ秩序がなくなってしまいます。
子供の給食費を払わないアホな親もいたりしますが、勝手な理屈を頭でこしらえて社会通念上の常識を逸脱することは良いことではありません。主張するなら市議、県議、国会議員と立候補でもして法を変えれば良いのです。体の良いとはいえ、法治国家ですから。
以前に技工所では従業員のために年金に入っていないオーナーが多いと書きましたが(
コチラ)、それも同じようなことです。「どうせ年金なんてもらえない」「払った年金の6割以上は公務員の人件費」などなど色々ありますが、現実に年金が払えなくなるという体制は、戦争などでもない限り、やはり国家として取れないものだと思います。ですから今朝の新聞でも2015年までに消費税10%の記事が出ていました。ヨーロッパのように高い消費税率(
コチラ)にすると、随分と環境も変わるかもしれません。そのときになって加入しようとしても遅いというものです。むしろこれらを言い訳にして悪用しているのは、技工所のオーナーだと思います。
どうせもらえないモノにお金を払うのは無駄でしょ?と従業員を説き伏せて、機材の新調と自分の口座が膨らむようにしています。
厚生年金も常に働く人が5人以上いる会社では義務です。
決められたことは守って払うものは払い、受け取れるものは受け取るというルールを都合の良し悪しでやっていたら、まるで徳川体制の末期のようです。
払うものを払って体制を維持することに貢献しているからこそ、大口も叩けるというものです。私たちも国家運営の参加者として、構成要素の一員として、年金がどうの税金がどうのと言える、普通の社会人でありたいものです。
サヤカでは厚生年金ですし、退職金共済も加入しています。
だからこそ、O氏も苦虫を噛み潰す思いをしながらも、潔く払うというものです。