2011年9月20日火曜日

ダメダメな週末

先日書いた流れのまま土曜日は朝から取り組んだ作業が自爆で失い、丸一日勿体無い時間を費やしてしまったので、せめて日曜日は気晴らしにと思い、朝から勇んで独り車で出かけるも、高速の入り口付近の電光掲示板では何処も渋滞情報で溢れていました。

ここら辺がつまらない男なのだろうと思いますが、だったらということで仕事場に行き、中途半端だった仕事をやってしまい少々気分が晴れましたw

ここ数か月ですが、夜に横になっても頭のポジションが定まらずにいました。どうやら首と肩の張りからくるものだろうと思っていたので、夕方からは人生初のタイ式マッサージを受け、あまりの痛さに「うっ」と呻き声をあげそうになるのをこらえながら、それでも120分タップリとほぐしてもらい、翌日に心配していた「凝り返し」もそれほどでもなく、多少サッパリすることが出来た感じです。

月曜日こそはと思っていましたが、私が出かけると息子が独りになってしまうということで、せめて昼食を食べるまでは一緒にいなければと思い、昼まで本を読んで大宮の三橋にあるラーメン屋に行きました。

ラーメンを食べ終わり、二人で雑談をしていると、店の奥のほうから4人組の男性が出てきました。
先頭の男の人を見た瞬間「ん? 普通の人じゃない。 SPかな?」と思いました。
なんででしょうね? 鈍感な私でも瞬間的に分かりました。

4人組の3人目に歩いていたのは枝野幸男 経済産業大臣でした。
東日本大震災時の官房長官と言った方が馴染みが深いかもしれません。

枝野さんと目が合い、私は反射的に「どうも」と言った感じで頭を下げると、枝野さんも「だれ?」みたいな顔はせず、軽く微笑みながら会釈してくれました。
枝野さんは栃木の人で大学は東北大学ですが、事務所は私の家の近くにありますし、私の家の前の自動販売機には「枝野ゆきお」というポスターが一年中貼られています。
ですから、私も息子もある意味「一方的な知り合い」気分でいたのかもしれませんw


午後からは気晴らしに少しでも出かけるぞ!の思惑通りにはいかず、なぜか読み終わった本の次の本を探しに、近くの本屋へ行きました。。。




河井継之助の「峠」に続き、昨日読み終えたのは、江藤新平の「歳月」です。
江藤新平の生き様、あるべき国家を具現化する能力も凄かったですが、維新後内戦の首謀者を死刑にしたことのないなか、江藤を惨殺すべく、佐賀の乱から惨殺刑を総演出した大久保利通という人について、深く考えさせられました。


ちなみに、昨日本屋で購入した本は4冊で、うち2冊は「悼む人」という直木賞の作品です。
なかなか面白く、昨夜のうちに結構読み進んでしまいました。

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